【
場所:巨鳥の水飲み場
】by
シュゼル
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場所説明
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Ω冒険者 2人 :
◆男
◆閑
◆離れ小島
>
(巨大な鳥の羽ばたく音が聞こえる中
閑
の姿は消えて行く…)
[Mon 11 Aug 2003 20:35:33]
◆
閑
>
(しばし傷の痛み忘れたように、その強い手を取る。願わくば。弱い己だけれども ずっと彼らと共にあれればいいと。そして)(―――屠られたであろう あの子狐を。ちがう機会でいい、黒衣の蔭からいつか救えればと。思いながら いまは 月浮かぶ夜に泥濘踏みしめ 文字通り なくすの惜しい 夜をゆくのである)
[Mon 11 Aug 2003 20:35:07]
◆離れ小島
>
(巨大な鳥の羽ばたく音が聞こえる中
グッドバイ
の姿は消えて行く…)
[Mon 11 Aug 2003 20:34:28]
◆
グッドバイ
>
俺もだ、 (義兄の思いに応えるに足る思いが在ると胸を張って云える。会えて良かった。来て良かった。思いながら。見事な腕を持つ優しい狩人を連れ。コレから、他愛ない世間話でも交えながら、街に帰るかどうかを相談するのだろう。)
[Mon 11 Aug 2003 20:34:25]
◆
閑
>
……呼んでいる よ、いつでも。あんたたちは、俺の、支え だから。大事なひと だ。(双方、特にグッドバイは手練れの冒険者だから、旅の狩人ごときが心配しては無礼の域なのだろうけれど。それでも逢えない間、ずっと考えていた。無事を祈っていた。だから、今は目の前の温かみが嬉しいばかりで)(心に効く とお墨付き戴いたそれ、同じく口に含んだ。血の匂い俄かに消す甘い味。あたたかい、彼の優しさの味)
[Mon 11 Aug 2003 20:31:04]
◆
グッドバイ
>
これは、よ、 (飴玉。イチゴ味。赤みを帯びたピンク。くるりと丸い。) 心に効く、 (ニカ、と笑い。だから好きなのだと、笑顔に返した。受け取ってくれるなら、立ちあがり、手を差し伸べて、) ――行こうぜ。 (何はともあれ、この場からは、去ろうと。)
[Mon 11 Aug 2003 20:29:30]
◆
閑
>
(討伐依頼こなそうと上陸した身だったが、こんな痛み伴った達成になるとは正直思っていなかった。ともあれ、一度帰らねばならないのかもしれないが。それは目の前の義弟と後々相談して決めればいいこと。彼が此処に来た目的、ひとに輪をかけ鈍い狩人は知らぬ)……『疲れたときには甘いもの』?(差し出された あまりに義弟らしい一品に、今度は本気で笑い。続く台詞がくすぐったくて、目を細める)
[Mon 11 Aug 2003 20:26:31]
◆
グッドバイ
>
(差し出した。) 閑兄に呼ばれた気がした。気付いたら、何となくこっちに向かって歩いてたンだよ、
[Mon 11 Aug 2003 20:24:02]
◆
グッドバイ
>
その怪我なら、まァ、今すぐ街にって程でもねェな、 (否、本当は、今すぐにでも連れて帰りたかった。傷を甘く見てはいかん。ましてや、不器用を極めた己の処置である。逆に酷くなったら最悪だ。――なんて、建前を思い。実際、傷ついた義兄をこの危険な島において置きたくは無いと思ったのだった。たとい己がずっと傍に居るとして、だ。精一杯の笑顔に、此方が泣きそうになるのを堪え、苦笑。ポケットから飴取り出して。)
[Mon 11 Aug 2003 20:23:00]
◆
閑
>
(グッドバイの 専門的ではないが優しい手あてに漸く気分落ち着いてきたか ゆっくりと息を吐けば最後の嗚咽を逃がした。黒帳に巨鳥の声が遠く。もう、島は別の意味で静けさを取り戻している。ならばこの男の前で、いつまでも兄が弱っているわけにはいくまいと。表情薄が精一杯に顔ゆがめて、笑った)だいじょうぶだ よ。あんたが 来てくれて 助かった。……ありが とう。(やや低音の声。己を呼ぶ声。もう、平気だ)
[Mon 11 Aug 2003 20:19:59]
◆
グッドバイ
>
大丈夫か、閑兄、 (三度目の問い。傷の事だ。心の事だ。後者はきっと、深いだろう。義兄がヤワだとは決して思わぬが、ある一点を吐かれれば辛いのは誰だって同じだ。見たところ、特に重傷では無いのに、本当に安堵して。) ……閑兄、 (微笑んで、名を呼んだ。呼んだだけ。)
[Mon 11 Aug 2003 20:16:30]
◆
閑
>
……ぅ、く (ぼう、とした頭で 色々なものをこらえるよう 息飲み込み。血啜る種混じりた義弟の微かな欲望、気付いたのか気付かなかったのか。気付いたところで 食まれること甘んじて赦すだけだから、かわらなかったのかもしれないが。ともあれ)(傷と呼べるのは、右腿に一文字の風斬傷と右腰の打ち身程度。命に関わるものではない。簡易な治療を受ければ、大分楽になる)
[Mon 11 Aug 2003 20:13:28]
◆
グッドバイ
>
