【
場所:野寝の広場
】by
グッドバイ
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場所説明
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Ω徘徊者 1人 :
◆グッドバイ
◆犯罪者の街
>
(最早無法地帯と化した街は
プレート
の去り行く姿を静かに見送った…)
[Mon 21 Jul 2003 12:48:19]
◆
プレート
>
(金の簪は、売られぬらしく。其れも良きかな、等。 野暮な事は思わぬ。雫が落ちてくるなら傍受しよう。せめて、花火を見る約束を破った罪が償える年月の間。)
[Mon 21 Jul 2003 12:48:11]
◆犯罪者の街
>
(最早無法地帯と化した街は
グッドバイ
の去り行く姿を静かに見送った…)
[Mon 21 Jul 2003 12:47:46]
◆
グッドバイ
>
(――花火はまだ見てねェぞ。空いた掌で顔を拭い。男は銀プレートを握って、踵を返すのだった。一度、月曜の雨空を見上げ。今日は大雨だ。)
[Mon 21 Jul 2003 12:47:45]
◆
グッドバイ
>
(お前ェさんに、生きてて欲しいから、……だから、約束したのに。) ……死ン…じまい、やが、ッ…て……、 (ヒク、と嗚咽が漏れる。雨に現れる顔に伝う涙。だらしなく垂れる鼻水とでグチャグチャ。)
[Mon 21 Jul 2003 12:46:12]
◆
グッドバイ
>
(プレートは、何も語らぬ。拳を広げて、雨に濡れたそれを見た。) …………、 (雨合羽の声を遠くに聞く。ぼた、と、雨に混じって、銀に雫が落ちる。いくつも、いくつも。)
[Mon 21 Jul 2003 12:44:27]
◆犯罪者の街
>
(最早無法地帯と化した街は
黒い雨合羽
の去り行く姿を静かに見送った…)
[Mon 21 Jul 2003 12:42:48]
◆
黒い雨合羽
>
簪はぁ。(雨の向こうに溶け消えながら、雨合羽の影は右手を上げて大きな声で言った)売らずにおきますよ。あんたとの約束の証に、あっしが愛でておきやすぜ!(しわがれ割れた大声が、雨の向こうから響き……そして、雨音に消えた。)
[Mon 21 Jul 2003 12:42:39]
◆
プレート
>
(ちゃり。僅かな音を鎖が立てて、今度はグッドバイの手の中。次に誰かの手に渡るのは、何時の話になるのやら。 凍っていたのを謝罪しつつに。)
[Mon 21 Jul 2003 12:41:25]
◆
グッドバイ
>
(テメェの為になんぞ、誰が頑張るか。唾棄。) ……俺の、想いが、テメェの基準で換算されるなンてな……、 (最悪だぜ。口の中でもごもごと。死ぬのなら、欠片も残さず死ンでやる。)
[Mon 21 Jul 2003 12:41:12]
◆
黒い雨合羽
>
冗談でしょう。(雨合羽はまた、笑った。今度は、緊張が抜け、乾いているが本来の笑いであった。)そう簡単に死んでもらっちゃあ困る。あんたには、もっと名を売って貰って、色ンな想いを染み込ませてもらわなきゃあなりやせん。そのプレートより、高く売れるように。そのプレートより、想いが籠もる様に……ね。(雨合羽は、グッドバイの横を通り過ぎさま言って、大雨の中歩を進める。昼と言うのに悪い視界に、溶けていく)
[Mon 21 Jul 2003 12:38:14]
◆
グッドバイ
>
(――パシッ。差し出されたのを、奪い取るように。取り返した、など、格好の良い事を云えるた立場でも無い。己の命で、雨合羽から買ったのだ。ただの、取引であるのだ。男は、しっかりと銀プレートを握り締めた。) ……フン、云ってろ。精々死神に祈るこったな、早いトコ俺が死ぬようによ。 (視線もやらず。)
[Mon 21 Jul 2003 12:33:56]
◆
黒い雨合羽
>
商談成立だ。(ちゃり。銀のプレートは、揺れながら差し出された。生と死の狭間を、揺れる振り子のように)死人の価値は、生者が決める。あんたのお仲間にも、良く言い含めておいて下さいな。美術商のギョームが、死神の食い残しを貰い受けに来るってね。(くふ、黒い雨合羽は首を振り、笑った)あんたの御活躍に期待してやすぜ。
[Mon 21 Jul 2003 12:31:21]
◆
グッドバイ
>
……、……、 (剣の柄から、手が離れる。下りた手は、腰辺りでギリリと握られた。) ……イイ、だろう。 (奥歯を噛み砕いてしまいそうなのを堪え、紡ぐ。) 俺が死んだら、そりゃァ、テメェの好きにするがイイさ。テメェで死体探して、適当に漁って行きやがれ。 (吐き棄てるように云った。)
[Mon 21 Jul 2003 12:27:41]
◆
黒い雨合羽
>
(グッドバイの怒号に、雨音が刹那、消えた。薄い唇を、舌が這った)それじゃあ、こうしやしょう。あんたがおっ死んだ時。その遺留品の受取人に、あっしを指定しておくんなさいな。それで、こいつを譲りやしょう。あなたが殺した男の遺留品を、貴方の死が贖う。ヒフティ・ヒフティ。死には死を。どうですかね?――『D-W』たる金曜日を殺した御仁。(銀のプレートが、揺れた。静かに、揺れた)
[Mon 21 Jul 2003 12:24:40]
◆
プレート
>
(空は薄暗く黒い雲が垂れ込めて居る。落ちてきそうな程に低い天空。其処に、巨躯の声は酷く良く通った。雨の隙間を掻い潜り、少し離れた場所へさえ。 多分この世じゃ無い何処かで、赤い半被の誰かが苦笑った。)
[Mon 21 Jul 2003 12:23:34]
◆
グッドバイ
>
それは、金曜日のだッ。金曜日がその世界で生きた証だッ。 (フラッシュバック。絶望に満ちた彼の顔が焼き付いて離れぬ。) 俺が殺したも同然だ。約束破られた代わりに、その証は俺がもらう! (無茶苦茶だった。)
[Mon 21 Jul 2003 12:20:42]
◆
グッドバイ
>
やらん、 (それならば、尚更。) やらん! (吼えた。)
[Mon 21 Jul 2003 12:18:28]
◆
黒い雨合羽
>
ごもっとも。(雨合羽が揺れた。体を揺らし、笑っている)金満家のとこにこいつを簪とセットで持っていきゃあ金貨十枚にはなる。ですが、あっしは枯れても美を見るものでね。薄汚い金じゃあなく、死を分かった想いの籠もった金が欲しいのさ。問題は、金じゃない。其処に込められた想念。それが、欲しい。
[Mon 21 Jul 2003 12:17:08]
◆
プレート
>
(ちり。金の算段。再びひそりと雨音しか響かなくなった広場に、合羽と巨躯。響く声は、静か。)
[Mon 21 Jul 2003 12:14:51]
◆
グッドバイ
>
金貨五枚程度の価値しか見出せねぇテメェに渡しておきたくねェだけだ。 (獣の瞳は、薄暗い昼に灯る。) つか、よ。金でどうこうしようとするのが気に食えわねェ。
[Mon 21 Jul 2003 12:13:32]
◆
黒い雨合羽
>
お兄さんは金が無い。金貨を払っても、それは、そのごっつい金属の塊で無から稼ぎ取ったもんだ。金で贖うんじゃあない。あんたの、心で贖うんだ。(剣に手を掛けるのを見て、浮浪者たちは棒切れや石を落して我先にとねぐらに舞い戻っていく。雨合羽だけは、剣の鳴る音にも動じずそれ以上下がりはしなかった)それとも、あんたにとってこいつあ。――金貨五枚の価値はありやせんかね?
