場所:露店出店場】by ロンド [ 場所説明 ]
◆広場 > (街の象徴である時計台のそびえる広場はハーツの姿を見送った…)
ハーツ > ……どーなるかな、アイツ。(黒猫は、少年とは別の道へ……裏路地へと、消えて行った。 先に宿に戻らねばなるまいと。 ……店主も店先へと戻って行き、後に残るのは喧騒の跡のみ――)
ハーツ > (やがて、闇に溶けていく少年の影。 ……唯一、残されたのは)……これ、アタシが代わりに買っておいてもいいかな。(黒猫のみ。 ……何時の間にか、少年が落としていた銀貸を手渡して、突如の思念に狼狽する店主から指輪を引っ手繰っていく)
ハーツ > (……足音が遠ざかっていくのを確認して。 そのまま、歩き去ろうとする。 ……背後から、店主の言葉が聞こえてきたが。『本当にいいのか』と)……僕に、それを渡す資格はないから……(やはり背を向けたまま、静かに紡ぐと……足早に、歩いていく)
◆広場 > (街の象徴である時計台のそびえる広場はオームの姿を見送った…)
オーム > 嗚呼、解った(少年の言葉に、従うことにしよう。今はそっとして置いた方が良い様だ。そう思い)じゃあ……また(自分も歩き出す。二人の後を追って。店の店主には、また今度来る、と言い残し)
ハーツ > ……行きなよ。 ……僕の事には、もう構わないでくれていいからさ。(呟いて、そのまま歩を進め出す。 尚も、黒衣へと振り返らずに)
オーム > いや、私が勝手に紛れ込んだ(謝る必要はない、と付け加える。事実、絡んだのは自分の方。)……さて、どうしようかな(グッドバイに「構わない」と言っておきながら、今更。此処へ来た当初の予定は違ったが……其の用事は後でも構わない。どうしようか……等と)
ハーツ > (一歩だけ踏み出して、すぐにその足は止まる。 黒衣の言葉を聞きうけてか)……余計な事に巻き込んで、すまなかった。(背を向けた侭、そう紡ぐ)
オーム > (脇を通り過ぎる少年。去るロンドとグッドバイ。……何か、複雑な場所に入り込んでしまった気がして、妙な気分になる)……大丈夫、か?(無意識のうちに、少年にかけた言葉)
ハーツ > ……。(男の一言に、一瞬強張った表情。 ……堅物じみた少年には、耐えられなかったのかも知れない)……ッ、(ぐっ、と歯を食い縛り、出掛かった言葉を引っ込める。 ……そして、そのまま歩を進めようと)
◆広場 > (街の象徴である時計台のそびえる広場はロンドの姿を見送った…)
ロンド > ぁ、…(傷つけた。ソレだけは確かで。胸が痛い。絞め付けられる。一旦止まったはずの涙が、また流れてくる。少年の背中が酷く遠い物に見えた。そのまま、グッドバイに抱えられたまま、獣人の姿も…)
◆広場 > (街の象徴である時計台のそびえる広場はグッドバイの姿を見送った…)
グッドバイ > (のしのし、そのまま近場のカフェバーにでもと進んでいた足。少し歩いて、しかしパタリ、と足を止め。) ――少年。ちったァ、オトナになるんだな、 (ヒヒ、とガキの笑みを浮かべる男が云ってもなんともならぬ。それだけ云うと、男は青春真っ只中の少年をもう振り返りもせずに行くのだった。)
ハーツ > ……。(突如、歩き出した。 前方の三人の脇を通り過ぎて、そのまま通りを歩いていこうとしてしまう。 背後から店主の声が響いてきたが)……それ、返品します。(何を話しているのか、までは聞き取れず。 だが、大方言う事は解っていた。 背を向けたまま、それだけ告げて)
ロンド > (渡された松葉杖、右手で抱きつつ。呆然と立つハーツにちら、とだけ、視線をやった。そしてグッドバイの言葉に、未だ止まらない涙を拭いながら、うん、と頷いて)
グッドバイ > (あいよ。そう云っては、片腕の上の少女に手渡し。それにしても軽いな、痩せたか。頭の隅で思いながら。一歩歩みを進めれば、ちゃぱ、と水溜りの表面が壊れ。) ぅし、じゃァ、行くか。 (少年一人を置いてか。男が歩く度に背の大剣はカチャカチャと鳴る。)