(冒険を求めて、島にやってきたはずだ。筈だった。血に呼ばれてやってきたのだろうか。大好きな義兄を、みすみす独りで泣かせるような事はしたくないと。一度結んだ契りは、絶対だ。大事な人だから、魂が応える。身体が後に続く。ここに来れて良かったと、思った。少なくとも、涙の少しを拭ってやる事が出来た。――拙いけれど、止血など、簡単な処置を。)
[Mon 11 Aug 2003 20:12:33]
◆
グッドバイ
>
(クン。鼻がヒクつく。血の臭い。こく、と喉鳴らしてしまうのは己が身体に流れる血の所為だ。義兄のそれにまで反応してまうか。ふぅ、と、溜息。先祖を呪いはしないが、何か切なかった。) ……さぁ、取り敢えず、怪我の手当てだけはしねェとな、 (不器用な己ではあるが。まずは身体の傷。)
[Mon 11 Aug 2003 20:07:02]
◆
閑
>
(出逢った日、ここにはいないひとりが言った。 「兄弟だからまた逢える」。 根拠ないものと思っていた言葉、やはり効果あるのだろうか。少なくともやさしく髪撫でる彼を、こんな夜に こんな愚かな自分のために 遣わしてくれた。居場所常になくしてきた己に、絆というものがもし繋がっているのなら。彼らのことだろうと、思い、ながら。)(―――目を閉じた。傷はそう深くないが、失血と緊張での意識混濁と眩みだった)
[Mon 11 Aug 2003 20:06:49]
◆
閑
>
(間違えて捧げてしまった子狐。恐らくは差し向けられたのであろう 罪なき美しい 鳥。大事なひとと同種の。大事なひとの、陽光のよに輝く髪色に似た。聞き苦しい呻きのような叫び洩れ、涙と共に、右腿の肉深きから どくり 鮮血が泥濡らす。風斬られた片足は結構な重傷で。それでもまだ、今日の光景のほうが 痛かった 。 )
[Mon 11 Aug 2003 20:03:04]
◆
グッドバイ
>
云うな、 (嫌だ。云っても云っても、尽きる事無く溢れ返るのだ。) 閑兄が食ったとかじゃなくて、安心したぜ、俺ァよ、 (一言。ひし、と抱きしめて、哀しい色に染まった髪を撫でた。義兄は、優しすぎる。だから我侭なのだ。だからこんなにも、無垢で、何もないのだ。不謹慎だろうか、表情の薄い彼が泣いているのが、何処かうれしくもあるのが。)
[Mon 11 Aug 2003 20:02:29]
◆
閑
>
(切れ長い赫の双眸 いっぱいにみひらき、義弟へと。唯「二」頼る存在へと。胸に呼ばれるまま縋りつけば嗚咽漏らして)あ、ぁあ、厭だ、厭だ、 ……もう いやだ ……ッ!(多分彼は察してくれているのだろう、心情を。己はそこまで考える余裕なく、ただ温かい胸に縋るのみだったけれど。もう、居場所を。大切ないのちを、目の前で失うのは厭なのだと。我侭とわかっていても見たくはなかったのだと)
[Mon 11 Aug 2003 19:58:34]
◆
グッドバイ
>
(義兄の傷の程は解らぬ。夜闇を見通す眼は、肉体の傷の程を見る前に中身を見てしまったから。震える、身体を。何があって、あの黒衣とどのような約束が交わされたかは、知らぬ。が、狐。狐。狐。それだけで、被って見えるものは一つ。) 閑兄ッ! (大きな身体の、幼い子供。抱きしめようと。その泣き声を胸に受けとめようと。)
[Mon 11 Aug 2003 19:54:40]
◆
閑
>
(連れて行かれた。己の失敗で捕らえてしまったあの子。大事な大事な義弟のひとりと約束した、小さな子。あとに残るのは もうひとり大事な義弟、抉れた泥面、そして)(無垢な命 凶暴な牙に捧げてしまった 愚かな自分 のみ で)グッド、バ、 ……っ あ あ あ(傍らに立つ逞しい体躯、認めたまま。恐慌するよう 弾かれたように慟哭はじめる子ども ひとり)
[Mon 11 Aug 2003 19:51:15]
◆
グッドバイ
>
(悪臭がする。実際の臭いで無く、気配が、だ。酷く貪欲な、醜い臭いがする。鳥と、狐。持ち去る男に、やはり。獣のような視線を向けた。気味が悪すぎる。縁起が悪すぎる。) ――大丈夫か、閑兄。 (もう一度、声を。しっかりしろ、と。)
[Mon 11 Aug 2003 19:50:39]
◆
閑
>
(欲滾らせて堕鳥の肉値踏みする黒衣の姿に、ふいに厭なざわめきが胸内を駆け抜けた。それが何かは当然わからない。何だ。何か引き金になった、重大なものを、忘れているよう 思う)……っ !待、(目に入ったのは、先刻の子狐抱えられた姿で。厭だ、その子を連れて行かないでくれ。叫ぼうとした喉は、)(痛みに、止まった。膝が泥埋まり、最早動くこともできなかった。がたがたと震えるのは、恐怖のせいでは、なく)
[Mon 11 Aug 2003 19:46:50]
◆離れ小島
>
(巨大な鳥の羽ばたく音が聞こえる中
【暴食】デルデル
の姿は消えて行く…)
[Mon 11 Aug 2003 19:46:26]
◆
【暴食】デルデル
>
俺は冒険者じゃねえからよ。(冒険者が怪鳥と死闘を繰り広げている間!姿を消して居た男と、狐の子。)……約束は守らねえ。(――彼は約束を違えた。狐目を細めながら、森の中に進む。何やら術文言と、高笑いが木霊する。次第に濃い霧が現れては……男の姿も。消えた。)