[Mon 21 Jul 2003 12:11:31]
◆
グッドバイ
>
その身体に、埋め込んでやろうか、 (ガチ、と剣が続いて鳴った。)
[Mon 21 Jul 2003 12:07:48]
◆
グッドバイ
>
生憎な、俺ァ図体はデケェがやるコトァ小ッちェえ男なンだよ、 (歩み寄りながら、がし、と背の大剣の柄をを掴む。顔は一度、俯いたが、雨合羽の台詞に、ぎりり、と眼光鋭く、上がる。) ――金貨五枚はねェが、ココに、ホレ、特大の金属なら持ってるぜ。
[Mon 21 Jul 2003 12:07:13]
◆
プレート
>
(翳される。雨が打つ。磨き上げられた表面を雫が伝っては落ちた。二人の会話を銀が聞く。)
[Mon 21 Jul 2003 12:06:59]
◆
黒い雨合羽
>
お兄さん、あんたぁただもんじゃあない。あっしもこんな稼業が長いもんでね。人を見る目だけはある。あんたが本気になりゃあ、金貨五枚なんぞ軽いもんでしょう。(男の進むのに合わせ、雨合羽はくぐもった笑い声を上げて一歩下がる。銀のプレートをグッドバイの眼の前にかざした。ちゃらり。鎖が鳴る。在りし日のように)あんたが払えないなら、こいつぁ薄汚い金満家の変態野郎が、舐めたり擦ったり、大事にしてくれるでしょうな。
[Mon 21 Jul 2003 12:04:11]
◆
グッドバイ
>
(じり、一歩、雨合羽に近寄り、) そいつは、金で取引するもンじゃねェよ。
[Mon 21 Jul 2003 12:02:34]
◆
グッドバイ
>
俺はそンな金持ちに見えるのか、 (ハッ。笑う。) 金のなる樹、とやら。テメェはちっと眼を看てもらった方が良いぜ。
[Mon 21 Jul 2003 12:01:23]
◆
プレート
>
(手に、金貨がずしりと重たかった。合羽と巨躯を交互に見て、ぢりぢり、浮浪者は取り囲んでいた輪の中へと下がる。手に持ってしまえば所有物。 プレートは、今度は合羽の手の中。)
[Mon 21 Jul 2003 11:59:33]
◆
黒い雨合羽
>
そうですかい。それじゃあ金貨五枚だね。(しれっと。しわがれ声で言ってのけた)
[Mon 21 Jul 2003 11:58:53]
◆
グッドバイ
>
そいつは、ただの祭り好き野郎の形見だ。 (雨合羽の笑みを、一蹴、一笑。) そして、俺と約束したクセに死ンじまった馬鹿野郎の形見だ。 (組んだ腕を解く。) ――簪は、いらねェ。プレートを、寄越せ。
[Mon 21 Jul 2003 11:57:13]
◆
黒い雨合羽
>
……さて、お兄さん。(今にも欠けそうな哀しい満月に目を移し、男はしわがれ声を上げた)こいつと簪に、いくら出しやす?
[Mon 21 Jul 2003 11:56:10]
◆
黒い雨合羽
>
(金貨を浮浪者に渡すと共に、鈍く輝くプレートをしっかりと受け取った。口元に、堪えきれぬ本当の笑みが広がる)ああ、これですな。血と罪の染み込んだ悪逆の証。このプレートこそが芸術品ですぜ。こいつあ、良いものだ。
[Mon 21 Jul 2003 11:53:51]
◆
プレート
>
(鎖を持つ手が震えていた。プレートには少しの血痕。合羽へと差出し乍、ちらりと澱んだ蒼い目で、周りの浮浪者…顔見知りであるのだが…を見遣った。今夜は良いモンが喰える。そんな意味合いの。)
[Mon 21 Jul 2003 11:52:50]
◆
グッドバイ
>
(人間風情が。思わず口から出そうになった台詞を呑み込む。雨に理性が溶かされ掛けているのが解る。寝起きでそのままくるのではなかった。せめて飴の一つでも食ってから出て来ておれば、もう少しは大人しくできたものを。それも後悔でしかない。) ……あァ、もう、無法者でも何とでも云えや。 (月色の瞳が、哀しい色の銀プレートを見つめて。商談が成立する様を。)
[Mon 21 Jul 2003 11:49:47]
◆
黒い雨合羽
>
ですから、最低限のルールの話ですな。それを守っていただけりゃあ、良いだけの話です(無法者、にはそう返して。油断は無く、しかし大胆な大股でばしゃりと二人に、否、プレートに近寄った。雨音を通して、興奮に震えた息遣いが聞こえる距離)
[Mon 21 Jul 2003 11:48:23]
◆
黒い雨合羽
>
(ぞろり、ぞろりと。商談する三人を囲むように、浮浪者が十人ほど、大雨の中に歩を進めた。手に手に棒切れや石を握り締めている姿が、雨に煙った)
[Mon 21 Jul 2003 11:45:24]
◆
グッドバイ
>
ココで無法者を語るか。笑わせるぜ。 (男は腕を組み、雨合羽を見るのだ。プレートを横目で見遣りつつ。)
[Mon 21 Jul 2003 11:45:10]
◆
プレート
>
(此処は物価が安い。当分はマトモな物が食えるだろうと、男は笑った。大雨は止む事無く地を叩く。 「嗚呼。手前ェの、持ってる、金貨。此れと、交換、なんだろォ?」 掠れた声は、金貨を自分の手が持つと言う興奮からか。ガリガリに痩せた身体に襤褸服を纏った男は立ち上がる。銀のプレートに付属する鎖を、しっかと握り。合羽へ。)
[Mon 21 Jul 2003 11:43:41]
◆
黒い雨合羽
>
こんなどん底に生きてる者達にも、最低限のルール、仁義ってもんがありやす。いや、こんなとこで生きてるからこそ、仁義がなきゃあやってられんのですな。私は此処の方々が集めたガラクタを、法外な値で買い取る金のなる木だ。お兄さん、あなたはその拳に物言わすだけの無法者に過ぎやせん。此処を無事に出られるのは、どちらですかねぇ?(雨合羽の下、歪んだ笑みからしわがれた声が洩れる)
[Mon 21 Jul 2003 11:43:27]
◆
グッドバイ
>
フン、 (至極当然の選択。男は鼻息一つ。這い出してくる浮浪者は砂糖にたかる蟻。なんて解りやすい世界だろうか。) ……別に、俺ァこいつが合羽に金貨で売ろうがどうとか、関係ねェよ。そうしたら、買い取ったオメェから戴くまでだ。 (しれ、っと。)
[Mon 21 Jul 2003 11:38:59]
◆
黒い雨合羽
>
当然ですな!金貨一枚となりゃあ、一体どれだけ美味いもんが食えますかなあ?(男の返答に満足した雨合羽。がらがらとした大声で、ぐるりと辺りに叫んだ。掲げた金貨一枚の輝きに、眼を奪われた浮浪者が一人、また一人とねぐらから這い出してくる)今日は、皆さん、美味いもんを食わせてもらえますよ。このお兄さんが邪魔しなけりゃあね!