オーム > ……え(この男の、相変わらずといえば相変わらずの、その陽気さを呆然と見ながら。突然に話を振られ”え”と漏らす。)あ、嗚呼。構わない…と思う(最高に曖昧な返答。立ったままの少年をちらと見やり、抱えられたロンドを見やり。)
ロンド > (恐かった。2人とも別人のように見えて。けれども、いつもの様子を見せるグッドバイに幾らか安心する)松葉、杖…自分で持つ…(拾い上げられた松葉杖に、手を伸ばそうと。一応自分の持ち物だ)
ハーツ > (ぼう、と立ち竦む。 何時の間にやら雨は止み、雲も晴れ、星空が見え出していた。 ……それでも、ぴくりとも動くことは、なく)……馬鹿。(黒猫でさえも、少年へ思念を送りつつ三人の方へ歩いていってしまう)
グッドバイ > ってェ、事で、よ、 (黒衣の青年の方、何がそう云う事なのかはともかくとして、男は云う、) 俺ァこれからこの子連れてケーキでも食いに行こうかと、思ってるんだが、 (お前さんもどうだい、とか。淋しく転がる松葉杖を、少女を片腕に抱きなおしてから拾い。)
グッドバイ > あー、よしよし、 (腕の中の少女をあやす様。僅か揺らしてみたりして。そうして、大人しくなった少年をチラ、と見つつ。) ――泣かせた罰だ。じっくり反省しろィ。 (ロンドちゃんは俺が預かる。そう云って。)
オーム > (隣で座り込んでしまった少女。其れに気付き)ろ、ロンド?大丈夫か?(焦り、声を掛ける。……初めて出会った時と少し違うその姿に、今更ながら気付きつつ。……と、先程まで怒鳴っていた二人が急に静かになる。……どことなく安心。)
ロンド > (姫抱きにされながら、ソレまでのクセなのか。やはり全然声を出さずに涙を流す獣人。からん、と地面に倒れた松葉杖が、乾いた音を立て)…グッさん…ッ、(そのまま片手でぎゅ、と男の服を小さく握る。恐かった、とでも言うかのように)
ハーツ > ……あ……(男の一喝を耳にした瞬間、一気に怒りが冷めたのか……肩を掴んでいた手から、力が抜けた)……ご、めん……(そのまま、誰に言うともなく。 放心したように)
グッドバイ > (少年に一喝、ちょっとスッキリしながら、今度は紳士の如く(やはり似合っては居らぬ)少女に向き直り。髪の先からぽたりポタリと雫を垂らしながら、そっと手を伸ばし――否、もういっそ姫抱きにせんばかり。) ンな濡れたトコに座ってちゃァ、冷えっちまうぜェ? (少年とは180度違う態度なのは明らかで。)
ロンド > ハー、…(ぐ、と声を押し殺した。恐い。もうやめて。頼む。止めて、止めて。松葉杖に縋るようにしながら、ぺたんとその場に座りこんだ)…止めてよ…頼むから…(俯く。そのまま声を出さずに泣き始めてしまった)…お願いだからぁ…(何故か口調まで変わってしまっている)
グッドバイ > (ヒク。少女の震える声を聞けば、キリリ、無駄に似合わぬ真面目顔。濡れる金双眸を、ぢッ、と至近距離で見て。) ……ロン…ッ、 (名を呼びかけて少年の手に振り向かされる。一瞬少年が白髭のじさまに見えたのは気の所為だ。) うッせェよッ!! ロンドちゃん泣かせやがってコラ!! (テメェどっか引っ込んでろ、とかガン飛ばす。ガラ悪。)
ハーツ > 何処を向いているかァッ!!(振り返る男の方を、ぐわし、と勢い良く掴み、こちらに向け直そうとしつつ)大体貴様何を考えておるかァッ!! 礼儀がなっとらんわ礼儀がっ!!(既に別の人が乗り移っているかのように口調が変化しているが、知り合いに似ただけだろう。 きっとそうだ。)
グッドバイ > 俺ァ至って冷静だぜ、 (フフン、と笑ってオームに返す。飴を食っている所為で、一々もごもごと情け無い。)
ロンド > ……や、やめ…(泣きそうな声で言うも、その勢いにおされる。1歩、じり、と下がる。松葉杖の音が、一度。本気で喧嘩が始まりそうで、恐い)ハーツも、グッさんも、やめろって…(泣きそうな声と本気で困った顔はそのまま。グッドバイの言葉に一度ぴく、と狼狽える様に身体を震わせた)