[Mon 11 Aug 2003 19:46:21]
◆
男
>
(大丈夫か。云いながら、しゃがみこむは義兄の傍。眉顰め。) ……鳥が居ねェ筈だ、 (己が上陸したとき、島はやけに静かだった。コレの所為か。この、戦いの。そう理解して。獲物を持って去り行くらしい男の背を、睨んだ。一瞬だけ。気味の悪い気配め、と。)
[Mon 11 Aug 2003 19:44:44]
◆
【暴食】デルデル
>
試したあ?何の事かね。(瞳を細めて。薄ら呆ける。先程の鳥が彼を狙い定めたのは、恐らくはこの狐目の男の魔術。然し。証拠は無いと思える。)御疲れのようだな。後は其の兄ちゃんに任せて、介護でも何でも。して貰うと良い。(細身の男は、意外な筋力で怪鳥を抱え上げると。森の中に向かう。足早に。)其れでは――在り難く、頂戴するぜ。(ほくそ笑みながら。彼は。言った。)――「二匹」(抱えられた。子狐。)
[Mon 11 Aug 2003 19:42:06]
◆
閑
>
……約束、というよりも。試された気がしてならない、が 。(再び現れた禍々しい黒衣は、緋色に浮かんだ夕暮れとは異し すっかり降りた夜の帳に溶け込むよう傍付いて。感情籠もらぬ口調。感情は覚えない、が。……胸糞悪くなる、声だった)(もうひとつの気配見遣り、大きく目を瞬く。……何故、彼が。嬉しさこみ上げるのもそこそこに、なおもデルデルを見遣った)
[Mon 11 Aug 2003 19:39:34]
◆
男
>
よぅ、閑兄、 (駆け寄り、ニッコリと笑む。そうして、すい、と視線をやれば、細身の男か。何者、と誰何の声にも同じような視線を返す。獲物がどうとかは関係無いから、怪鳥の方は、知るか、と云った。)
[Mon 11 Aug 2003 19:37:14]
◆
閑
>
(夏の日照りにかたさ含んだ泥の地面、両膝埋めて暫し呆ける。息を落ち着ければ、覚えるには遅すぎた 腿への鋭痛と腰への鈍痛が今更襲う。ああ、怪我をしたんだな。 と ゆるい思考がそれだけ働き、ようやく短剣のみ革留に仕舞えた。あらわれた同時の気配、どうしていいかわからず。ゆるゆるとデルデルのほうへ、顔だけあげる)
[Mon 11 Aug 2003 19:36:00]
◆
デルデル
>
よーぅ。まさか本当に倒しちまうとは思わなかったぜ。(倒れ伏す怪鳥。其のタイミングを測ったように現れる、術師風の男。覗いた八重歯が獣欲めいて輝いた。……無遠慮に。今正に命の焔を消した鳥へと歩み寄る。へらへらと笑いながら。)……流石。冒険者様って言うのは違うね。「約束は守る」!素晴らしい……ん。何だ、知り合い?(漸く。先程は居なかった男の方に、気付いては。怪鳥と二人の間に入り込み)此れは俺のモンだぜ?
[Mon 11 Aug 2003 19:34:02]
◆
男
>
(良く晴れた空の下、舞う姿はよくよく見えた。ざくざく、と、踏みしめて歩みよる。間違い無い、あの巨躯は義兄で、舞ったのは、鳥だ。) 見事、 (再び呟いて。酷い怪我をしておらぬかと、足は速くなり。)
[Mon 11 Aug 2003 19:32:15]
◆
閑
>
…… あ、(泥濘掘りながら 地 軸にしてまわる虹の彩。その動き、止まるまで。ドスゥン という鈍い音と共に、美しかった風切羽が地に堕つまで。ただ、荒い息たてながら、眺めていた。……黒衣の差し向けたであろう 島の住者、屠ったのかもしれない と実感するまで暫くかかった)(遠くより歩き来る既知の蔭には未だ気付かず。その場にへたりとくずおれ、肩上下するのみ、で)
[Mon 11 Aug 2003 19:29:33]
◆
男
>
(遠くに足を伸ばせば、面白いものが見れると来た。それだけに惹かれ、やってきたのは巨鳥の島。――確かに、面白いものが見れた。見事だ。まだ少し距離があるが、見えた。眼を見開いて。)
[Mon 11 Aug 2003 19:25:33]
◆離れ小島
>
(奇怪な鳥の鳴き声の聞こえる小島に
男
の姿が訪れる…)
『(邪魔しても、いいか。そんな声が聞こえてきそうな。)』
[Mon 11 Aug 2003 19:23:19]
◆
怪鳥
>
(ギュリンギュリンと大地に突き刺さった怪鳥は、暫く其の遠心力を持ち余して東洋の独楽の如く回転して居た。ひらはら と彼の羽根が辺りに飛び舞っては、風に煽られて雪の如く降り注いだ。虹色の雪。――然し其れも、止まる。独楽が止まれば、後は力無く倒れるのみ。……倒れた巨鳥の首元に刺さる、狩人の必殺の矢。)
[Mon 11 Aug 2003 19:23:18]
◆
閑
>
(喉突いた程度で止めになるだろうか。また、向かって来はしないだろうか。最早番えても間に合わぬ弓を投げ、傷付く腿に差した短剣抜いて。向かってくるなら構えよう。射た獲物くびるように、喉元直接裂いてみせよう。虹色ばたつかせる彼の者の、次の動き、待った)(あまりの緊張に、深く斬った己の足がもう動かないなんて 気付くよしも なかった)
[Mon 11 Aug 2003 19:21:40]
◆
閑
>