[Mon 21 Jul 2003 11:36:47]
◆
プレート
>
(巨躯の背後に居るのだろう声の主。先程まで瞳孔に捉えていた金は、今は無い。唯、手の中には冷やかな銀が。浮浪者の男は、賤しい笑みを口元に浮かべた。 「嗚呼。当然、売る、さァ。」 二つ返事。目だけは、巨躯を窺うように見た。直ぐに逃出せるようにと、そんなカンジに。)
[Mon 21 Jul 2003 11:34:12]
◆
グッドバイ
>
(身体。そう云えば、死体は何処へいったのだろう。よもや砂になって消えたなど、男は知る由も無い。振り返らずに帰ってきてしまったから。チッ、と舌打。雨合羽の台詞へもあり、己へでもあり。男はただ浮浪者を見る。)
[Mon 21 Jul 2003 11:31:29]
◆
黒い雨合羽
>
ご冗談を。簪だって、手に入れんのに随分骨ぇ折りやりた。これを挿してた頭も身体ごと無かったんだ。体もセットなら、良い飾り物になったものを(呟きは、雨音に紛れ。しかしその言葉は耳を射る。低い笑い声を立てながら、二人に近寄る。ばしゃり)今プレートは、貴方のもんだ。さあ、どうなさるね?金貨一枚か、其処のお兄さんに力づくで奪われて痣でもこさえるか。どっちになさる?
[Mon 21 Jul 2003 11:28:17]
◆
プレート
>
(金一枚。鈍く燻るように光る銀に比べれば、格段に黄金の方が見栄えする事は明らかで在る。プレートを握る浮浪者も、当然金の輝きに目を奪われた。…が、此方へ向き直った巨躯に、視界を遮られ。座り込んだまま、変らず見る。目付きの悪い目で。)
[Mon 21 Jul 2003 11:23:36]
◆
グッドバイ
>
……そうか、テメェか、 (最初に拾ったのは。金曜日の、前だ。木曜日。約束をしてそのまま逝ってしまった彼のなりは忘れる筈も無い。白雪の髪に飾られていた金の簪も、勿論覚えている。) ――悪ィが、プレートだけは渡せねェ、 (そうして、視線を戻すのだ、浮浪者へ。雨合羽には背を向ける。金貨に一瞥もやらぬまま。)
[Mon 21 Jul 2003 11:21:24]
◆
黒い雨合羽
>
裏の世界で名を売った『D-W』のプレート。あっしなら、金貨一枚出してもいい。(ニタリと笑って、合羽の下から黄金の輝き光る硬貨を雨晒す)先だって手に入れた、箸とセットならかなり良い値が付く。それは、保証書代わりって訳で。
[Mon 21 Jul 2003 11:17:44]
◆
グッドバイ
>
……それで、何か、 (男は、雨合羽を睨み付ける。) お前ェさんも、コイツが目当てなのかい、 (顎で一度、浮浪者の、手の中の銀を指しつつ。)
[Mon 21 Jul 2003 11:16:33]
◆
プレート
>
(きらり、とはいかぬ。唯鈍く、其れでも輝きを失わぬ銀の板。この地は動物まで言語を介すが、プレートは流石に喋れん。唯、浮浪者の手の中。)
[Mon 21 Jul 2003 11:13:57]
◆
黒い雨合羽
>
いやあね。そいつぁ好事家が欲しがる極上のアイテムですよ。ここいらの、趣味のいい御仁達にとっては。(雨合羽は慎重に、牙を剥く屈強な男と大雨の壁、距離を保ったまま言った。フードの下、暗い瞳が注がれるのは、銀のプレート)
[Mon 21 Jul 2003 11:13:14]
◆
グッドバイ
>
…………、 (相手の反応を待って。そうしておれば、後方から声。銀プレートから視線反らし、降り返った。雨の中びしょ濡れの男は、黒い雨合羽を見る。)
[Mon 21 Jul 2003 11:11:33]
◆犯罪者の街
>
(リュティアの街から離れた犯罪者の巣窟に
黒い雨合羽
の姿が現れる…)
『おお、こんな所に在ったわい。(雨音に紛れ届いたしわがれ声。グッドバイの右後方、三メータほど向こうの大雨の中。黒い雨合羽で全身包んだ男が立っている。)』
[Mon 21 Jul 2003 11:09:14]
◆犯罪者の街
>
(リュティアの街から離れた犯罪者の巣窟に
プレート
の姿が現れる…)
『(浮浪者の手の内にて、雨雫を跳ね返す其れ。寸分の曇り無き銀色の。)』
[Mon 21 Jul 2003 11:08:54]
◆
グッドバイ
>
こっちこそ、知るか、 (男は随分と我侭だ。) 兎に角、見付けたンだ、 (続く言葉は一つ。) よこせ。 (返せ、とは云えなかった。まるでコレでは、ゴロツキと変わり無い。ッヘ、と自嘲めいた笑みが漏れる。牙が覗く。)
[Mon 21 Jul 2003 11:05:31]
◆
グッドバイ
>
(「知るか」 浮浪者は当然の視線を返す。落とした方が悪ィンだ、とか何とか。御尤もだ。ましてやこの場所では。原型のままプレートを見付けただけでも、奇跡に近い。よく、叩き潰されずに、売られずに、未だ人の手の中にあったもんだ。)
[Mon 21 Jul 2003 11:00:49]
◆
グッドバイ
>
(浮浪者は振り返る。「何だァ?」俺の宝を横取りする気か、と。目付きは酷く悪かった。草臥れてボロボロの服を着ている、というより巻いているような浮浪者。チラチラ、と、雨に濡れる銀プレートを翳すのだ。) ……ソレぁ、よ、……、 (俺の、知り合いのだ。云いながら、なおも手を伸ばす。勝手な言い分。)
[Mon 21 Jul 2003 10:54:55]
◆
グッドバイ
>
それ、何処で、誰から、 (否、そンなコトはどうでも良いのだ。浮浪者に手を伸ばしつつ問うた。何処で、は、ココなのだろう。誰か、はまた別の浮浪者か、あるいは目の前の浮浪者その人であろうから。そうだ、そんなことよりも。男が見ているのは、銀で。)
[Mon 21 Jul 2003 10:47:37]
◆
