場所:廃れた酒場】by トリクシー [場所説明] [Reload]
Ω冒険者 1人 : ◆ダレカ
◆スラム > ダレカの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sun 5 Oct 2003 05:59:42]
ダレカ > (――明け始めた空が眼に沁みる。) [Sun 5 Oct 2003 05:59:37]
ダレカ > (そンな番組があったら、間違い無く深夜枠だな、とか、訳のわからぬ電波受信する早朝。よろろ、と起き上がれば、預かった包みを取って。飛び出して行った親友の後を付けるでは無いが、男も、フラリ、また包みを届けに向かうのであった。) [Sun 5 Oct 2003 05:58:55]
◆スラム > イェンの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sun 5 Oct 2003 05:57:24]
イェン > (後で酔いが醒めた男が友人の傷を知れば、ひたすらに頭を下げるかもしれない。しかし今は酒場に静寂と勘定を残し、物騒な街へと半狂乱に繰り出すのであった) [Sun 5 Oct 2003 05:57:20]
イェン > (なりたいな。ならなくちゃ。絶対なってやる。そんな熱い思い胸に秘めた男は、自分が広げさせた傷、それさえも気付かない。本当に、どこまでも気の利かない、愛想尽かされそうな男 )夜の帝王に、俺はなる!(扉を騒がしく開き、白むにはまだ少し早い空の下へと飛び出していった) [Sun 5 Oct 2003 05:55:38]
ダレカ > いッて……、 (予想以上に、右が動かんかった。そして、ぶつかった拍子に肩の傷が少し、裂け。少しの紅い熱を感じた。服の下。) …………、 (出口へと行ってしまったのを、ただ見送るのみ。そろそろ空も紫に明け行く頃。綺麗だった。) …………、 (それでも、彼が元気になった(?)のを見れば。くす、と、口角上げて微笑むのだった。) [Sun 5 Oct 2003 05:49:28]
イェン > (想像以上に容易にダレカを跳ね飛ばし、一目散に出口へと向かった )もう一度俺の花を咲かせてやる、、、こうなッたら、リュティアの夜の帝王という玉座を奪い取るためだけに生きてやンぜーッ!(間違った活気付き方だった ) [Sun 5 Oct 2003 05:45:23]
ダレカ > ――ッぁあッ! (己の痩身など、彼の力に敵う筈も無く。腕に縋り付いても振り解かれて仕舞うような。) ッッ! (――どぅッ。 ぶつけたのは背と後ろ頭。間抜けにも。カウンター隅のその壁にぶつかって。はっきりしない視界で睨まれるのを感じた。ずるる、と、壁に沿って崩れ落ちる痩身。へた、と情け無く尻が床につく。) [Sun 5 Oct 2003 05:39:18]
イェン > (ダレカの手が緩んだのを待っていたかのように、抑える手を振り払い。いや、体当たりによって彼ごと突っぱねようとして )どけェェー!俺は自由になるンだァァ!(座ったタレ目がダレカを睨み付ける) [Sun 5 Oct 2003 05:35:32]
ダレカ > (体格の差が辛い。背に回した手をそれぞれに掴んでは居るが、いつ振り解かれてしまうやもしれん。酔っ払いは、タチが悪い。) ……ど、…どこが…ッッ……! (真面目に生きておるのかと。そう云えば、金貨数枚の借金をされている事を思い出した。まだ返してもらって無いや……! 頭を過れば、腕の力が僅か緩んでしまって。) [Sun 5 Oct 2003 05:31:19]
イェン > (押さえつけられつつも更にじたばたと暴れるどうしようもない大人一名 )俺はまだまだ人生楽しみきッてねェよーッ!(咆哮 )こ、こンなコトならもッと遊んで暮らせば良かッた、、、毎日毎日真面目に生きて損した、、、 [Sun 5 Oct 2003 05:27:07]
ダレカ > (と云っても、彼の遊びがどれくらいだとか、一晩んでどれだけ出来るとか……嗚呼もう知りませんともそんな事。) 助けてくれよ、ッて云われても……、俺にどーしろと……、 (でも死なれては困る。それは困る。すぐさま後を追って仕舞いそうな衝動。この男は素で精神にキていた。空瓶振り回すのを、身体押さえつけて止め様としながら。) [Sun 5 Oct 2003 05:21:48]
イェン > 、、、今までトバしすぎたツケが来たッてか、、、じゃァナニか?これからの人生、ツケを支払ッていくだけの人生ッてか?冗談じゃねェよ!有り得ねェよ!なァ!助けてくれよ!でないと今すぐ死ぬ!俺は死ぬ!(泣きながらそこらの空いた酒瓶引っ掴み、振り回す様は明らかに精神を病んだ人間であった) [Sun 5 Oct 2003 05:18:21]
ダレカ > (病院の、個室の幻覚。あぁ酔ってるな俺。いちいち自覚させられつつ。) だ、だ、だからッ、大丈夫、だって! 身体事態は、何処もおかしく無いンだから! ――い、いままでがトバし過ぎたンだよイェンさん! (こンな悩み。己だって持った事無いから。そろそろ云っている事が判らない。) [Sun 5 Oct 2003 05:12:39]
イェン > 、、、俺、、、このまま死んでいくの、、、?(それは窓の外の散りゆく葉の最後の一枚を見ているがごとく、、、最早男の思考はマイナス一直線であった。こんな悩みに直面したことなぞ生まれてこの方皆無である )クソー!オンナ遊びが出来ないまま生き長らえるより、充実した短い人生を送る方がいいよー!こんな無味乾燥な人生に一体何の意味があるんだー!うわあぁ!! [Sun 5 Oct 2003 05:08:23]
ダレカ > (うわ、ぁ。ありえない、と、思った。彼が、女を、怖がる? 己ではあるまいし。) ……な、なンかそう云われると俺の立場も無いけど……、 (それは、前からだ。とまれ。) そン、な、のはさ、…ね? 一時的なもんだって。イェンさん未だ若いし……、 (どうすれば良いのやら。泣いている彼に己がうろたえるばかりで。マスターに申し訳無いと視線送って。) [Sun 5 Oct 2003 05:02:57]
イェン > (頭抱え。肩に置かれたダレカの骨張った手。肩の震えと共に上下する )、、、あァ、、、でもな、、、最近オンナ見るのが怖いンだよ、、、皆が俺を責めている気がするンだ、、、男としての役割を果たしていない俺をよォ、、、(オンオン咽び泣くタレ目。マスターが迷惑そうな興味無さそうな一瞥を寄越した) [Sun 5 Oct 2003 04:58:42]