ふ、(がく ん。さながら糸切れた人形のよう、狩人の膝 緊張の限界訴え。一瞬その場にくずおれかけるのを踏み止まれば、遅れて奇鳥の悲鳴響きゆく。心情的に限りなく重い顎あげれば、彼の喉に突き立った己の矢頭みえていて。安堵したのと同時、ツキリ。腿が、痛む)……つ、(よくは 見えなかったが。一線ひかれたよな腿の切傷より、赤々と滴る己の血。風起こすだけでもこれだけの威力か。ならば、)
[Mon 11 Aug 2003 19:18:43]
◆
怪鳥
>
(尖る嘴の先端、其の微細な凹凸が風を渦巻かせて。竜巻を直下から眺めたらこのようなものかも知れぬ。男と鳥との距離が縮まって行く。鳥は星の重力に惹かれ、芳しい血肉の味に惹かれ、何よりも己の眼を潰した「男」への復讐に焦がれて居た。相手の不可思議な「爪」が巻かれる音。聞えぬ筈の無い、音速に限りなく近い世界で、鳥は最後に其の音を感じ取る。――バシュゥン。)グ。グギェェェェェェェ!!(狙違わず突き立たる、矢)
[Mon 11 Aug 2003 19:11:47]
◆
閑
>
(真直ぐにこちらの体躯目掛け降りて来る鋭い切先、眼前に迫るのを感じながら。せめて刺されても心の臓だけは屠られまい、とぎりぎりひとり分、からだをずらして。目指すはその虹たたえた美しい、喉元へ。もう逃げられない、至近距離からの ちからかぎりの 、)―――っああああ あ、あ!!!(脳裏に描かれる、鮮血滴った映像は無視した。ただ精一杯に、弓矢引く両腕に筋のぼらせ、目の前の肉貫かんと、撃った)
[Mon 11 Aug 2003 19:09:59]
◆
閑
>
(多分、これが最後だ。あの巨体に育つまで生存競争勝ちえてきた虹の彩鳥、手負っても獲物見逃す程甘い性分ではなかろう。異国の鉄砲摸した銃身、肩にがちりと引っかけ。嘴向けられる直滑降、制御なくした瞳、間に合うかどうかわからない、鋼線巻いた螺旋の装置必死に巻いて、)(間に合え。間に合え)(屠られる前に、 屠 れ 。 )
[Mon 11 Aug 2003 19:05:05]
◆
怪鳥
>
(極彩色の翼で空気の塊を叩き付けて。弾丸のように旋回しながら、舞い散る虹色の羽根の嵐――遙か遙か上空まで到達する。月と怪物と冒険者が一直線に立ち並んび、そして……)クェェェェ!!(嘴を下に向けての大直滑降!翼を、「矢尻」の螺旋構造の如く傾ければ、自然と巨大鳥は狂狂[クルゥクルゥ]と回転する。彼自身が、奇しくも一矢。大空から放たれた。鳥矢の瞳に映るのは、狐目の男――冒険者の姿が、そう映る。魔術。)
[Mon 11 Aug 2003 19:02:03]
◆
閑
>
(と、未だ残る空の明灯にぼんやり浮かぶは、虹鳥の片目。心あたりも鮮やかな鈍器の傷痕。泥濘にまみれた身を起こせば、戦慄もてそれを凝視し。……やはり、彼なのか。巨鳥独りで打ちのめせるような手練れなら、己如き 心身弱い一介の冒険者に、何故わざわざ彼の鳥をあてがおうとする。単なる遊びなのか。やはり森の幻惑なのか。それとも、壮大な思惑抱えているのか)(震える足奮い立たせ、みたび矢を番える)
[Mon 11 Aug 2003 19:00:12]
◆
閑
>
ぅあ、(風切る、空気裂くよな強い羽ばたきに煽られて長身揺らいだ。突風の如き飛行にからだおののき、平衡崩して後ろに倒れこむ。怪鳥が怒りもて風切れば石礫共に飛び、ぴしゅり、冒険者の褐色の皮膚が裂けた。腿と腰骨近く、鈍い痛み走り)……っあ、ッ(上空再びあがった虹色、何とか顔向ける)
[Mon 11 Aug 2003 18:55:10]
◆
怪鳥
>
ガゥ…!(巨鳥の巻き起こした旋風を貫き、生じた螺旋の風の中を突き進む狩人の一矢が、怪物の足に突き立っては、奇妙な体液を滴り落す。怒号と悲鳴の混じり合わさった如き絶叫を掻き鳴らしながら、憎憎しげに目の前の「獲物」を眺め降ろす。翼をやられねば未だ、飛べる。照り差す月明。浮かび上がるシルエット。――怪鳥の片瞳は、既に潰れて居た。「杖先で何度も抉ったような痕」)キェェェェ……!(真上空に高く飛び上がって)
[Mon 11 Aug 2003 18:52:59]
◆
閑
>
(小さな島、ひと月滞在していた筈の己ですら見たことのない虹鳥。単に塒から這い出てきたか、あの男の差し金かは知らない。森の幻気に操られているだけかもしれない。だが、何故か異様な程気分が高揚していた。
彼の鳥を堕とす。
獰猛な殺気にも似た戦意が、ふつふつと狩人の頭もたげていた) っ 、 !(向かい来る翼、声なく狙いつけて弓撃つ。がひゅ、と鈍い音立て 矢が虹色の右足付け根を狙って飛ぶ!)
[Mon 11 Aug 2003 18:47:17]
◆
怪鳥
>
(巨大な鳥は、男が消えた低い木の高さでホバリングしては、冒険者を中心にした円弧を描く。致命的な眉間こそ外したものの、彼らの命よりも大切な大切な「トサカ」が矢によって幾らか契り取られてしまった。湖に反射する、巨鳥自身の姿。――嘴の先から蒸気を噴出して、彼は。怒って居る!「獲物」は不可思議の爪を持つ……弓矢と言う名で在るを知らないけれど)クケェェェ……!(左の翼を打ち鳴らしては、冒険者に向かう突風!)