グッドバイ
>
おい、 (ついに、浮浪者に声をかけた。雨に晒すように銀プレートを掲げていた浮浪者に。座って居るから、己の視線は自然に見下ろすかたち。……と云っても、浮浪者が立ちあがったとして己の方が身長は高いか。)
[Mon 21 Jul 2003 10:42:27]
◆
グッドバイ
>
(無意識のまま、近寄る。斬られた右の横っ腹が痛い。二日の間、それこそ死んだように眠った。傷の所為じゃない、それより……。) …………、 (兎も角、浮浪者の持つ銀から視線が外せない。なぜならその銀には、「D-W」とあったのだから。)
[Mon 21 Jul 2003 10:37:47]
◆
グッドバイ
>
(ただ、独りだけ。男は見付けた。広場の真ん中で、馬鹿みたいに座っている浮浪者。その手には、――銀。) …………ぁ、 (鈍い色彩の中、嫌でも眼を引いた。)
[Mon 21 Jul 2003 10:33:16]
◆
グッドバイ
>
(どうして、ココに足が向いたのか、考えないようにした。) …………ッは、 (バケツをひっくり返したような雨が容赦なく己の身体を打つ。浮浪者たちは広場の隅に積みあがった瓦礫の影に身を隠している。)
[Mon 21 Jul 2003 10:30:12]
◆
グッドバイ
>
【 グッドバイ は 野寝の広場 へと場所を移動した… 】:移動
[Mon 21 Jul 2003 10:28:28]
◆犯罪者の街
>
(リュティアの街から離れた犯罪者の巣窟に
グッドバイ
の姿が現れる…)
[Mon 21 Jul 2003 10:28:21]
◆犯罪者の街
>
(最早無法地帯と化した街は
マリア
の去り行く姿を静かに見送った…)
[Mon 21 Jul 2003 03:40:47]
◆
マリア
>
(ショールを引っかけると、穴の空いた荷物をしっかり抱え、酒場の外へと駆けていく)
[Mon 21 Jul 2003 03:40:45]
◆犯罪者の街
>
(最早無法地帯と化した街は
カートライト
の去り行く姿を静かに見送った…)
[Mon 21 Jul 2003 03:37:42]
◆
カートライト
>
(世ではなく、背。――どしゃぶりの雨。異臭のなごりが、微かに残る夜)
[Mon 21 Jul 2003 03:37:37]
◆
マリア
>
まったくよね(失礼な、にくつりと笑うと、荷物から黒いショールを取り出して肩にかける。雨はむしろ、激しくなる一方で)御休み、カートライト(背を見送る)
[Mon 21 Jul 2003 03:37:11]
◆
カートライト
>
(背を向けたまま、軽く手を振ってから、豪雨の中彷徨い出す痩せた世。扉は閉じ、また雨音が、遠くなる)
[Mon 21 Jul 2003 03:36:27]
◆
カートライト
>
マリアちゃん。素敵な名だ。(にたりと、大きく笑んで。足を引きずりながら、ゆっくりと、歩き出す)は、そりゃ失礼なぼーやだ。おやすみ、麗しのマリア(掠れ声、残して。扉を開ければ、雨音が近くなる)
[Mon 21 Jul 2003 03:35:39]
◆
マリア
>
さあ、ね人のことをババア呼ばわりして出て言ったけれど、どこでどうしているのやら(大げさに肩を竦めて、外を見る)気をつけなさいね。雨で滑って転ばないように。
[Mon 21 Jul 2003 03:34:11]
◆
マリア
>
奢ってくれてありがとう。私はこの街に宿をとっているから。(東方風の御辞儀を、優雅な動作でして)マリア・シンメイ・リーよ。海賊船船長で、密輸商人。
[Mon 21 Jul 2003 03:31:37]
◆
カートライト
>
ぼうや? どんなのと会った?(可笑しげに、目を細めて)
[Mon 21 Jul 2003 03:30:30]
◆
カートライト
>
(東洋にの? 呂律が微妙だった。よ、っと立ち上がる。膝が痛んで、顔しかめつつ)
[Mon 21 Jul 2003 03:30:02]
◆
マリア
>
驚くわよ。東方に行くのなら、乗せて上げるわ。コキ使うけれどね?(片目をつむると立ち上がる)どうしようもないぼうやもいるけれどね……(はふ、とため息をつく。)
[Mon 21 Jul 2003 03:29:58]
◆
カートライト
>
俺はそろそろ行くとしよう。ひどい雨だが、だが、できれば夜明けまでに街に帰りたいところだ。(外は豪雨。あーあ、と顔をしかめながら)今日は、会えて楽しかったよ。俺ぁカートライト。酔っぱらいで冒険者で娼婦のヒモで、みんなのアイドル(戯けて自己紹介)
[Mon 21 Jul 2003 03:28:39]
◆
カートライト
>
東洋にの神秘だな(パンダの絵に呻る)世界は驚きに満ちている。この地方に飽いたら、こんどは東方に行ってみよう(喉奥、柔らかく笑う) そりゃ良い目標だ。なるほど、海には良い男が多いかもしれん。(酒のみほして、カタン、と、グラス置いた)
[Mon 21 Jul 2003 03:27:17]
◆
マリア
>
竹の弓を使うのは東島国かしらね。私の国では竹を食べる大熊猫という生き物がいて(と、グラスについた水滴で指を湿らせ、カウンターにパンダの絵を描いて見せる) 耐久力は低いけれど、風をはらんでとても早い。(指でくるりと円を描いて、水滴を切る)私が求めるのは富といい男、よ。
[Mon 21 Jul 2003 03:24:22]
◆
カートライト
>
竹! つい一昨日だったか、竹の弓を見せてもらった。竹ってのぁなかなか優れものみたいだな。竹刀とか、あの機能性に驚いた。竹の船かあ… 面白そうだ(目元、笑む)東方の文化は興味深い。(片眉上げて)もうけじゃないって? 求めるのは、スリルかい?