グッドバイ > (女店主、「お兄さんがさっき踏んだンだよ」と。そして同時に少年の怒声。知らねェ、とか何とか、面倒くさそうに頭を掻いて。一気に火のついた少年に反し、男は随分と彼との温度差を感じていた。) ……なァ、ロンドちゃん? (そうして、唐突に少女の方に振り返ると、) こンな良くわからねェの放っておいて、どっか行かね? (きっと甘味所。)
オーム > ……大変そう、だなぁ(自分に向かってくる「おーら」をどことなく感じ、振り返る。どうやらかなり困り果てているらしいその少女に、情けなく一言。……どうしたモノやら。取り敢えず、止めに入った方が良いのか?)おーい、お二人さん……少し落ち着け(思い悩んだ末、苦笑いしながらも)
ハーツ > アァンじゃないだろーッ!! 思いッ切り人の事踏ん付けておいてなァッ!!(どこを踏まれたのかは言わない。 勢いで言いそうになったが、そこは何とかセーブしたご様子。)ちょっ……ば、馬鹿ッ!! 落ち着きなさいよっ!!(黒猫が必死に少年へ意思を送り、宥めようとするも……効果はなし。 むしろ、慌てた黒猫が思念伝達のコントロールをしくじっているようだ――)
ロンド > (喧嘩でも始まりそうな勢いの一角。周りには失礼だが、唯一マトモそうなオームにやっと気づき、視線をやる。物凄く困った顔が向いて)…オームさん…(2人にはさまれ、半泣きの声で助けを求めた)
グッドバイ > (口の中で、もごもごペロキャンを遊ばせつつ。尖り耳が、ヒク、と動いて。) よォ、オーム君じゃねェ、の、……って、 (アァン? 片眉吊り上げ、変な少年の詰め寄るのを見遣る。)
ハーツ > ……あの、なぁ……!(のそり、と少年の身体が持ちあがった。 未だ苦しげな表情には、僅かに怒りの色が滲んでいて)……謝罪の言葉も無しかァッ!!(そのまま、先ほどあんなダメージを受けたとは思えない勢いで立ちあがると、ずい、と男に向かって詰め寄った)
ロンド > (露天の並ぶ一角、アクセサリーを売っている其処の前には、黒マントの獣人。そして男。地面で悶絶している少年が居る。女店主は「だよなぁ。一度、着せ替えて飾ってみたいね」)…だ、大丈夫か…?(狼狽えながら言葉を紡ぐ。店主とグッドバイの話の内容を聞けば顔は僅かに紅潮し)そ、ッ、そんな事無い…!(とのたまう。オームの声に応える余裕は…やっぱりない)
オーム > ……………ん?(限りなくぼんやりとしたこの男の思考回路。その姿が誰であるかを認識するのに、普段の4倍の時間を要した気がする。灰色の髪、向こう側に。……そして不可解な体制の少年。もう一人、見覚えのある男)……やぁ、ロンド。それに……グッドバイ?(傍らにいたその少年にかけるべき言葉は見つからず。というより「何をして居るんだろう」と、思うのみ…。)
グッドバイ > (ハッハァ! 店主の疲れたような言葉に男は一笑。ぐい、と店に顔をツッ込んで、そうだよなァ、飾ったら綺麗だよなァ、とか、あまりにも呑気に話出す始末。もう少年は変な奴、で大決定。見知った顔がやって来ても、黒衣で姿を包んでおっては気付かない。)
ロンド > (穴があったら隠れたかった。本当に。店主は「…なぁ、そこの兄さん。その娘さん…飾り気が無いとは思わないかい?」と、踏まれた少年を哀れみの目で見つつグッドバイにきりだした。黒猫の思念には)…自分には何も…(やはり半泣きの声で告げたとか。新たに来た知人の姿には気づく余裕が無い)
ハーツ > あーあ……(傍らでずっと静観していた黒猫が、ここに来て溜め息を漏らした。 少年はいまだ痛みを堪えて悶絶する最中である。 ……いくら屈強な冒険者と言えど、矢張りこれには敵わなかった)……どーすんのよ、これ。(顔を上げた黒猫は、2人に向けて思念を送ろうとする。 ……届くかどうかは、兎も角)
◆広場 > (街の中心に位置する時計台前広場はオームの訪れを迎え入れた…) 『(ぼんやりと……ゆっくりと、のろのろと。歩く黒衣)』
グッドバイ > (そうして、妙に柔らかいタイルだなぁと漸く気付いて。勢い良く転がって行く少年にもやっと視線を遣ったのである。) ……こンなトコで…なに転がってンだアイツ……? (己の所為だとは知る由もない。同じメに遭ったら同じような反応をするだろう事も知らぬ。)