[Mon 11 Aug 2003 18:43:11]
◆
閑
>
……なあ、黒衣の あん た。(やっと湧いてきた唾、喉笛潤すよう嚥下して。不思議だ。襲い来る巨鳥なぞ、ひとひとりで立ち向かうべき相手ではないはずなのに)あれを撃てと、言うんだ ろう。……本当に、不思議だ。あんたより、(突き動かされるように矢を番え、螺旋式ぎりぎりと巻き始める。池辺の岩ひとつに身隠そうと走りながら、目はきっちりと虹の彩をみつめ)……恐く ない。(がちり。巻上げが、止まった)
[Mon 11 Aug 2003 18:41:20]
◆
閑
>
(鏃刺さる行方はあえて見送らず、腰提げた次の矢番えんと手を伸ばし、構える。何だ。いくらここが休憩所とはいえ、黒衣風貌去りゆくと同時 とは具合が良すぎないか)(訝しい感情持て余し、黒衣消えた辺りをちらと見遣れど姿なく。ながく住み着いた森の妖気に、誑かされた気さえしてきた)(と、凄まじい猛りあげて離れる、虹色の。夜近い目にも眩しい怪鳥、姿とらえて)
[Mon 11 Aug 2003 18:37:07]
◆
怪鳥
>
シュゥワァァァ!(滑空!ある高度から一瞬にして、勢いを乗せて冒険者に迫らんと風を裂いた怪鳥の影。幾多の小動物の血を吸った鉤爪が、鈍く光る。然し、その恐るべき爪が冒険者の身体に触れることは、未だ無かった。迫る弓先、掠めて空に――舞い散る細かい、極彩色の羽根。)キワァァァァア!(危機を悟り、一度上空に飛び向かう、怪鳥。夕陽に浮かび上がる其の姿――原色・虹色の羽根を持つ、趣味の悪い鳥。今は其れ一匹――)
[Mon 11 Aug 2003 18:35:31]
◆
閑
>
……!?(それと同時、途端 昼の色失って青消えた蒼穹より巨鳥降りて来る。ともすれば男撃たんとしていた長大な銃弓、巻き浅いもののギリ と構え)―――っくそ 、ッ(
パヒュゥン
、やや緩めの音あげて咄嗟に弓放つ。目掛けるは飛び来る巨鳥、眉間目掛け!)
[Mon 11 Aug 2003 18:30:03]
◆
閑
>
(巨大な口叩いてしまったものだが。得体知れぬ彼と切り結ぶより、可憐な罪なき子渡すよりはましだったろうか。ツイと滴る背の雫は、もう気にしなかった。黒衣風貌のなめずる涎、ここまで殺気のよに感じたかのよう、だったが。)……約束、だ。(純粋な欲濡れる碧瞳、遠目に眺めながら。そと、木陰に隠れるさまを見遣って)
[Mon 11 Aug 2003 18:27:15]
◆
音
>
バッサバサ……!(男が消えるとほぼ同時に。円弧を描くように飛んで居た、上空の鳥達が、ザワザワと騒ぎ始めた。舞い散る羽根、次第に其の中の一匹の高度が小さく、小さくなってくる。反比例して、大きく姿を見せる、怪鳥の一匹――)
[Mon 11 Aug 2003 18:26:49]
◆
閑
>
……、(巨鳥 の単語にふと思考止まる。―――成程。何処までも貪欲な「遭難者」だ)親玉を、お望み か?っはは、(からり乾いた喉奥悟らせぬよう、腹の底から笑って。さがしもの持つ彼の野望、己の直感どおり、相当大きいよう)一夜にしては、無理だが。……いい よ。あんたと次 まみえるまでに、落としてみせる よ。
[Mon 11 Aug 2003 18:23:21]
◆
デルデル
>
OK.(男は了承する。基より邪悪に満ちた術師、狐の子は勿論の事、あわよくば隙を見て目前の男さえも其の、底なしの腹に収めようと策して居たのだ。然し、空飛ぶあの巨鳥。一人と一匹を足し合わせても、巨大鳥の肉の量に勝るとは到底思えぬ。単純な損得勘定。)確り落してくれよ。そうしたら、狐の子はいらねえ。へへ、其れでは俺は行くぜ、得したな…ァ。(言葉を残して。男は再び木陰に消えんとする。そして……)
[Mon 11 Aug 2003 18:22:40]
◆
閑
>
(食欲以外の「何か」にも飢えている気してならない黒衣の男。舌なめずる ペチャリという音耳朶にとらえて かわりに冷や汗押し出された。正直、狐子なぞ置いて逃げたっていい程の圧迫感。この状況で何故 そんなに意地張るのか、自分でもわからない。ただ、黒衣風貌の前に。屈せば何かが終わるような、妙な予感がしていた)
[Mon 11 Aug 2003 18:17:13]
◆
デルデル
>
巨鳥?(男の碧色の瞳が、怪しく煌いた。人差し指を、くるりくるり、マエストロの如く掻き回せば、指したは大空。陽の落ちかけた橙空。――巨大な影が、幾つか、見える。島に住まう恐るべき巨大鳥[ザ・ロック])……アレを堕とそうって言うんだな?面白い。俺も、一度喰ってみてえと思っていた所だ。――伝説の、巨大鳥。
[Mon 11 Aug 2003 18:16:55]
◆
閑
>
(「ぞう」は何とか知っている。現在居座るリュティアまでの旅路、数度雑技団等の連れた 灰色の巨体見かけたものだ。しかし、この男の何処に血肉入るのやら想像つかず。なおも不審なまなざし改められぬまま)……なら。情けない条件ではあるが、呑んでくれないか。あんたのために、巨鳥を 堕とそう。だから、(この子は、見逃してくれないかと。甘い考え、獰猛な目つきに打ち明ける)
[Mon 11 Aug 2003 18:12:41]
◆
デルデル
>
そう。遭難者。アンタ、見たところ、リュティアの冒険者だろ?「冒険者様」は、――困っている、飢えて死にそうな俺を見捨てて、良いのかね。(論舌めいて言葉を漏らす。意地汚さが隠せない。胸を上下させる狐の子を、眺めながら。)……其処らの狐の命と、「遭難者」の命、どっちを取るんだ?あんた。(――笑って。)
[Mon 11 Aug 2003 18:11:24]
◆
デルデル
>
(正論。確かに小兵の術師には狐の子一匹は多過ぎると思えた。術師の腹が全て「胃」で占められているとしても、狐の子供一匹は入り切らぬ。然し 男は唇を持ち上げ。邪悪に舌を這い回す。掻き混ぜる中空。)大丈夫。喰えるぜ。俺は一回の食事で、「象」――知ってるか、鼻の長い、雨の日の空の色の、巨大動物だ。――を腹に押し込んだことも在る。へへ、自慢だがよ。狐の子一匹程度、ステーキの前のぷりんみてえなもンだぜ?