[Mon 21 Jul 2003 03:18:30]
◆
マリア
>
私が使ってるジャンクは竹で出来てるから、早い反面軽すぎる。砲弾の一つも貰ったら、木っ端微塵ね(大げさに肩を竦めて見せる。自分で混ぜておきながら、よく飲むわねえと呆れた顔で)もうけはそれなりね……密貿易のほうが儲かるかも知れない。
[Mon 21 Jul 2003 03:16:48]
◆
カートライト
>
コッグだって装備によっちゃあ、結構堅いんじゃないかい? 海戦は、俺らぁどてっぱらに突っ込んでからが勝負だから、わかんないがよ(はふ、と、笑って、微妙な味わいの酒を呷る。どのみち味覚はとうにバカになっている)儲かってるの? 仲間は結構いたりするの?(興味津々といった様子で)
[Mon 21 Jul 2003 03:12:28]
◆
マリア
>
意外とね。この界隈は海賊は少ないわ。今あなたが言ったようにこの辺りの商会は海賊への警戒が厳重だから。まあ、ガレオンやブリガンティンとまともにやりあう気はないけれどね。(妙な色に変じたグラスを見てころころと軽い笑い声を上げる)どうせまざりものの安酒なんだから、いいじゃないの。
[Mon 21 Jul 2003 03:09:36]
◆
カートライト
>
は。海賊もしのぎを削るか。このあたりぁ、海路も物騒は物騒だろうに。(微苦笑して)まあ、しかし、たしかにこう戦が続けば、交易の海路も絞られるしな。海賊には美味しい時代かもしれん。商船も、ただやられちゃいないだろうが。でかい商会の武装商船なんざ、下手な軍艦よりよほど使えるって噂だからな(すてきなカクテルに、うはあ、と。でも、大人しくいただく。嫌な飲み物)
[Mon 21 Jul 2003 03:04:30]
◆
マリア
>
甲斐性がないのねえ……(情けない顔にほら飲みなさい、と琥珀色の液体が残るカートライトのグラスに、瓶からワインを注ぎ込もうとする。楽しげな顔にくつりと笑んで)東中大陸は魅入りが悪い。東西南北から富の集まるリュティア近海は、絶好の狩り場よ。
[Mon 21 Jul 2003 03:01:12]
◆
カートライト
>
自業自得かあ…そう、なかなか長続きしないんだよなあ…(情けない顔をしてみせ、天井を上目で見る。海賊、には、瞬いた)…それで、陸、か。絵になるよ。美しき女海賊。浪漫だ(楽しげに目を見張る)
[Mon 21 Jul 2003 02:56:59]
◆
マリア
>
自業自得ね(そっけなく言い切ると、グラスを手の中で弄ぶ。アルコールで枯れた声とは対象的な、りんと響く声。また、いたずらめいた笑みで相手の顔を覗きこむ。項から黒髪が一房、首筋に流れ落ちる)海賊といったら、信じる?
[Mon 21 Jul 2003 02:52:06]
◆
カートライト
>
二兎を追う者は一兎をも得ず。良い言葉だ(どっちつかず、には、たは、と、笑う) そこか、敗因は。ちぇ(琥珀色の液体を喉に流しこんで、痛んだ喉に掠れた声で)残念。まあ、ハズレでよかった。殺されるのはいやだしな(大仰に顔をしかめて)正解は?
[Mon 21 Jul 2003 02:48:39]
◆
マリア
>
どっちつかずは女に嫌われるわよ。(しれっと答えながら、ワインを飲む。白い喉が赤い液体を嚥下していく。中身が半分になったグラスをカウンターに置いて)残念ね。どちらも外れよ。女スパイなら、自分の正体を明かすような問いはしないし、殺し屋ならとっくにあなたを殺して逃げてるわね。
[Mon 21 Jul 2003 02:45:54]
◆
カートライト
>
蝙蝠はお得だよ。(嘯いてから、続いた言葉に、にたり、と)その賞品は魅力的だ。(グラスに唇寄せたまま、灰色の瞳、悪戯っぽく上目で、女の美しい顔を眺める)だが、難しいな。それは、難しい(楽しげに、考え込むそぶり)そうだなあ…ミステリアスな仕事が良い。たとえば…女スパイとか、殺し屋とか(戯けた声音で)
[Mon 21 Jul 2003 02:41:09]
◆
マリア
>
いざとなったら、どっちにも転べるのね。(ワインをひとくち啜り、無意識に唇を舐める。肩にかかる髪を後に払って)ええ、賑やかで豊かで、そして物騒だわ……。私の仕事を当ててみない? 一度で当てたら、私を好きにしていいわ。(自信たっぷりの表情で、いたすらめいた微笑を浮かべる)
[Mon 21 Jul 2003 02:38:23]
◆
カートライト
>
的確な指摘だ。そうだな、その中間くらいかな(隻眼、目元笑って、グラスの縁を、ちん、と、弾いてみせる)どっちになるのも億劫だ、というラインで。…どうだい? こっちは。結構良いところだろう。物騒で、活気に満ちあふれ、人知の及ばぬ神秘がそこかしこにある。
[Mon 21 Jul 2003 02:35:23]
◆
マリア
>
どうもありがと(衣装を誉められると、にこ、と笑んで、運ばれてきたグラスを受けとる)ええ。半分は好奇心からだだけどね。あなたは? 冒険者と言うにはくたびれすぎているし、浮浪者と言うには……そうね、無気力さが少ない。
[Mon 21 Jul 2003 02:32:10]
◆
カートライト
>
ああ、それで、その素敵なドレスなんだ。あっちの色遣いは独特だね。赤や朱、金や黒を、あんなに美しく組み合わせる手法を知らない。(サービス、にはありがとよ、と、笑って) こっちにぁ仕事か何かで来てるのかい?(出されるきつい蒸留酒のグラス、引き寄せながら。ワインとグラスも、ネズミ獣人の小男の給仕に運ばれる)
[Mon 21 Jul 2003 02:26:39]
◆
マリア
>
………助けてもらったし、サービスってことにしてあげるわよ。(僅かに残る異臭を払うように手を鼻の前で振り、顔をしかめた)東中大陸からね……。今の時期は風がいいから。(大雨と異臭でどんよりした酒場の中で、一瞬目を伏せる。懐かしむような目で)
[Mon 21 Jul 2003 02:22:45]
◆
カートライト
>
目の保養目の保養(にひひ、と、笑ってから、のぞき込むその顔、見返して)陸、ってことは、海からでも来たの?(遠巻きにしていた客達も、何事もなかったかのように、それぞれの席に戻り、酒場は相も変わらずの風景。残る異臭だけが、その刹那の狂騒の名残)
[Mon 21 Jul 2003 02:19:11]
◆
マリア
>
見たのなら見物料、とるわよ?(にこやかに返すと、無事なカートライトの隣のスツールに腰を下ろす。)遠慮なく奢られるわ。ありがと(カウンターに肘をつくと、カートライトの顔を覗きこむ)