ロンド > ……(なんかもう、……いや、あえて何も言うまい。口を閉じた。店主へと留め具の代金を払って…ハーツが居る場所を指差す。丁度、グッドバイが踏んでいる少年を。恥ずかしさか、それとも困っているのか、やはり耳は伏せられたまま…俯いた)
グッドバイ > ――ンぁ? (突如オロオロとしはじめる少女に、ん? とか、全然解ってない笑顔で首を傾げ。少年は全く視界に入って居らぬゆえ。そうして、己が踏んでいた箇所になど欠片も気付かなかったゆえ。)
ハーツ > ……ッ〜〜〜〜〜!?(そのままものすごい勢いで悶絶する少年。 ……勢い良くゴロゴロと転がる中、少年のもといた場所に男の足が着地するであろう。 男は確かに踏みつけていた。 これ以上は何も言うまい
ハーツ > ……聞かれたよな 今の聞かれちゃったよな……(うわ言のように、小さな声を漏らす。 顔は引き攣った笑みを浮かべっぱなしだ。 どう見ても大丈夫じゃない、というか、既に恥ずかしさのあまりに混乱の極みへ到達している……間違いなく聞かれたよな、今、間違いなッ……!?(そしてうわ言を呟いていた口が、突如閉じた)
ロンド > ッ、ハーツ!?(倒れたのには店主も驚いたらしい。「おい兄さん!大丈夫か?」とうろたえておる)グ、グッさん…どうしよう。(完全に困り果てた顔と、伏せられた耳、半泣きになりかけている声で、グッドバイへと声をかける。おろおろと、視線はグッドバイとハーツを行き来していた)
グッドバイ > (ずけずけと、水溜りにツッ込んでも気にせずに。少女の側まで歩み寄っては、顔を覗きこむようにして一つ、笑み。口の端から白くて細い棒(not煙草)がはみ出しておる。) よッ。お買い物か? (倒れた少年には気付かぬ。むしろ下手したら踏んでおるやも。)
ハーツ > ……。(ガシャーン、パリーン。 どこかでなにかが砕けるような音が聞こえた気がした。 ……その侭、糸がプツリと切れた人形のように……ブッ倒れた。)……アワワワワワワワワワワ……(その口は、何やら言葉にならぬ声を漏らし続けていて)
グッドバイ > (今日は天気の所為もあろう、露天はぽつぽつと。灯りもぽつぽつと。柔らかく雨に滲む橙達に紛れ、二つの銀がふわふわと、アクセサリ店の前まで歩いて来る。傘などさして居らぬ。濡れた髪はそれでも松明のようにゆらゆらと。)
ロンド > (フード、さりげなーく深めに被る。どうしよう。頭が大混乱中だ。「あっはっは。兄さん、その反応イイね」等と笑っておる店主。未だ何とか誤魔化せると思った矢先に…声をかけられた)…グッさん…(振り向きつつ、グッドバイの方を向き、情けない困り顔で笑った)
グッドバイ > よーォ、ロンドちゃん! (雨音もなンのその。傘がチラホラと花を咲かせる合間より、いかにも馬鹿そうな男の声。)
◆広場 > (街の中心に位置する時計台前広場はグッドバイの訪れを迎え入れた…)
ハーツ > ……え?(その言葉に……ようやく、薄らと気付いたのか。 浮かんでいた微笑が、一気に引き攣った。 たらり、と冷汗が頬を伝う)……あの、まさか、ひょっとして、その(表情は変わらず、ギクシャクした口調で言葉にならぬ言葉を紡ぎながら。 視線が、徐々に隣の客に向いていった。 ……背中が冷汗まみれだ)
ロンド > (ちら、と盗み見るようにして、そのリングを見た。「あい、毎度!上手くいくといいな。なぁ、娘さん?」上機嫌で店主が指輪を小さな箱に入れ、ちゃっかりラッピングまでしながらこちらを向く。ぎくりと肩が動いた)……(何も言わないまま、こくこくと頷いた。店主め、余計な事を言いやがって…と、心の中で吐き棄てながら)
ハーツ > ……でまあ、腹括ってこっちから言ってみようと思うんだ。 ……あ、これ一つ(言いつつ、一つの指輪を指差した。 銀のラインで装飾された、金のリング。 値段も丁度良かったのが決め手になったらしい)……暫く、食費切り詰めなきゃなー……(苦笑混じりの呟きは、店主の失笑を誘う)