[Mon 11 Aug 2003 18:08:50]
◆
閑
>
(森妖精の血混じる身とはいえ、魔術には聡くない。夕暮れの森より突然来る黒衣風貌、怪しまない方がおかしいというもの。しかし、次の言葉に ほんの少し落ち着きを戻し)……「遭難者」?(それにしては、何やら暴虐溢れるまなざし見せていた気はするのだけれど。ともあれ本来莫迦正直な体質、無闇に信じぬ理由もなく)(しかし、狐の子渡すには、―――少し、考えた)
[Mon 11 Aug 2003 18:08:42]
◆
デルデル
>
(矢に伸ばされる手を見ては、狐目の男は「降参、降参」と両手を掲げて見せる)おっと、俺もアンタと闘り合う気はねえの。へへ、ただ、信じられねえ程腹が空いてよお……。此処の島に在るらしい「とあるもの」を探しに、勇んで乗り込んだは良いものの、食料が尽きて…(掌を 握り締めた。唇を持ち上げて)おじゃん。ッて奴。なあ。狩人の御兄さん。「飢えて死にそうな哀れな遭難者」に、食料――血の滴る狐の肉を、分けてくれよ?
[Mon 11 Aug 2003 18:05:19]
◆
閑
>
(気絶した狐の子は、反射的に縊ってしまった 罪のない子だ。自然の摂理はたらく場である以上、他の命を意地張って譲らぬのは傲慢に過ぎる。が)「どうぞ」と言いたい が。……見たところ、(細身のデルデル見遣り)あんたには、少々多すぎない、か。(左右揺れ動く黒衣の得体知れなさ。近付いたら危険。それが、狩人唯一の本音だった)
[Mon 11 Aug 2003 18:04:29]
◆
閑
>
(巨鳥叫び狂う森とはいえ、己の森住まいは生地からのこと。遠目にもぴりと感じる、異様な気配。ひとがた成した けものの、気配。身のすぐ横に飛ばされる凶暴な視線受け、背這う怖気が一段階増す。そ と傍らの矢尻に指伸ばし。警戒、を)一応、狩人なもので。狐と猫とひと以外なら、何でも。……ちなみにあんたも、遠慮したい、が。(遠まわしに、刃交避けてみせたい様子見せ)
[Mon 11 Aug 2003 18:00:04]
◆
デルデル
>
そいつは不公平なこって。(鼻を啜るように吐き捨てられた言葉。かと言って有体に馬鹿にしていると言うつもりも、本人には在らぬ。男は人生の全てを舐めた口調。生れ付きの持ち味なのだ、と彼自身は諦めて居た。杖を鳴らして、歩く。近付くでもなく遠ざかるでもなく。左右に。檻の中の熊のように)アンタが食べねえ、食べられねえ、って言うのなら、譲って貰いてえ……と、思って居たんだが。(嘗め回すように、眺めるのは狐の子)
[Mon 11 Aug 2003 17:59:16]
◆
デルデル
>
(唐突に現れた狐目の男は、鼻を猟犬類の如く くすくすと鳴らすと、唇の周りを指先で一撫ぜする。湿り気、滑り気を帯びる朱色の唇。――横たわる狐を眺める瞳は飢えた狼の眼差し。)……何?本当に喰わねえの。勿体ねえなあ。折角の狐の肉……(男は棒切れのような捻じ曲がった、恐らくは「杖」の他には、何も武器らしきものは備えて居らぬ。人懐きのするように笑んで見せては、ひたりと足音を立て)へえ。「狐」は喰わねえンだ?