[Mon 21 Jul 2003 02:18:02]
◆
カートライト
>
良いキックだった。思わず俺が素敵なおみ足に視線釘付けで、隙だらけになるところだった。(軽い口調で言いつつ、蹴倒したスツール引き起こし、よっこらせ、と、腰を下ろす。女主人に銀貨放って、キツイのちょうだい、と、オーダー)こっちのおねえさんにもワインを(割れちまったからな、と)
[Mon 21 Jul 2003 02:12:29]
◆
マリア
>
汗かいちゃったわ。(鬱陶しげに前髪をかきあげながら、それ以外は何とも、と首を振る)陸は物騒でいけない……(くすくすと笑いながら、男の死体が片付けられるのを見物する。英雄も冒険者も通り魔も、死んでしまえばただの物)
[Mon 21 Jul 2003 02:10:00]
◆
カートライト
>
おう。ビビッたがな。そっちは大丈夫かい?(女に声をかけつつ、はあ、と、情けなく肩を落として、カウンターに手をつく。女主人が、ったく、このロクデナシなどと罵りつつ、下男に残された体を処理するように告げている。ひどく死に無頓着な、乾いたこの風景もこの街らしい)
[Mon 21 Jul 2003 02:06:47]
◆
マリア
>
酒場は食事をするところだと知ってはいたけれど、まさか自分が食事にされかけるとはね(肩を竦めると、猫のような足取りでカートライトに擦り寄る)……無事かしら?
[Mon 21 Jul 2003 02:04:58]
◆
カートライト
>
食うか、食われるか、か。難儀難儀…(ためていた息を吐く。動かなくなる黒帽子。慎重に、止め刺すように刃を捩ってから、する、と、緑色の体液のからみつく剣を、引き抜く。一歩下がった。雨の匂いに溶け出す異質の体液の異臭。眉を寄せて)
[Mon 21 Jul 2003 02:04:54]
◆
マリア
>
(荷物からナイフを引きぬくと、倒れた黒帽子の側に投げ捨てる)………返すわ。
[Mon 21 Jul 2003 02:03:11]
◆犯罪者の街
>
(最早無法地帯と化した街は
黒帽子
の去り行く姿を静かに見送った…)
[Mon 21 Jul 2003 02:02:02]
◆
黒帽子
>
…私の…糧…糧…食さねば…糧…(男は段々と小さくなるその呟きを残したまま意識を手放した。後に残るは緑色の海…)
[Mon 21 Jul 2003 02:01:54]
◆
カートライト
>
俺は俺を食おうとするものに容赦はせん!(躊躇無く振り下ろした刃は、シルクハットを裂いた。肉を裂く手応え。耳をつんざく絶叫に、奥歯噛んで、刃押し込む力を強め、ひねりつつ。その異形。眉を跳ね上げる)餌は選べよ…
[Mon 21 Jul 2003 02:01:23]
◆
黒帽子
>
(振り回す傘に突如重みがのしかかり、その動きを抑制される。)…大人しく…私に…食われロォォ!!(邪魔な代物だけになった傘を放りだす。刹那視界に煌めく白刃は男の被るシルクハットへとのめりこむ。)
ギャァァァ!!
(緑色の飛沫とともにシルクハットが真っ二つ。男の人相があらわに。額にはもはや二つに分断された一つの口。もはや動く事は叶うまい。ただ意識が残る物体と化す)
[Mon 21 Jul 2003 01:59:05]
◆
マリア
>
ごめんあそばせっ!(傘にぶつかった足がじぃんと傷む。赤い唇を釣り上げて、笑う)そうも自分の都合のいいように、ことは運ばなくてよ?(傷む足をこらえて、傘を潜り抜ける様に避けて、後に下がる。荷物は持ったままだ)
[Mon 21 Jul 2003 01:55:34]
◆
カートライト
>
(転倒する男。振り回される傘は、狙い定まらねば、恐るるに足らず。ダン、と、またスツールを、倒れたその姿に蹴り飛ばし、傘の動きを牽制せんと。そうしつつ、それに乗じて、間合いをつめようと、踏み込む!白刃きらめかせて)
[Mon 21 Jul 2003 01:55:22]
◆
黒帽子
>
(己の剣は女の荷物に突き刺さったまま。どうにか手に入れようとはするが、それどころではなく錯乱状態)
[Mon 21 Jul 2003 01:53:57]
◆
黒帽子
>
(思うように獲物を殺せぬ。殺せぬ。そんな焦りがじわじわと湧く。開いたままの傘を女の方へ向ける。振り上げられたその足と傘が衝突し、その反動で男は左後方へと転倒。)…!!小ざかしい!(男の瞳は怒りをあらわにする。)たかが食事の分際でェェ!!(奇声を発する。そして手に残された傘を振り回す。もはや敵の位置を確認せず、振り回す)
[Mon 21 Jul 2003 01:52:54]
◆
カートライト
>
(どうにか、立ち上がるが、踏み込むほどには、まだバランスがとりきれない。近い間合い。すらり、と、剣をかまえる) 俺に背をむけてもらっては困――(女の振り上げる足。その勢いに、うわ!と、思わず首を竦ませる)
[Mon 21 Jul 2003 01:51:38]
◆
黒帽子
>
(突如耳に響く男の声。そうだ、女は後でも良い。先にこの男の方が美味しそうだ…。邪笑をして顔視線を男へ向ける。だが、一旦出した攻撃の手は途中では止まらない。)
[Mon 21 Jul 2003 01:48:38]
◆
マリア
>
きゃあああああ!(悲鳴を上げる。思い切りわざとらしい悲鳴だ。右手で掴んだ荷物を楯にする。ぐさりとナイフがささり、バランスを崩したような顔で、ハイヒールをはいた足を振り上げる。狙っているのは、黒帽子の股間)
[Mon 21 Jul 2003 01:48:30]
◆
カートライト
>
(足が悪い。こうした崩れた体勢を立て直すのは不得手だ。剣の柄に手をかけ、滑らせる刀身。ギラ、と、銀の刃が光を弾く。まだ、立ち上がりきれない。が)後ろがお留守だぞ!!(怒鳴る。気を散らすために。怒声が喧噪をつんざく)
[Mon 21 Jul 2003 01:46:04]
◆
黒帽子
>
(だが、バランスを失いつつある体制で繰出す攻撃の殺傷力は小さいだろう)
[Mon 21 Jul 2003 01:45:46]
◆
黒帽子
>
(黒帽子の意識は完全に女に集中していた。女が叩きつけようとするその瓶を空いた手に持つ傘を広げて防ぐ。だが男が転がしたスツールには気付かない。)?!!(左足に勢いよく当たり、片足が曲がる。つまるところ足カックン。先ほどの負傷も手伝いバランス感覚が取れない模様。)…き、貴様ぁぁ!(瓶を切った剣を再び構え、女へと突き出す!)