ハーツ > (そのニヤリ笑いが微妙に気になるぞ、喉まで出掛かったその言葉を引っ込めつつ)……何て言うのかな。 相手がどう思ってるのかが、まだ何となく掴めなくって、さ(苦笑混じりに自らを語りつつ、品定め。 ……指輪、か。 確かに、こういうプレゼントとしてはそれが妥当かな、などと思いつつ)
ロンド > ……(思わず沈黙。少しの間静止していたが…ぱたッ、と耳が動いたのをきっかけに視線が動いた。隣の人物が誰なのか、わかってしまう。ちょっと俯く。何かを迷うように耳がゆーらゆらと上下に動いた)…(店主はといえばこちらを見…にやりと笑った。そして「そーさねぇ…ピアスとか、指輪はどうだい?こういうのとか」と幾つか指輪を出して見せた。銀の線が2本、絡っているものや、やや幅が広く、十字架の彫刻がされた物、等)
ハーツ > ああ……うーん、それは……どうなんだろう。 良く分からないんだケド、さ(苦笑しつつ、返答した。 特徴、と聞かれて……頭を捻りつつ)獣人の子……なんだけど、さ。 髪はブルーグレーのショートで、瞳が金。(思い付く限りの特徴を口頭で並べる。 視線は僅かに上を向いている。 何かを思い出す時の、クセ……とでも言うべきか)
ロンド > (変で如何するのだろうか。一辺。である。少々戸惑っているのだろうか)
ロンド > (迷った末に手に取ったのは、一変が長い三角形のカタチの物。角のほうに小さなトパーズがあるモノ)…(店主は隣の客に「恋人かい?…とりあえずそのコの特徴とか教えてくれるかい?」と笑いながら言っている)
ハーツ > (『そっちの兄さんは何をお探しかい』、不意に声を掛けられ、視線が店主に向けられた。 折角だから、相談しておこうか……思考を巡らした末、そう結論付けて)……ああ、知人にプレゼントでも買おうかと思って。(微笑と共にそう告げる。 出来るだけシンプルなのがいいんだけど、そう付け足してみた)
ロンド > (じ、とマントの留め具をみる。何の飾りも無いシンプルな物、薔薇の花を象った物や、細かな細工を施した物が)…ぅーん…(小さく唸った。どれも綺麗なのだが…いずれ傷ついてしまうことを考えると、何か細工がされている物は…避けた方が良いと思う。考えながら、箱の中身をじ、と見ている)
ハーツ > (マントの留め具と来たか。 箱の中に並んだそれをちらりと一瞥しつつ、思った。 ……ふと、目に止まったイヤリングを、一つ手に取った。 金色の環。 何の変哲もない代物、である。 少しの間、それを凝視して……戻した。 シンプルな物にする、というのは既に決定事項だ。 ……もう少し考えよう)
ロンド > (「娘さんの耳だったら、そう言うタイプは目立つだろうね。」そして、ぱたりとまた耳を動かした。バランスを取りなおしに、コツ、と松葉杖を鳴らす)…ぁ、そうだ…これ、留めるのは何かあるか?(左手で、マントを指差す。傷でボロボロになった留め具がある。店主が奥の方を漁ると…留め具が幾つか並んだ箱を取り出した)
ハーツ > (隣も買い物か。 当然の事実を再確認するように、ちらりと黒マントへと視線を送る。 ……直ぐにアクセサリーに視線を戻した。 指輪、ネックレス、ピアス……様々な種類の物が並んでいる)うーん……(頭の中でその一つ一つのイメージを膨らませつつ、小さな声で唸った)
ロンド > ………(隣に来た知人に気づく様子を見せない。それだけ見入っているのか。す、とピアスに手が伸びる。金と銀が絡み合うリングタイプのもの。「娘さん、ピアスに興味あるのかい?」と問われれば)…一応な。良く見かけるし(頷きを返して紡いだ)
ハーツ > (ふと、眼前に見つけたアクセサリー店。 ふらりと吸い寄せられるように近付いて行く。 懐の財布の中身を確認しつつ)……。(『いらっしゃい』と声を掛けられるも、じい、と並べられた商品一つ一つを確認している。 隣の人影については、誰か解らぬせいもあるだろう……あまり気にしてはいない様子だ)
ロンド > (一つの露天の前、アクセサリーを扱うソレの前に、黒外套姿が一つ。そして、女店主と話している)…綺麗だな。(ぽつり。そんな事を呟いた後…「そのイヤリング、どうしたんだい?」等と聞かれては苦笑いを返し)…多分大事な物…誰からもらったのかは、忘れたがな(肩をすくめて見せた。店主は「そうかい」等といっただけに終わった)