ダレカ > (鼻先触れ合うくらいの。酒の臭いが一層濃くなって一瞬視界が滲んだ。う、とうめき。) ……でも、さ、ホラ、手術受けて無かったら、この先ずっとイェンさんの楽しみは……、 (矢張り、在るに越したこと無い、と。むしろ無い侭の方が、今よりマズイ状態に陥っていたかもしれンと。云いつつ。) ね? だからさ、泣かないで……、 (なンだかいつもと逆の気分だった。よしよし、とか云いながら彼の両肩に手を置いて制し様と) [Sun 5 Oct 2003 04:55:12]
イェン > そーォなンだよッ!(勢い良く体起こし。顔をぐいとダレカに近づける )だから俺もこンなに悩ンでンの、柄にも無く!柄にも無くて悪かッたな!クソ!こンなに後遺症が残るッて分かッてたら俺だッて、何もあンなコト、、、あンな、、、(酔っ払い、半泣き) [Sun 5 Oct 2003 04:50:09]
ダレカ > (どうしよう。明日は大雪が降るか、もしくは夏の陽気になるンじゃ無いだろうか。思わず、そんな事を。思うのは、青年の発言に、である。) ……い、イェンさん、が、女の人、…だ、…く、…・気分に、ならない…ッ……?! (かなりの衝撃受けた気分。重症だ。口をパクパクさせつつ。) [Sun 5 Oct 2003 04:45:58]
イェン > 、、、アッハ。悪ィ悪ィ。下半身が元気にならねェと上半身も元気出ねェの。俺。(顔をカウンターに押し付け、目だけでダレカを見上げる。ニヤリ )上手くッつーか、、、最近そンな気分じゃないの。だァから体が不調を訴えてンの、栄養不足で。(だらだら紡ぐ) [Sun 5 Oct 2003 04:42:57]
ダレカ > ……あぁ……、 (しみじみ、してしまうのは。己も居合わせておったがゆえに、状況知って居るから。あれからもう、随分経った。) ちょっとー、いきなり老けこまないでよー、 (むぅ、と頬膨らませる様にして。彼の精気がごっそり抜け落ちた様に見えるのは、何か、嫌だった。) 女の人と上手くいってないの? (終いにはそんな質問。) [Sun 5 Oct 2003 04:37:52]
イェン > 俺?俺ァ、、、、、、アレだ。(ダレカの視線には気付かない。げっそりとして )、、、あの、手術、、、以来、どうにも元気が出ねェな、、、(下半身の手術。きっとホルモンバランスが崩れて云々。身体や精神にに影響があるのだろう )どーも、前みたいに若々しくねェ自分を感じる瞬間があッてよォ、、、 [Sun 5 Oct 2003 04:33:31]
ダレカ > うン、ごめんね、 (折角、勧めてもらった酒だけれど。その臭いだけでちょっと酔ってるから、とゆるり、首振って。) ……んー、相変わらず、 (ふふ、と眼を細め。) イェンさんは? (視線合わなくとも、男はずっと青年の方を見詰めた侭。) [Sun 5 Oct 2003 04:29:52]
イェン > 、、、あ、そ、、、だッけ、、、、、、(悪い、と呟き。もう一口呷る。酒の香りが強く鼻腔をくすぐった。上半身、カウンターに半ば突っ伏し )、、、、、、、、、確かにしばらく会ッて無かッたよなァ、、、どーよ?(半目のタレ目、空を見つめたまま曖昧に問うた) [Sun 5 Oct 2003 04:26:45]
ダレカ > (旨そうに酒煽る姿を見れば、うらやましい、と思うのだけれども。ぷはぁと吐かれた息には既に酒の臭い。うぁキツい、と、それだけでクラリと軽く揺らぐ視界。グラス突き出されては、) ――ィや、その、……だから俺はお酒駄目で……、 (押し出されるのを手で制しつつ。振れた彼の骨ばった手はあったかかった。) [Sun 5 Oct 2003 04:11:10]
イェン > 、、、あ、そ、か、、、じゃ、遠慮無く、、、(何を意識しているのか、ぎこちないことこの上ない。一気に半分ほど呷った )、、、ップァーッ!!美味ェな!オマエも飲めよ!(グラスを押しやった。二度目) [Sun 5 Oct 2003 04:07:22]
ダレカ > (今日は、いつになくにこにこと。先程までは氷柱で貫かれたようだった身体も、もう寒いとは、思わなかった。かわされた所為で、己が今度はカウンター隅。と、酒を勧められれば、) ……あ、あぁ、…俺、飲めない、から、さ、 (イェンさんどうぞ? 小首傾げの。) [Sun 5 Oct 2003 04:02:34]
イェン > 、、、、、、(床に馴染んでいく染みを見下ろし、それからダレカの言葉。迷惑そうな仏頂面を意識して作って、椅子に座りなおした。カウンターには先程頼んだ『テキトーな度の強い酒』の入ったグラス )、、、、、、、、、まァ、、、飲めよ。(グラスをダレカへ押しやった) [Sun 5 Oct 2003 03:59:04]
ダレカ > ……ン、 (コク、と頷くついで。俯いてくしゃみを小さく一つ。ぱたた、と床に赤い模様が出来たけれど、黒ずんだ板にはすぐ染み込んで目立たなくなった。鼻啜って顔上げれば、彼の隣に腰掛けンと。) ――違うよ、 (へら、と笑ってゆるり否定。) 久しぶりに、イェンさんに逢えたから、 (嬉しくて堪らないのだ。それが滲み出て来てしまう、表情から。) [Sun 5 Oct 2003 03:53:33]
イェン > 、、、静かにしろよ、、、面倒起きたらオマエのせいだぞ。(なんせここはスラム。夜も眠れぬ者達が彷徨い歩く街だ。いつ物騒なことが始まってもおかしくない )、、、、、、ナンだよ、痛くて嬉しかッたのかよ?(ダレカの瞳の色が、とても嬉しそうだ )、、、そんな趣味があッたのか、、、(こりゃ負けられんな、、、) [Sun 5 Oct 2003 03:49:24]
ダレカ > ぅぶァアッッ! (独り騒々しい阿呆。ヒラリとかわされれば壁と仲良くなるばかり。じぃ…ん、と肩の傷に響いた。……べりり、と剥がれれば。ぐず、と鼻擦りつつ。気持ちの悪い味がした。) あぁ、…う、…ゴメ……、 (そうだった。彼は、もう一人の親友の様にはいかんのだ。眉垂れて。しかし、それでも垂れ目を見詰める双眸は喜色を湛えていた。) [Sun 5 Oct 2003 03:43:56]