[Mon 11 Aug 2003 17:55:14]
◆
閑
>
……、(漸く沈んできた茜陽にちらつく黒と、耳触る衣擦れの音。はっとそちら見遣れば、森中にはおよそ似合わぬ法衣が揺らめいていた。勝手に和んでいた心中に それこそ池の水差されるが如く、寝ようとしていた身体跳ね起こす。手には銃弓、一応、構え)……狐は。誓いたてて、喰わないことにしている、んだ。見逃してもらいたい、な。
[Mon 11 Aug 2003 17:52:39]
◆
閑
>
(べろりと伸びた土臭い毛皮の主を、座る池辺の隣 静かに横たえた。これが数ヶ月前なら謝りつつも刃突き立て、己が血肉としていたところだが。表情くるくるかわる彼らの元締め、義弟の妖狐に同族喰わぬと誓いたてたゆえに。やや泥濘んだ池辺の土、毛皮汚してすまなく思いつつも背中を撫でる。懐かしい感触だと、妙な感慨覚えながら)
[Mon 11 Aug 2003 17:49:04]
◆離れ小島
>
(奇怪な鳥の鳴き声の聞こえる小島に
デルデル
の姿が訪れる…)
『如何したんだ、喰わないのか、アンタ?(後方から男の声が発せられる。水溜りを望む木陰に黒々の法衣がひィらりと揺れた。狐目の男。)』
[Mon 11 Aug 2003 17:48:30]
◆
閑
>
…………、(正直 途方に暮れていた。小動物を 出会い頭に縊り殺してしまうような悪癖はなかったはずなのだけれど。依頼のためとはいえ、ひと月近くの屋外滞在。もしかしたら少し、頭が疲れていたのかもしれなかった。申し訳ない と哀れな狐に一礼する。ひょこり、己が手と共に夕蔭揺れる、それだけの話だったけれど)
[Mon 11 Aug 2003 17:44:10]
◆
閑
>
(鳥をはじめ、やたらに余計な生育成した生物闊歩する離れ小島で、まさかこんな生物見かけるとは思わず。何を勘違いしたのか いきなり噛み付いてきた彼を、うっかり首捕らえて絞めあげてしまった。気付いた時にはもう遅く、そこにはただ だらりと細身横たえる気絶姿。狩りをする気もなかったため なめして喰うわけにもいかず、哀れ彼と己でお手手つないでえんやこら、の夕暮れである)
[Mon 11 Aug 2003 17:41:24]
◆
閑
>
(己が褐色の指先でとらえるのは、膝丈サイズのかたまりひとつ。温かく、腹部上下して、それでも声は啼げぬ、金茶の毛並をした生き物。……この島特有の生物でなければ。紛れもない、中型のキツネだった)
[Mon 11 Aug 2003 17:36:40]
◆
閑
>
(……と、偉そうな戯言並べ立ててはみたものの 大したこと為しているわけでもなく。池辺にぽつり座り、暇な長期滞在者が沈みゆく夕映え眺めている、それだけの話だ。ただ、)(手先に、だらりとぶらさがる。気の毒な気紛れの道連れが、一匹いるだけで)
[Mon 11 Aug 2003 17:33:33]
◆
閑
>
(夏の高空の所為か、未だ瞳焼く陽光はこの時間にもおさまりをしらず。弱く朱と橙纏ってちりり 瞼に悲鳴あげさす強い力、同じくこの地に生きゆくものとしても敬意捧げぬわけには行くまいか。自然崇拝の思想持つわけではないが、それでもこの島、この森の。今にも海めがけ溢れんとする生命力の偉大さは、ながく滞在するうち肌で感じられ)
[Mon 11 Aug 2003 17:30:48]
◆離れ小島
>
(奇怪な鳥の鳴き声の聞こえる小島に
閑
の姿が訪れる…)
『あたたかい感触、掌に覚えた』
[Mon 11 Aug 2003 17:25:22]
◆離れ小島
>
(巨大な鳥の羽ばたく音が聞こえる中
レイフェル
の姿は消えて行く…)
[Fri 8 Aug 2003 16:38:49]
◆
レイフェル
>
(今日はもう戻ろう。食事とできるような動物は狩れそうもないが、果実を頂こう。きびすを返す。草むらのなかに、姿紛らす。雨は、止みそうになかった。)
[Fri 8 Aug 2003 16:38:46]
◆
レイフェル
>
(さても。気の所為だったのか。もう一度辺りを見回しては何か、誰か、居らぬのかと。暫しの間に、随分と濡れてしまったが。濃い目の肌に、白い角が自己主張する。水滴滴らせる知れにそ、と触れて、槍を担ぎ直した。)
[Fri 8 Aug 2003 16:32:18]
◆
レイフェル
>
(己の呟き、雨音に埋もれようとも聞き取られて居たらしい。己の背後には草むら。眼前には澄んだ水湛える池。巨鳥の水飲み場だ。耳打つ声に、視線を巡らせて。)――…居るよ?(己の位置、知らせる行為。未だ敵かそうでないかは判らぬが。登録なさっているなら、戸籍指定はなさった方が良いですよ、とは誰の声か。)
[Fri 8 Aug 2003 16:14:44]
◆
イヴ
>
(人の声を聞き取り、少女は海から上がり自分のヒレを足に戻すと人の声のしたほうへ歩いて行く.)あのー、どなたかいらっしゃいますか?(少女はいつもより少し大きめな声で誰かに向かって叫ぶ。)
[Fri 8 Aug 2003 16:09:14]
◆
レイフェル
>
(少女には未だ気付かない。一緒に来ている仲間とは、今は別行動を取っている。額にかかる緋の髪をかき上げながら、ゆぅるりと辺りを見回した。夕食の為の、狩り二来てみたが。懸念通り、動く生き物は少なく。ついでに云うと、魔物や何かの気配もまだ感じない。それを狙って来た側面も、在る。)
[Fri 8 Aug 2003 16:08:21]
◆
レイフェル
>
(其処に立っていたのは、女であった。小麦色の肌は日焼けてさらに色を増し。額には、まっすぐな一本の角が突き出している。雨打たれ、波立つみなもを眼前に。近くの塒より出てきたばかりではあるが、もう全身はぐっしょりと濡れていた。)――…梅雨の再来みたいだけど。
[Fri 8 Aug 2003 16:04:23]
◆離れ小島
>
(奇怪な鳥の鳴き声の聞こえる小島に
イヴ
の姿が訪れる…)
『海から一人の少女が』
[Fri 8 Aug 2003 16:00:45]
◆離れ小島
>
(奇怪な鳥の鳴き声の聞こえる小島に
レイフェル
の姿が訪れる…)
『(角より、髪より、衣服より。水が盛大に、滴り落つる。)』
[Fri 8 Aug 2003 15:57:51]
◆離れ小島
>
(巨大な鳥の羽ばたく音が聞こえる中
シュゼル
の姿は消えて行く…)
[Sun 3 Aug 2003 22:57:35]
◆
シュゼル
>
(立ったまま、書物を読み耽る姿は、池に喉を潤しに来た鳥のみ。…其の後何処へ行ったかもまた、闇と鳥のみぞ知る...)