ハーツ > (雨合羽の下、雨に濡れぬ位置に黒猫を引き連れて、雨の中、露店の間を歩く。 冒険の帰り、だったりするわけで)
◆広場 > (街の中心に位置する時計台前広場はハーツの訪れを迎え入れた…) 『(雨合羽を羽織って、雨の中を歩く少年、ひとり。)』
ロンド > (ぱたた、と耳が動く。眼に入るアクセサリーの類は、どれも魅力的だ。……けれど)…似合わないだろうな…(右手を見た。火傷の跡が残るそれ。痛々しい。「また酷い火傷だったんだねェ」と言われれば…浮かべるのは苦笑い)…冒険者だからな。(そう返す)
ロンド > (ふと、足が止まる。アクセサリーを扱っている店。あまりごちゃごちゃとした物は置かれておらず、全体的にシンプルなものが多い。じぃと、その露天を見る)……(声をかけられる。「娘さん、何かお探しかい」、と。やんわりと口元に笑みを浮かべて首を横に振った)…眼に留まっただけだ…(苦笑いする店主に、すまない、と小さく紡いだ)
ロンド > (雨は未だ降り続く。少ない露天の合間をゆっくりとした足取りで歩く黒マント姿。頭をフードで覆い、男か女かわからない)…(コツ、と松葉杖の音が歩くたびに響く)
ロンド > 【 ロンド は 露店出店場 へと場所を移動した… 】:移動
◆広場 > (街の中心に位置する時計台前広場はロンドの訪れを迎え入れた…)
◆広場 > (街の象徴である時計台のそびえる広場はラディナの姿を見送った…)
ラディナ > (くるりと踵を返し、ラディナは時計台を降りていった。)
ラディナ > (ゆっくりと手を下ろし、屋上の外に目を向ける。相変わらず降り続ける雨。奇妙な孤独感に苛まれてしまう。)
ラディナ > (レイニーの姿が見えなくなるまでラディナは手を振り続けた。)
◆広場 > (街の象徴である時計台のそびえる広場はレイニーの姿を見送った…)
レイニー > バーイバーイ(遠くの方でもう一度声を投げる。その姿はもう夜闇に紛れてなくなった)
ラディナ > うん。じゃあまたね♪(手をひらひらさせて別れを告げる。)
レイニー > 今日は会えて嬉しかったよ。また会おうね、ラディナさん(笑顔でひらひらと手を振り、街の方へと走り出す。)
レイニー > やっぱり?(己も肩をすくめ笑う)あっ・・・そろそろ行かないと!宿探して無いし
ラディナ > (顎にひとさし指を当てながら)う〜ん・・・・適当かも(そういって肩をすくめながら笑った。)
レイニー > ジェノとかジュスとか・・・適当すぎ?(苦笑しつつ)
ラディナ > ジェス・・・(頭の中で確認するように言う。)適当って・・・?(くすっと笑ってもう一度視線を鷲に向ける。)
レイニー > ジェスってよんでる。たま―に適当に呼んでたりするんだけどね(ケラリと笑って)
ラディナ > うん、まだ成り立てだけどね。(前髪を払いつつ笑う。そして先ほどから変わらぬ視線のまま)その子、名前は?
レイニー > (ラディナの視線を辿るその先には肩に乗ってる鷲)この子ね物心ついた時から私のそばに居たんだ。ラディナさんも冒険者なんですか?
レイニー > うん、一応ね(苦笑して)ラディナさん・・・(覚えるようにもう一度口で言う)よろしくね
ラディナ > ラディナ=ネールよ。ラディナって呼んで。(つられて同じように笑みをこぼす、)
ラディナ > 貴女も、冒険者?(そう言いながら肩に乗る動物に視線がいく。よく馴らされているように思えた。)((↓無視してくださいませ;))
レイニー > っと、私の名前はレイニーです。よろしくね(へらっと笑みこぼす)あなたの名前も聞いていいですか?
ラディナ > (訂正・時計台の影→
レイニー > あっ、初めましてこんばんは(己もにこりと微笑み差し出された手を握る)(御気になさらずに)

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