イェン > (突進してくる黒外套の手から包みだけを抜き取り、ひらり身をかわした )男と挨拶代わりに抱き合う趣味は無ェよ。(場所も時間も、和気藹々と体を重ねて喜んでいられる状況には明らかに思えない) [Sun 5 Oct 2003 03:39:44]
ダレカ > (フードの下。酒場の窓から差し込む夜の明るさに照らされたのは澄んだ茶色の双眸。大好きな色。ぎこちなかった笑みは、今度こそ解れ。にこぉ、と。だらしなく緩む。物々交換で受け取った大きめの包みをカウンターに置くと。) イェンさぁんッ!! (この時間では少し声を張るだけで近所迷惑だと云うのに。男は外套に車って座って居る彼に抱き付かんと。) [Sun 5 Oct 2003 03:35:08]
イェン > 『今宵満月が美味しく実るまで』、、、(こちらが頷いて差し出したのは、顔よりも大きな包み。中々厚い。何かの書類が厳重に保護されているらしいが、何かは知らない。給料と引き換えに渡すことを頼まれただけだ)、、、ご苦労サン。(歯を出して歪めた顔をフードの下から現す) [Sun 5 Oct 2003 03:30:55]
ダレカ > (にへ。ら。少しぎこちないけれど、茶外套に向かっての、笑み。包みをずいと差し出しつつ。掌に、丁度乗るくらいの大きさの、少し汚れた紙袋。) 「オマエと云う一匹にてんてこ舞い」 (――包みの中身は、夜食用にとある彼女の入れてくれたサンドウィッチと、何より、茶外套の中身の彼の、今月の給料、で。) [Sun 5 Oct 2003 03:27:22]
イェン > 、、、、、、(黒尽くめの一言。続けて)『334匹の家畜を飼うより、余程健康的だろう?』(包みはまだ膝の上。カウンターに隠れたまま) [Sun 5 Oct 2003 03:22:56]
ダレカ > (ぴた。足が止まる。茶色ですっぽり覆われた隅の人の声に、男の耳がヒクリと反応する。包み抱えた侭、その彼の前に。) ……、「そンなに呑んだら身体壊す」…よ? (フードの陰の下、伺いつつ。この腕に抱く包み預かった人物よりの言葉。) [Sun 5 Oct 2003 03:18:37]
イェン > (酔っ払いは皆横たわっている。ひょろり痩身が店内を縦に黒く割るものだから、酷く目立っていた。フード下のタレ目が注視。最初の合図を送る。人影が待ち人かどうか確かめるために )、、、『マスター、テキトーに度の強い酒くれないか』、、、(黒尽くめの反応を見る) [Sun 5 Oct 2003 03:14:54]
ダレカ > (ひょろりと黒尽くめのシルエット。厚い底のブーツがコツリかツリ、古い床を鳴らす。男の手には、小さな包み。そして、きょろきょろ。誰かを探しておるような。――そうして、カウンター隅の茶外套に気付くのだ。彼だけ、唯一起きていたから。) [Sun 5 Oct 2003 03:08:36]
イェン > (外套のフードを目深に引く。カサ、と包みの乾いた音。待ち人とは合図を決めてある。それを見逃すまいと、視線を密か彷徨わせる。勿論やって来た男にも気が付いて) [Sun 5 Oct 2003 03:05:52]
ダレカ > (もう明け方に向かう時間である。ゴロツキも酔いつぶれて辺りで鼾を立てて居るのだ。店内は冷えた空気に充たされていて。――やってきた男は、その空気よりも冷え。氷のような冷たい肌を引っ提げて。) [Sun 5 Oct 2003 03:03:40]
◆スラム > (街の寂れた場所にダレカの人影が訪れる…) 『(彼の待ち人では、無い、であろうが。男。)』 [Sun 5 Oct 2003 03:01:13]
イェン > (さり気無く、しかししきりに店内を窺う仕草。人待ちであるようだ。膝の上の包み。左手で触って、存在を確認した) [Sun 5 Oct 2003 02:59:02]
イェン > (それはカウンターの端。最奥。右肩を壁に。外套はまだ一杯と少し、薄くて不味い酒を呷っただけであった) [Sun 5 Oct 2003 02:55:07]
◆スラム > (街の寂れた場所にイェンの人影が訪れる…) 『(小汚い茶外套)』 [Sun 5 Oct 2003 02:52:22]
◆スラム > チキィの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sun 5 Oct 2003 02:13:54]
チキィ > そいつァ…悲しいねェ、あぁ、哀しいさ。どうにも、ナ(紫煙は大きく吐いた。広がって、天井の穴まで、それでもたどり着けず。)……ヘッ、イイ寝物語になったぜ…(ターバンが風に煽られる音だけが耳に残る。溶けて崩れた氷の白の、透き通った音は、どこぞへ流れ。瞼を閉じた。) [Sun 5 Oct 2003 02:13:35]
◆スラム > アルバリの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sun 5 Oct 2003 02:11:46]
アルバリ > (其れがオマエの為、だ。口端より漏れた響きは、扉の軋音に紛れ。酒場奥へは届かぬ…) [Sun 5 Oct 2003 02:11:43]
アルバリ > (唐突に、立ち上がった。代価代わりに、銜えた煙草を灰皿へ置き。外套を翻す)所詮、男も戦という魔物に操られたに過ぎ無ェが。…全てを喪う迄、奴は気付かなかッた。オマエが安穏と眠れる場所は、ソウ云う所だ(淡々と。あくまで、淡々と。詞一つ毎に足は扉へと向かう。戸口前にて、僅かに振り返る。頭上のターバンが大気を凪ぐ)…喪うモノが在るなら、砂漠へ帰ッた方がイイ。 [Sun 5 Oct 2003 02:10:19]
アルバリ > 男に足り無ェのは、力だッた。答えは単純だ。ヤツは力を手に入れたンだ。途方もない、力を、だ(問い掛けという形式を取りながらも、実際回答など求めては居ないのだろう。マッチを一つ取り出しては、矢張り片手で煙草に火を灯す。煙、たゆとうのは二条)男が手にしたのは、己を蹂躙する類のモノと、同質の力だ。戦、と云う名のな。…結果。全てを守るツモリが、結局全てを破壊した。砂漠も、仲間も…そして。自身、すらも。 [Sun 5 Oct 2003 02:06:35]
チキィ > (じりじりと嘴へ迫る熱の気配。時折摘んでは欠けた灰皿へ弾いて落とし。吸う時には、旨そうに相貌を細めるのだった。)ほぉう。三度の飯よりってェ奴だナ?(独り言のような相槌。羽の先が顎を擽り―)…さぁ……予想もつかねェなァ(口にする返答といえばそんなものだったが。頭の中では色々と浮かべたものだった。続き促すように、急かす瞳) [Sun 5 Oct 2003 01:58:45]