[Sun 3 Aug 2003 22:57:33]
◆
シュゼル
>
(池に暗く映った己が貌。其れを眺めては、至極唐突に。にやり、と。悪戯を思い付いた子供の微笑み。)……そうじゃ…、良い事を思い付いたぞ…(愉快げな顔で呟けば、指を鳴らして。先程まで読んでいた書物を右手に握らせる。…誰に試そうか。考えるのは、そんな事。心弾ませつつ、ペラ、と書物を捲り出す。)
[Sun 3 Aug 2003 22:54:09]
◆
シュゼル
>
(ゆっくりと、岩の上を渡り歩く。すれば、靴越しに伝わる堅さ。己の歩行と共に動くのは、背後に有る淡い発光体と水面に映った影法師。頭上に留まる細い水晶は、雲に隠れて其の麗貌を惜しんでいる。はぁ…、と吐息を零せば、岩上から地面に降り立った。手を伸ばして、池に指を泳がせる。冷たく澄んだ水は、指先から波紋を広げて、ピン、と張られた水面を乱して行った。)
[Sun 3 Aug 2003 22:39:21]
◆
シュゼル
>
(やはり容易では無い。死者に逢う等、自然の摂理に反している。蘇生をしようと思うて居るワケでは無いが。否、其れに近いか…?)……あぁ…、コレはもう用済みじゃ……(広げていた書物を閉じ、其の表紙を数回叩けば、闇に紛れて消えて行く其れ。見咎めれば、岩の上に登った。見渡す限りが闇。心地良いような、少し背筋寒いような雰囲気だ。)
[Sun 3 Aug 2003 22:29:46]
◆
シュゼル
>
(今は鳥も就寝の準備でもしているのか。姿も無い。其れでも警戒は解かないが。池から目を話し、古惚けた書物にまた双眸を合わせれば、パラリ、と。一枚。)……死魂の書と有ったが…、あまり欲しい情報は書いておらぬな…(落胆に目を伏せれば、憂鬱に溜息。死後の事には少しばかり触れているが、肝心な所は濁されている。折角見つけ出して来たと云うのに。使えん。)
[Sun 3 Aug 2003 22:14:32]
◆
シュゼル
>
(膝に肘を付け、其の掌に顎を乗せては、唇を指で辿らせる。今日で一気に三人見付かるとは、思わぬ収穫と言おうか。)……しかし、後二人が問題じゃのぅ……それに…(開いたままの書物に目を落とす。魔皇討伐も大事だが、此方にも遣る事が出来た。密かに溜息を付けば、背中を向けている池に首だけ振り返って目線を流す。)
[Sun 3 Aug 2003 22:05:32]
◆
シュゼル
>
(夜闇は深い。よって、書物の上には淡い球体の光を漂わせている。昼間には盛んだろう巨大な鳥の訪問も、今は無く。辺りは整然として静かなモノだ。)……エトル殿…、ティリス殿に…ヨハネ殿か……(夕方近くの昼下がり。其の時の出来事を思い起こしては、一人呟く。しゃら…、右腕に嵌めている腕輪を弄っては鳴らしつつ、思案に耽る。微風は、群青色の池の水面を揺らし、己の黒髪を攫っては流れて行く。)
[Sun 3 Aug 2003 21:56:25]
◆
シュゼル
>
【 シュゼル は 巨鳥の水飲み場 へと場所を移動した… 】:移動
[Sun 3 Aug 2003 21:50:13]
◆離れ小島
>
(奇怪な鳥の鳴き声の聞こえる小島に
シュゼル
の姿が訪れる…)
『巨大な岩に縁取られた池。夜闇に隠れてとある岩の一つに座って居るのは、書物を広げた軍人風貌。)』
[Sun 3 Aug 2003 21:50:05]
◆離れ小島
>
(巨大な鳥の羽ばたく音が聞こえる中
ルゥースター
の姿は消えて行く…)
[Sun 3 Aug 2003 20:01:07]
◆
ルゥースター
>
『青い神官服を纏った兎獣人の少年、森の奥へと姿を消して』
[Sun 3 Aug 2003 20:01:05]
◆
ルゥースター
>
さてと・・・・僕は僕で探索を続けるとしようかな・・・・
[Sun 3 Aug 2003 20:00:26]
◆
ルゥースター
>
(日が落ちるのを見て)・・・・夜までって、もう十分に夜のような・・・・(船は果たして残っていたかと想いを馳せて)
[Sun 3 Aug 2003 19:59:11]
◆
ルゥースター
>
気をつけていくんですよぉ〜〜〜〜!!!!(去っていく背中に声をかけて)
[Sun 3 Aug 2003 19:58:14]
◆離れ小島
>
(巨大な鳥の羽ばたく音が聞こえる中
エイン
の姿は消えて行く…)
[Sun 3 Aug 2003 19:56:50]
◆
エイン
>
人間の国同士と全然変わらないぽいですね……そりゃそうか。(勝手にうんうんと頷く。鳥がまた叫んで羽ばたきのけただまし音が聞こえる。ほとんど落ちた日を見上げて)あ、夜までにリュティアに入らなきゃいけなかったんだ。(残念そうに呟いて肩に一枚ついた羽毛をつまみあげて)じゃ、そろそろここ出ようと思います。(言って歩き出す)
[Sun 3 Aug 2003 19:56:43]
Line : 100
TeaChat 1.6.3