[Mon 21 Jul 2003 01:44:48]
◆
マリア
>
(振り向きざまに振われる刃を、左手のワイン瓶で受け止める。片手ゆえに力のこもった一撃は殺しきれず、すっぱりと瓶の下半分が斬り落とされ、中身が血のごとくぶちまけられる。)勝手なことを言わないでちょうだいっ!(手に残った瓶を、カートライトの動きに合わせて黒帽子に叩きつけようとする)
[Mon 21 Jul 2003 01:40:41]
◆
カートライト
>
あ!?(まともに突き刺さるダガー。あふれ出る血は異質。その緑の色彩が視界を過ぎる)下がれ!(女に叫びながら、体反転させて半ば身を起こすその勢い、腕でスツールをなぎ払い、男の足下に転がそうと!)
[Mon 21 Jul 2003 01:39:55]
◆
マリア
>
(「修理代はあんたのパーティに請求するからね!」そう叫ぶと女主人はカウンターの裏に頭を引っ込めた。)
[Mon 21 Jul 2003 01:38:23]
◆
黒帽子
>
(投げ出されたダガー。それは勢いよく男の左腹部へ突き刺さる。そこから流れ出すは緑色の血。)…ぐふッ。(妙な音が口から出る。だが男の顔は変わらない。)私の目に狂いはない!(そう言うなり女の方へ向き、剣を振りかざす)
[Mon 21 Jul 2003 01:36:38]
◆
マリア
>
(男が剣を突き出すと同時に、荷物を持ってするりと横をすり抜ける。早し立てる者と、逃げ出そうとするもので混乱するフロアを駆けて、空いた手でテーブルのワイン瓶を掴む)
[Mon 21 Jul 2003 01:35:54]
◆
カートライト
>
(体勢が悪いので、当然勢いは乗らぬ一撃。)ひどいぜ、ハニー!(何度もここで荒事と相成った男、信頼度はものすごく低かった)あの増殖娘からは助けてやったのに!(女主人に情けない声を。床に打ち付けた背に、一瞬息をつまらせるが、肘をつき、力を込める。次のアクションにうつるために)
[Mon 21 Jul 2003 01:35:41]
◆
カートライト
>
(背もたれのないスツール、傾けた重心のまま、斜め後方、倒れ込む。鼻先を刃が掠める。がつ、と、壁に肩を滑らせ、勢いをころしながら、倒れ込む。左手、腿のベルトに伸ばし、引き抜くダガー! 背が床につく瞬間、男の腹部を狙って、下より、投げる!)いやなこった! 俺は食っても不味いぞ!
[Mon 21 Jul 2003 01:32:56]
◆
マリア
>
(「どうでもいいけど、店は壊すんでないよ!」男の所作に女店主の声がすかさず飛ぶ。こういった事態にも、もう慣れっこなのだろう)
[Mon 21 Jul 2003 01:32:22]
◆
黒帽子
>
(周りの喧騒などすでに聞こえぬ男。己に見えるは目前の二つの得物。)…黙れ。君たちは今から私の糧となるのだ。(そういい傘の柄を引き抜く。傘の中に仕込まれた剣がスラリと引き抜かれ、不気味に光る。助けてくれよの言には一笑。そして男の方、真正面へと突き出す!)
[Mon 21 Jul 2003 01:29:31]
◆
マリア
>
最近の酒場は物騒ね。落ちついて飲むこともできやしない(男の言葉に肩を竦めて首を振る。いまだ座ったまま、荷物に手を置き、カートライトに)………頑張って。美女を守るのが騎士の役目よ。(しゃあしゃあと言い放つ、しかしアイコンタクトには軽く頷いて)
[Mon 21 Jul 2003 01:28:57]
◆
カートライト
>
(得物ではなく獲物、だな。ちら、と、女に目配せする。混雑する雨の酒場、人を盾にしてしのげ、と、テーブル席の方を示すように)
[Mon 21 Jul 2003 01:28:00]
◆
カートライト
>
やれやれ、天ってのは気まぐれなもんだ。同じ水で時に恵みを、時に災厄を…(女に、情けない顔をしてみせてから、黒帽子の言葉には、首を竦ませる。さりげなく重心後に移しながら)よせやい。物騒なことをいうのは。俺なんかよりもっと良い得物はいくらでもいるよ(賑わうゴロツキの酒場、胡散臭い客達を、顎で指して。やるなら外でやりなよ。すかさず女主人にぴしゃりとやられる。そんなあ、と、悲しげに)助けてくれよ…
[Mon 21 Jul 2003 01:25:52]
◆
黒帽子
>
(己の笑い声に気付いたか。男が振り返る。そしてその問いへ)…さぁな。少なくとも私には君たちという得物にめぐり合わせてくれた恵みの雨だ。感謝しなければな…(男の心は期待で膨らむ。己の糧は人間の非の感情。命の最後のともし火に見せるあの表情。それを想像しながら舌なめずり。そして左手に握る傘の柄を右手でギュっと握る)
[Mon 21 Jul 2003 01:23:43]
◆
マリア
>
……押し流すどころか、やっかいごとを運ぶ雨もあるそうよ。(さりげなく、隣のスツールに手をやる。少ない荷物が置いてある。カートライトに)それなりの収穫は………(近づいてくる燕尾服の男と、見比べる)お知りあいかしら。
[Mon 21 Jul 2003 01:22:26]
◆
カートライト
>
は、確かにね。雨がゴミも何も流してくれりゃ、そりゃすっきりしそうだが(可笑しそうに) ふぅん? 情報あつめるにゃわるくない場所だ。成果はあったかい?(問うておれば、男の笑い声、耳に届く。あん?と、そちらに顔を向ける)――ひどい雨だね(人なつこい声音、先に声をかけるのは、相手の反応を見るための牽制だ。黒帽子に)
[Mon 21 Jul 2003 01:19:58]
◆
黒帽子
>
(ゆぅるりと店内を見回す。その陰惨な目つきは得物を狙う鷹よりも鋭い。黒い瞳に映るは酔いつぶれた男ども。)…っちィ。使えん野郎ばかりだ…(そしてふと目を止める。カウンター席に座る赤い服の女。そしてその近くに座る男。)……くっくっく。(低い笑いを漏らし、そこへと近づく。)