アルバリ > …だがな。其奴の好きな砂地は、余りにもちッぽけでな。蹂躙されては更なる荒涼を呼び込む厄介な代物だッた(一旦詞を切り。右掌にマッチ箱を納め、軽く一振り。カシャリ、と軽薄な音色が数度)ヤツは、己の砂漠を守る為に何が必要か考えた。周囲の仲間や家族を放り出して、だ(台詞に籠もる色は、嘲りとも憤りとも吐かぬ。矢張り、淡々と言葉は続く)──…結局、どうしたと思う? [Sun 5 Oct 2003 01:55:18]
アルバリ > ──…砂の海に、だ。昔、身を溺れさせた男が居た(新たな紙煙草を、指先にて弄びつつ。ヒヨコではなく、正面へ双眸向けた儘。淡々と。詞は時折店員の作業音やガムテェプやらに埋没した)余りにも、砂漠に心血を注ぎすぎる位、注いでいた野郎だ。女よりも、余程好いて居たな。…俺には理解出来そうも無ェ、が(戯けの混じる台詞は、酔狂故の。一人、クツクツと喉奥を震わせる) [Sun 5 Oct 2003 01:51:23]
チキィ > (すぐに空けたグラスに、マスターの目配せ。次を促すそれに、片手上げていらねぇと。あとは葉巻の味を、終わりまで楽しむのみ)おお、イイねェ。そうこねェと(片腕カウンターに預け、体重かければ聞く体勢。後では、ビーと耳障りな音で、店員が窓の隙間にガムテーェプを張っていた) [Sun 5 Oct 2003 01:44:37]
アルバリ > ……(暫しの間、沈黙の儘に視線は交差、す。目蓋により隠蔽しては姿晒す漆黒の双眸を眺め遣った儘、銜えた儘の煙草、節くれた指で摘み。既に背丈を大分縮めた其れを、灰皿へと押し潰した。紫煙の入り交じる吐息も、此が仕舞いである)ンな、大層な代物は生憎持ち合わせが無ェが…(吸い殻より手を退け。苦笑混じりに肩を竦める。本日何度目かも分からぬ仕草。酔狂に、笑った)酒代分位は、喋るのも悪か無ェ。…と、云うべきか? [Sun 5 Oct 2003 01:40:00]
チキィ > (つらつらと好きなだけ喋ったかと思えば、摩り替える話題に鷹揚に頷いて見せた。揺れる綿羽)そうさ。俺なんぞは、ありきたりな話しかできねェがね。お前ェさんは面白い話を持っていそうだ。あぁ、そうでなくてもいい。何せ、眠る前に思い出すような、そんなモンはないかい?(瞬きをする漆黒。んん、と唸ったのは、喉で絡む痰を煩ってのもの) [Sun 5 Oct 2003 01:34:32]
アルバリ > …全くだ(年は取りたくない。目の前の光景に対する順応性は、年月という腕に奪い取られつつある様だ。事情混じりに頷くが。台詞と著しく差異の激しい雑音に口元を閉ざし、無言で貌を覆った。酒場でストロー等という代物を実に久し振りに拝んだ様な気がする。再び現実から目を背けていたが、唐突な話題転換に貌を上げる。無精無精ヒヨコへと視線を戻し)…小噺?(至極厭そうな鋼と、漆黒の深淵が…交差)俺が、か? [Sun 5 Oct 2003 01:26:27]
チキィ > そうさナ。だが、今は生憎療養中さ。先の戦でちぃと、身体にガタが来たってワケでね。まったく年は取りたくネェモンだ…(じゅー、と音を立てるストロー)あぁ、無駄口が多くていけねェや。次はお前さんの番だぜ?さぁ何か、小噺でもしとくんナ(きしり、スツールはまた無き、カウンターの淵に乗せる腕。漆黒の、そこの無い瞳が男を見詰め) [Sun 5 Oct 2003 01:18:38]
アルバリ > (…何処かで聞いた様な台詞である。横目で、チラリと黄色い羽毛を盗み見た。…何処辺りを”手”と云いたいのか、ツッコミを入れたいトコロであったが。辛うじて自制。ふわりとした柔らかさを帯びた丸い小動物が、ふるふる揺れる様は女子供には大層ウケが良さそうだ)──…なら、此処よりも戦場とやらに往けばイイ。さぞかし活きの良い焼き鳥にしてくれるだろうよ(口元吊り上げたのは。相手に対してと云うよりは己へ向けて、か) [Sun 5 Oct 2003 01:11:54]
チキィ > …そうもいかねェモンさ…俺のこの手は、ちょいとばかり汚れすぎちまった。今更あわせる面もネェ…(ふる、ふる。綿毛が首を振る。眉間に皺を寄せていることだろう。)なんて、ナ。聞こえよくした言い訳サ。そう、俺ァ埃臭い戦場でしか、眠れネェのさ…(それはもう、ニヒルだった。ご丁寧にグラスに刺さったストロー(曲げられる奴だ)に嘴を寄せる。カラン、と氷が冷たい音を) [Sun 5 Oct 2003 01:04:51]
アルバリ > ……(眼前の悪夢は尚も言葉を続けている。哀愁漂う台詞とは裏腹に、羽は軽やかに揺れる。どうにも外観と台詞にギャップが在りすぎた。さり気なくふわふわとした体躯より目を逸らし。カウンターに置かれたグラスを鷲掴み、一息に煽った。酔いを自ら招く様な、挙動)…なら、嫁やら餓鬼やらのトコに戻ればイイだろうが(己の話題は触れず。視線は逸らした儘、呟いた。ヒヨコに妻が居るのか。鶏ではなく、ヒヨコに?) [Sun 5 Oct 2003 00:58:55]
チキィ > ははァ、悪夢ね。どうやらお前さん、相当な重ェ過去をしょってンだね…大丈夫、俺ァわかるサ。俺もそう…故郷の嫁やガキを思い出すと、ナ。(しんみりと、物寂しげに呟いた。スツールに置いた尻、座りなおし。葉巻の火に、スコッチの陰に、漆黒の瞳は揺らいで。ガタのきた窓枠から漏れる冷たい風にも、ふわり…クリィム色の綿羽一枚、漂う。) [Sun 5 Oct 2003 00:52:21]
アルバリ > (無精髭の混じる頬より、緩慢に指を離し。一寸視線を天上へ持ち上げる。年月隔てた染みが、白地図に落とした墨絵の如く滲んでいた。盛大に溜息一つ洩らしたトコロで、傍らでの注文。酒場店主にも共通の幻覚であるらしい。半ば、諦めを織り交ぜた風合いにて、肩を竦めた)…生憎。未だ、悪夢は続行中、だ。──まァイイ。奢られるモンなら、有り難く頂くぜ(何処かしら投げ遣りな態度で頷いた。何かを諦めたのかも知れない) [Sun 5 Oct 2003 00:45:21]
チキィ > 何しろ砂漠は広い上に建物がそう無い。俺みてェなちっとイカレた奴が巣食うには絶好の揺り篭だったってワケさ(何らかの話が一つ纏まったようであった。小さく頭を左右に振れば、苦笑のような微笑のような。)おぅマスター、スコッチを頼むよ。そっちの旦那にもナ(肩羽の先を、男へ向け。)なァにやってンだィ、寝起きかい?(頬捻る様に小さく噴出せば、カウンターの傷跡にぽつりと灰が落ちた。) [Sun 5 Oct 2003 00:40:01]
アルバリ > (己の沈黙を余所に、尚も目の前の小動物は囀っていた。耳朶に届くピヨ音に混じり響く台詞は、迂闊にもヒトの言葉に聞こえる始末である。無表情の儘、だが其れでも一応カウンターの席一つを陣取る。ヒヨコよりは席を2つばかり空けた)…唐揚げ、ね(恐らくヒヨコが喋ったのであろう台詞を鸚鵡替えしに繰り返し。頬を抓る。己の都合の良い錯覚ではないのか、と。寧ろ都合は悪いが)…痛ェ(願望に反し、頬は痛む。男は貌を顰めた) [Sun 5 Oct 2003 00:32:41]
チキィ > 全くあそこだけは晴天もうかつに喜べやしねェ。食物が全滅した家庭なんかに、うっかり「今日もいい天気ですねェ」なんて話しかけた日には(唐揚げにされて食われちまうぜ?ジョークの一つ。く、く、と肩(肩?)を揺らせば、葉巻の煙も波打った。)あぁ、心配はいらねェさ。見た目はヒヨッ子だが、金はあるから(ヒヨッ子という、問題でもないにしろ) [Sun 5 Oct 2003 00:26:22]
アルバリ > (煙草はイイ。葉巻は貧民の集う界隈には、些か値が張る代物である。己の安煙草とは質を違える上質な煙香が周囲にたち籠める。己の煙草と混じってしまえば、最早も大差無くなるのだが。元より酒香と澱みの入り交じる空間である。今更だ。故に、其れはどうでもイイのである。どうでもいい。どうでもイイ、が)…イヤ、奢るとか以前にな、テメ(言い掛けて。又沈黙した。迂闊にも、ヒヨコに話し掛ける己の姿を脳裏に描いてしまった) [Sun 5 Oct 2003 00:20:48]
チキィ > 砂漠はいいね。あそこは俺の揺り篭だったさ…(しみじみと響く声。スゥゥ、と肺へ送り込んだのは百害在って一理無しの煙。ほわ、と器用にわっかの煙など燻らせる。錆びたスツールがきしりと鳴いた)どうだい、奢るぜ。シケた酒だがね。(耳を凝らせば、台詞の合間にピヨと聞こえなくもなかった) [Sun 5 Oct 2003 00:15:16]
アルバリ > (鋭利な鋼の双眸は、店奥を捉えるが。暗がりに対象を正確に捉える為には、酒場に光源は余りにも乏しい。警戒、と云われれば沈黙の儘に肩竦め。酒場へと踏み進める。ギシィ。木床が鉄踵の重みに、零す悲鳴の欠片)…ヘェ…(店央へと歩を進めるにつれ、朧気に捉えた輪郭。が。其れ以上台詞は漏れぬ。見れば見る程、ヒトには見えなかった。沈黙。葉巻の灯火ばかりが視界に入る) [Sun 5 Oct 2003 00:10:25]
> (何とはなく、罠に気付いていた匂いもある罠。此方こそ。)俺ァこう見えて砂漠の出でナ。深くにも懐かしィく、なっちまったのサ。なァに、そう警戒すンねぇよ。(く、く、と喉で笑う声。ぽ、と点る葉巻の火は、聊か不振な姿を浮かばせた) [Sun 5 Oct 2003 00:04:04]
アルバリ > (…場所を変える事を忘れていた罠。申し訳ない。路地先を歩めば、足取りは酒場へと向けられていた事とする。酒場へ踏み入れるか否かの先にて。戸口を貫かん声音に、片眉を吊り上げた。訝しげに睨め付けた眼差し)……あ゛?(声音には。険が僅かに含む、か) [Sat 4 Oct 2003 23:59:59]
◆スラム > (街の寂れた場所にの人影が訪れる…) 『よォ、お前ァさん。砂の匂いがするネェ…(カウンターの端、易い油のランプでは光も届かぬ角から、声)』 [Sat 4 Oct 2003 23:53:54]
アルバリ > (口端に銜え、マッチ箱を一振りし。片手で小器用に火を灯す。指に摘んだ細棒より立ち昇る橙の灯火、軽く持ち上げ。数秒間を置き、紫煙が立ち上る。ゆら、り。霧を塗した様に、一寸視界が白く霞む。背を離し、路地脇より緩慢に歩を進めた。背を壁に預けても既に痛みは感じぬ。漸く完治した火傷痕は、外套が覆う故に誰の目にも留められは、せぬ)…療養ッつゥ、柄でも無ェンだがな(肩先震わせ。低く喉を鳴らす) [Sat 4 Oct 2003 23:46:48]
アルバリ > (屋内から零れる灯りは、路地へと踏み出る男の背を光に濡らした。背後から掛かる声音があったが、振り向きはせぬ。只、うんざりと貌を顰めた)…煩ェ。もう暫くは来ねェよ(呟いて。片足で乱雑に扉を閉ざせば、外界と屋内の隔離となる。閉ざした内より漏れるのは、笑みの波動にも似た。対照的に、男は至極忌々しげに肩を竦めるのである。戸口に凭れ、右腕が懐を探る。無造作な手付きにて、取り出すは紙煙草。安物だ) [Sat 4 Oct 2003 23:40:39]
路地裏 > (幾重にも空を覆う様、粗末な建築より這い伸びる屋根の連なり。合間から伺えるのは、些か澱んだ星図である。夜空。地べたを這うモノに等しく与えられる、数少ない恩恵の一つ。…にも関わらず、夜空はスラム特有の澱みを躯に内包した。生きながらに腐り、其れでもまだ生き往くモノの、据えた匂い。小造りの扉、僅かに軋ませ。戸口にて、男は貌を歪めた。笑みと呼ぶには、些か皮肉が色濃い) [Sat 4 Oct 2003 23:35:30]
◆スラム > (街の寂れた場所に路地裏の人影が訪れる…) 『(藍に染まる天蓋は、錆び付いた襤褸屋根に隠蔽される。宵に落つる乏しい採光すらも、細路地は頑なに拒む)』 [Sat 4 Oct 2003 23:29:29]
◆スラム > の後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sat 4 Oct 2003 23:20:35]
> 素敵な名前ね…ビアトリス。貴方の上に幸が降りますように…(別れの挨拶を呟いて。猿をみれば、大人しく見上げる。それにふ、と笑み返し)もう少し、ここで休みましょうか…アインシュタイン?(雰囲気は悪いが、誰の目を気にすることもない。そんな雰囲気が気にいった…女は頬杖をついて物思いにふける) [Sat 4 Oct 2003 23:20:28]
◆スラム > トリクシーの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sat 4 Oct 2003 23:16:54]