[Mon 21 Jul 2003 01:18:33]
◆
カートライト
>
(また、雨に追われて客がひとり、か。ちら、と、視線を流す。視野の狭い隻眼、使えない右目側に壁をとって。隅の席。現れた姿は燕尾服。怪しいという点ではこの酒場に溶け込む風貌であったが、やはり珍しい格好にはちがいない。さりげなく横目で追いながら)
[Mon 21 Jul 2003 01:18:18]
◆
マリア
>
少しはさっぱりするんじゃない?元からドブのような街ですもの。(相手の表情がおかしかったのか、くすくすと笑って笑み返す。)雨宿りと、情報収拾をかねてね……(ふいに開いた扉。ちらりと物憂げな視線を向ける。隅の席のカートライトから、2、3席離れたカウンターのスツールに、白い足を組んで座っている)
[Mon 21 Jul 2003 01:17:13]
◆犯罪者の街
>
(リュティアの街から離れた犯罪者の巣窟に
黒帽子
の姿が現れる…)
『(バタンと派手な音を立てて中年の燕尾服姿の男が一人。酒場の空気に入り込む)』
[Mon 21 Jul 2003 01:15:25]
◆
カートライト
>
(いささか、ぶしつけに眺めすぎたやもしれん。視線が合う。ぼさっと眺める間抜け面、はふ、と、笑う)おう。まさかこんなに降るとはね。ひでぇもんだ。外はもう一面がドブといった有様だ。たまらん。――お姐さんも、雨宿りかい? こんな酒場にぁ、あまりにも麗しい姿だ(アルコールで潰れた声、軽く)
[Mon 21 Jul 2003 01:12:57]
◆
マリア
>
(肉厚的な唇は紅で縁どられている。酔っ払った男たちが、それでも絡もうとしないのは、周囲に流れる凛とした空気のせいか。口笛にわずらわしげな顔をしていたが、ふと、やや離れたカウンターの隅にいる男と視線があうと、笑みを返した)………酷い雨ね。この地域は梅雨は酷くないと聞いていたのに。
[Mon 21 Jul 2003 01:09:05]
◆
カートライト
>
(隣の薄汚いターバンの男が、この雨の中出て行く決心をつけたのか、荷物を手に立ち上がりながら、低く口笛を吹くのがきこえた。あん?と、その男の視線を追えば、掃き溜めに鶴、といった風情の美女が、カウンター席、少し離れた場所に。こんな場所ではひどく鮮やかなその格好。瞬いた)
[Mon 21 Jul 2003 01:04:55]
◆
マリア
>
(店の男たちもちらちらと視線を向けているが、おかまいなしといった様子で、スリットから覗く白い足を、これ見よがしに組み直す)
[Mon 21 Jul 2003 01:01:46]
◆
カートライト
>
(カウンター席の隅、壁際の席、陰気な風貌の男は、うつむきがちにグラスを傾ける。刀傷に右目の潰れた姿は、いかにも胡散臭かったが、こんな酒場では、珍しくもない。ろくでもないゴロツキどもの集まる酒場。ガラの悪い、油断のならぬ喧噪)
[Mon 21 Jul 2003 01:01:09]
◆犯罪者の街
>
(リュティアの街から離れた犯罪者の巣窟に
マリア
の姿が現れる…)
『(雨の酒場。色あせた店内のカウンターに、一人色鮮やかな姿。グラスをゆっくり回しながら、店内をちらりと見る)』
[Mon 21 Jul 2003 00:58:48]
◆
カートライト
>
(豪雨に追われた人々で、酒場の中は慌ただしい。雨を罵る声。床はひどい有様だ。隅の方ではおなじみの雨漏り。澱んだドブの鼻孔の奥が痛むような臭気が、雨の湿気に混じって流れ込む。そう広くもない酒場に人がひしめき合えば、自然、蒸し暑い。快適とはとても言い難かったが、それでも、屋根と酒があることに感謝すべきだろう)
[Mon 21 Jul 2003 00:57:37]
◆
カートライト
>
(大きな探索を目前に控えて、少しでも情報を集めようとしたものの、結局はこれまでに得た以上の知識も得られず。成果と言えば、ちょっとした爆薬と、景気づけの薬を入手したぐらいか。得体のしれない敵地に乗り込むにしては、どうにも心許ないのが現状だ。カウンター席の隅、陣取って、雨の音を聞く他愛のない夜)
[Mon 21 Jul 2003 00:55:20]
◆
カートライト
>
(バケツをひっくり返したような、とは、よく言ったものだ。どしゃぶりの雨。陰鬱な林と湿地に囲まれたこの集落、こんな雨の日は惨憺たる有様になる。帰るタイミングを逸した男は、結局は酒場の中)
[Mon 21 Jul 2003 00:51:47]
◆犯罪者の街
>
(リュティアの街から離れた犯罪者の巣窟に
カートライト
の姿が現れる…)
[Mon 21 Jul 2003 00:49:53]
◆犯罪者の街
>
(最早無法地帯と化した街は
碧
の去り行く姿を静かに見送った…)
[Mon 21 Jul 2003 00:43:38]
◆
碧
>
(薬牙と共に・・・・。家へと帰ろうと、酒場を去っていった・・・。二人は家に帰るまでの道中で、他愛のない話をしながら。二人肩を並べて幸せを噛み締めながら帰るのだろう)
[Mon 21 Jul 2003 00:43:26]
◆
碧
>
訂正 手間でが→手までが
[Mon 21 Jul 2003 00:33:17]
◆
碧
>
はい・・・(そう言うとそっと薬牙から放れて・・・。まだ高鳴っている心音、赤いかを潤んでいる瞳。其れを見せまいと顔をうつむけて。代金を置いて、鞄を持つと)か・・・、え・・・、ろ・・・、う・・・(ヤットの事でそれだけ言うと。顔は見せずに、薬牙の片手をギュット握って。緊張で手間でが赤く、汗で少し湿っていた)
[Mon 21 Jul 2003 00:30:12]
Line : 150
TeaChat 1.6.3