トリクシー > ああ、私はビアトリス・シャトー。またの名をトリクシー。シャイン、アインシュタイン、良い夜を。(さて、黒髪の女性とナッツの猿のお陰で、今日はいい具合に酔えた。柔らかくて優しい倦怠感。安宿に帰る気にもなれないし、もう少し外をぶらつきながら、眠れぬ夜に夢を描こう。扉をくぐり、スラムの夜気に紛れていく) [Sat 4 Oct 2003 23:16:51]
> 訂正;(しょうだいね→ちょうだいね) [Sat 4 Oct 2003 23:15:25]
> ええ!有難う!あら、名前を聞いてもよろしかしら?私はシャイニー=ラブレス…シャインって呼んでしょうだいね?(歩き出す女へ体を向けて) [Sat 4 Oct 2003 23:14:29]
トリクシー > (怒声一喝。目を丸くする女。押し黙る酒場のゴロツキ浮浪者その他諸々。ごめんなさいね、に)あ、いや、いいってことよ。(手を振りながら。グラスと銅貨をカウンターに置いて、スツールを下りた)それじゃあね。薬草探し、頑張って。困ったらいつでもお金持って私のところにおいで。(扉に向かって歩き出す) [Sat 4 Oct 2003 23:12:12]
> (ふふ、と笑い)有難う。くすぐったいものね。褒められるっていうのは…(そして突如笑顔を消し顔を下に向け)お黙り!!アインシュタイン!!(女の顔が。恐ろしい形相に。一瞬で黙る猿)ごめんなさいね。躾が甘かったようだわ…(後を向いて微笑み、トリクシーにも謝る) [Sat 4 Oct 2003 23:08:38]
トリクシー > まぁね。お金と私達の命とは、何だかんだ言って直結してる。大切にしなきゃだわね。あんたはそれを知ってる。お嬢様はお嬢様でも、見上げたもんだ。(グラスの中の液体、残りを一気に流し込みつつ。背後からの鋭い視線複数、猿の喚き声に酔客達が苛立ち始めたらしい) [Sat 4 Oct 2003 23:05:52]
> (話し掛けられた猿。さらに調子に乗って甲高い声を上げてナッツをせがむ)それでも私には厚意だわ。(グラスをテーブルに置いて、下をちろりとだし)だって…勿体ないじゃない。折角お金を出したのに…(猿の鳴き声はいやますますに酒場に響く。体を上下に揺らし始める猿。女の眉がピクリと動く) [Sat 4 Oct 2003 23:02:13]
トリクシー > 厚意じゃないわよ、全然。お金の為だって言ってるでしょう?(一つ微笑む)あんまり無理して飲まなくたって。体おかしくしたらどうするの、肝臓は大事だわ。(ねぇ?と猿に視線落とし、同意求める) [Sat 4 Oct 2003 22:58:14]
> (トリクシーの申し出に目を細めて笑い)まぁ!うれしいわ…でも残念なことに私、お金がないのよね。父上がお金は自分で稼ぐものだ、って。その通りだと思うけれど…(しつこい猿の頭を叩く。そして微笑を向け)駄目というのが聞こえない?(視線を戻し)有難う。貴方の厚意に感謝するわ(グラスを。眉間をしかめつつも飲む) [Sat 4 Oct 2003 22:55:08]
トリクシー > 父親の考えてることなんか、大体がして娘には不可解よね。分かるわ。(ふん、と片眉を上げる)場所さえ分かれば、私が探しに行ってあげても良いわよ?これ(親指と人差し指を丸めて、金。)次第でさ。情報は…生憎私はこの街に来てそう長くないから。(与えられないわ、と肩を竦め。猿の仕草に笑う) [Sat 4 Oct 2003 22:51:23]
> さぁ…父上の思考は娘の私でもわからないわ…そうねぇ。ここらへんにあるとは思えないんだけれども(困ったわ、といった様に頬に手をつけ、溜息を。グイグイ…足をひっぱる猿の手に力が篭る。そして鳴き声の感覚も短くなる)だめよ。それ以上食べたら太るから……情報を集めるにはこういうところがいいと思うのよね。(金髪の彼女を見れば細められる目。スカート形の鎧…だろうか。かっこいい、と思ったり) [Sat 4 Oct 2003 22:48:14]
トリクシー > 湿った場所…確かにスラムはじめじめしてるけど…(そんな草、見掛けただろうか。薬草に明るくない己には、見掛けたとしても判別出来ぬかも知れないが) [Sat 4 Oct 2003 22:43:40]
トリクシー > (視線を猿から女性へと上げれば、酒場の頼りない明かりを鈍く弾いて艶やかな黒髪。少々の羨望に軽く溜息を吐く。己のくすんだ金髪ときたら。次々と言葉吐き出すお嬢様に、あらそう、とだけ。それ以上お節介は無用)薬マニア、で、幻覚症状に効く草、ってことは、抗幻覚薬でも作る気かしら、お父様。 [Sat 4 Oct 2003 22:43:33]
> (胸ポケットからメモ帳を取り出して読む)えぇっと…”細い平行脈の通った草。湿った場所にある。夏から初秋にかけて繁殖する”……(猿が食べ終わったらしく女の足に手をかけ、鳴く)…ちょっと静かにしててね…それで…”幻覚症状に効く…”ですってよ。 [Sat 4 Oct 2003 22:38:58]
> ばかねぇ。召使は身の回りの掃除をしてもらうために雇うのよ。それに父上は変人で通ってるから応えてくれる冒険者がいないのよ。(眉を八の字にして)それに私も親孝行という名目の元、外を歩き周れるし…深窓の令嬢っていう肩書きにはウンザリなのよ。世間知らずのお嬢さんって馬鹿にされるのもね!(唇に人差し指を立てて見せる)私もよく知らないわ。父上は薬マニアなのよ。一応資料は持っているけれど… [Sat 4 Oct 2003 22:35:46]
トリクシー > お金のあるおうちなら、召使とか、それこそ冒険者とかに依頼すれば良いのに。そうしてくれれば私達冒険者の懐も助かるし。可愛い子には旅をさせよ、ってつもりかしらね。(ふん、と息を吐いて。グラスを両手で握り直した)天人草、聞かないわね、どういう草なの?(ナッツ頬張る猿の、柔らかそうで可愛らしい口許の動きを観察しながら) [Sat 4 Oct 2003 22:29:39]
> (動物は好き、その答えに嬉しそうに笑う)そう、良かった。馬鹿な猿でも可愛いのよ(ふ、と視線を落とせば、一心不乱にナッツをほおばる猿) [Sat 4 Oct 2003 22:25:34]
> (相手の嫌味には笑顔で応え)あら、お嬢様が居ちゃ悪いかしら?家出なんて気楽な物じゃないわよ。(女の白い肌に一瞬走る怒りの青筋)…父上曰く、試練、だそうよ。それも名ばかりで結局は自分が外に出るのが嫌なだけなのよ。天人草という草をね、探して来いっていう命令なの。(馬鹿馬鹿しくってたまらないわ、などといい、酒を飲む。そして不味さに眉をゆがめ)…あら。本当に不味いのねぇ… [Sat 4 Oct 2003 22:24:37]
トリクシー > (お嫌いかしら、の問いには)嫌いじゃないよ、動物は、大体好き。 [Sat 4 Oct 2003 22:21:46]
トリクシー > (家には金がある、に、ふぅん、とグラスを口に運びながら、視線を女性から逸らし、カウンターの向こうへ放る)じゃあ、なぁに、あんた家出でもしてきたの?お嬢様はこの時間、ちゃんとおうちで良い子にしてなきゃだわ。(そこへ、紹介される猿。素晴らしい名前に、見開いた目で見遣り)良い名だね、あんた、ナッツ美味い?(などと、柔らかく笑いつつ猿へ) [Sat 4 Oct 2003 22:19:58]
> 文句をこの私に言う馬鹿は何処の猿かしら?(ぶつぶつと小声で呟けば、トリクシーへとにっこり笑む。首を締めた手を離して姿勢をただす)私の家にはお金は沢山あるわよ。家にはね…でも私自身のお金はないのよ。全て父上の物ですもの(クスリ、と笑い、ナッツにがっつく猿を見れば)ええ、アインシュタインというのよ。馬鹿で困るんだけど、嫌いじゃないわ。貴方はお嫌いかしら?(テーブルに出されたグラスに手を伸ばす) [Sat 4 Oct 2003 22:16:55]
トリクシー > (己と女性の間、漂っている紫煙が、彼女の美しい黒髪を眺めるのに少し邪魔で、鬱陶しげに頬杖ついたまま首を傾けた)ま、相応に安いわよ。なぁに、あんたみたいなのは、その綺麗なお洋服の中にお金いっぱい持ってるもんだと思ったけど、違うの?(首絞められる猿に、あらまあ、と眉を寄せ)猿、いいね、あんたの? [Sat 4 Oct 2003 22:13:04]
> (かけられた声に、青い目を二度、三度しばたかせ、ふっと笑む)あら、そうなの?じゃぁ、どれも安いわよね(良かったわぁ、と呟き。まず、出されたナッツを足元にうずくまる猿の前へ置く。さすれば一際甲高く興奮した声を発する猿。女は人睨みしてその首を締める) [Sat 4 Oct 2003 22:10:38]
トリクシー > (カウンター席、闇の淀んだそこに、少し背を丸めて座っている女。矢張りどこか、貴族然とした高貴さを漂わせる女性とそのお供の猿を見遣って、ふん、と眉を上げる)どの酒も不味いわよ、安心して。(などと、グラス傾けつつ。店主が一瞬こちらに鋭い視線を向けたが、いつものこと、気にしない) [Sat 4 Oct 2003 22:06:52]
> (アインシュタインと呼ばれた猿の手をガシリと掴み、カツカツと、ブーツのかかとを打ちつけるように歩く。カウンターまで来ると店主へ)ナッツを一つまみ。それと……(そうねぇ……と考え込み)ここで一番不味いお酒を戴くわ(店主の動きが一瞬止まり、それに気づいた女は)…なにか?ご質問でも?(脅すような笑顔で牽制。先客の近くの席に着席。猿は女の足元でうずくまる) [Sat 4 Oct 2003 22:04:26]
トリクシー > (紫煙に煙る酒場。薄明かりの中、開いた扉から吹き込む一陣の風は冷たく、酔いに火照った頬に心地よい。少し目を細めながら、やって来た喧騒を横目で見遣った。スラムにそぐわしくない、上等な衣装、乗馬服。貴族のお嬢様か何かが、気紛れにお忍びだろうか、などと、元貴族の女は片眉を上げる。それにしても、猿とは。碧眼は自然、そのすばしこい動きを追った) [Sat 4 Oct 2003 22:00:28]
人影 > (勢いよく扉が開かれ、一匹の猿がまず、酒場内へと飛び込んできた。そして)…お待ち!この馬鹿猿!(声質だけは優雅な女の声が。扉の向こうから現れたは乗馬服に身を包み、鞭を携えた漆黒の髪の女。先行く猿は女の言葉に立ち止まり、振り返る) [Sat 4 Oct 2003 21:57:40]
トリクシー > (陰気な酒場のカウンター席中央。足を組み、酒を呷る女冒険者。扉の外からの奇妙な鳴き声に、ちら、と、肩越しに見遣る) [Sat 4 Oct 2003 21:55:16]
◆スラム > (街の寂れた場所に鳴き声の人影が訪れる…) 『(酒場の扉の向こう。甲高い鳴き声が…)…キキッ……キィィっ…』 [Sat 4 Oct 2003 21:54:04]
トリクシー > (グラスを持ち上げて、まじまじと見入る。濁った液体の中で屈折する鈍い光。それを網膜に焼き付けてから、徐に口に運ぶ。酒と一緒に光を飲み込む錯覚。子供の頃から、そういう空想めいた思考を持て余すのが趣味であった。今でも、昼間は昼寝の夢に、夜は現に遊ぶ毎日) [Sat 4 Oct 2003 21:45:45]
トリクシー > (そして己は全く堅実でない冒険者である。ついこの間まで、宿代も払えない程に困窮していた。ところが今は、遺跡で出会った思わぬ幸運のお陰で懐は大分温かい。冬に備えて新しい服や靴でも買おうかと、そんな余裕すらある。落差のある生活、ここ何年もそんな感じ) [Sat 4 Oct 2003 21:40:19]
トリクシー > (扉が開いて、冷たい一陣の夜風と共に、粗末な身なりの安娼婦が数人雪崩れこんできた。客でも漁りに来たのか。視線、肩越しに送って観察しつつ、その内の一人なんか娼婦にしておくにはもったいない美人だ、などと思いながら、また酒を呷る。娼婦は娼婦でそれぞれ生きるのに必死なのだろうし。冒険者とどっちがマシな職かと言われたら、案外娼婦の方が堅実かも知れない) [Sat 4 Oct 2003 21:34:07]
トリクシー > この街もなかなか良いよね。私の父の知り合いって奴に、こないだ港で会った。良い奴でさ。(グラスの縁を指先でなぞりながら、店主に話しかける。別に相槌や同意を求めている訳ではないが)それから、街からちょっと行った所にある遺跡、あそこでも面白いのに会ったよ。遺跡に住んでる奴。ほんと、退屈しなくて良い。 [Sat 4 Oct 2003 21:29:22]
トリクシー > (たまに店主と目が合う。最初のうちはお互い無表情ですぐに視線を逸らすのだが、そのうち女の方が、にや、と笑った)なぁに、そんなに見蕩れないでよ。(化粧も殆どしていない顔を歪ませて冗談めかした後は、グラスに視線を落とす。波立つ水面に浮かぶ蝋燭の灯りが、海の波間の月みたいだ) [Sat 4 Oct 2003 21:25:05]
トリクシー > (季節はもう秋で。日が暮れれば空気は途端に冷え込む。それでだろうか、浮浪者やゴロツキ達は、身を寄せ合うが如くにこの酒場へと集まってきては互いに管を巻き合う。飛び交っている、掠れた喚き声や下卑た笑い声は、己には関係ない所で渦巻いているので、慣れればなかなかに心地よい。そんなことを思いながら、スツールの上で足を組み替えた) [Sat 4 Oct 2003 21:20:27]
トリクシー > (紫煙立ち込める酒場、獣脂蝋燭の頼りない明かりが窓枠の上で揺らめき、煙草のヤニで薄汚れた壁をぼんやりと照らし出している。絶え間ない低俗なざわめきを背中に浴びて、カウンター席の中央、肘つきながら独り酒を呷る女) [Sat 4 Oct 2003 21:16:25]
トリクシー > 【 トリクシー は 廃れた酒場 へと場所を移動した… 】:移動 [Sat 4 Oct 2003 21:13:03]
◆スラム > (街の寂れた場所にトリクシーの人影が訪れる…) [Sat 4 Oct 2003 21:12:51]
◆スラム > ロビンの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sat 4 Oct 2003 21:01:11]
ロビン > (パン、と叩くように手を合わせ、気合を一つ。どれ、口直しに酒場にでも行くか。自然、弓なりになる唇。路地を曲がり、その先の酒場へと。男の姿は土埃の向こうに消えて行った) [Sat 4 Oct 2003 21:01:08]
ロビン > (胃からこみ上げる吐き気もどうやら収まってきたようで…ほう、と溜息をつき、首を捻る…ぶれる視界に一瞬目を閉じて)…さぁって…(歩を止める。そこの路地を曲がればいつもの酒場、真っ直ぐ進めば娼館。どちらへ行くも自分の意志次第) [Sat 4 Oct 2003 20:57:45]
ロビン > (視線を天から降ろし、前を見れば陰鬱とした建物に挟まれた埃道。その先にあるのは闇。否、闇と同意の社会。そこに安堵するのは自分の性なのだ、と。黄塵万丈、風に流され、砂はその身を任せる…そんな言葉が浮かぶ…だが)…俺は砂じゃない(低く呟く) [Sat 4 Oct 2003 20:52:37]
ロビン > (指標のない海で、男と仲間達を導いていたのは空に留まる星ら。陸に上がった後でも、空を、雲を、仰いで眺めるのは常に選択に迷い、自分の選択を後押しして欲しいからなのかもしれない…)言ってみれば、人生の相棒ってモンか?(何時になく、臭い台詞を。常に行き先の提示をしたのは天とコンパス) [Sat 4 Oct 2003 20:45:57]
ロビン > (意外に執念深いんだ、と気づき、一人、苦笑の溜息を。空を仰げば薄い雲の向こうに煌めく星の光が、昔と変わらず男を見下ろす) [Sat 4 Oct 2003 20:40:45]
ロビン > (追っている人物が、捕まりそうで捕まらない。己の先にちらほらとその尻尾を見せるが体全体を見せない。そのもどかしさに少々いらだたしさを感じるが…)まぁ、全く足がつかめねえよりはマシ、か…(うめく。奴と別れた時から6年という長い月日が経った。今さら顔をあわせたところでお互い認識できないかもしれん……だとしても)諦めきれねえなぁ…(寂しく風に消える言葉) [Sat 4 Oct 2003 20:36:27]
ロビン > ……気休めにもならん…(いまいましげに酒瓶を腰に戻す。元来目つきの悪い顔は益々悪くなる。はたから見れば所構わず睨む、変人、だろうか…いつもならば物乞いに寄ってくる子供らも近づかない) [Sat 4 Oct 2003 20:30:16]
ロビン > (胃からこみ上げるその臭さはさらに男の吐き気を促す。はふ、と溜息をつき、腰から小さな酒瓶を取り、口にあてがう。ふと、視線を横にむければかち合う、目つきの悪い浮浪者…やらんぞ…と視線で語り酒を流し込む) [Sat 4 Oct 2003 20:27:06]
ロビン > (男の小麦色に焼けた顔はいつになく悪い。胃を押さえながら、呟く…)…クソ……得体の知れねえ食い物なんぞ食うんじゃなかった…(昼に入った店で口にした東方の漬物という独特な味の食べ物。それが男の胃を荒らしているのだった) [Sat 4 Oct 2003 20:24:27]
ロビン > (土煙舞うその道の両端はやはり、変わらず、社会から外れたアウトサイダー達が生活を営む。一際目立つ赤いターバンをどんよりとした目で追う浮浪者。物欲しげに見つめる子供たち。そんな中をフラリフラリと歩く) [Sat 4 Oct 2003 20:21:31]
ロビン > 【 ロビン は スラム街のメインストリート へと場所を移動した… 】:移動 [Sat 4 Oct 2003 20:19:30]
◆スラム > (街の寂れた場所にロビンの人影が訪れる…) [Sat 4 Oct 2003 20:19:22]
◆スラム > ヴァンテミエールの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sat 4 Oct 2003 16:59:33]
ヴァンテミエール > (カウンター越しに渡した代金は、まあ少々多めだったのだけれど、グラスを割ったのだからしようがない。チャラと触れ合って店主の手の中に消えていく。殆ど気晴らし料金。けれど気を晴らしてくれたのはどちらかというと――。)(ミスティの跡をなぞるように歩いていく。薬草の詰まった荷を負って。外は眩しく夕暮れ色に染まろうとしていた) [Sat 4 Oct 2003 16:59:32]
◆スラム > ミスティの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sat 4 Oct 2003 16:56:26]
ミスティ > そう。じゃあ、改めてアリガト。(ボフ、胸で受け止めた灰色外套。くるくると、畳まれているそれを解いて、着た。…暖かい。)悪いわね、と。(カウンターへ硬貨を一枚、取り出してはソーダの代金と…置き。コトン、小さく音。)じゃあ、行きましょうか。(少し外套は大きめだった。袖口やらを気にしながら、戸口へと―割れたグラスの欠片を踏んで。) [Sat 4 Oct 2003 16:56:17]
ヴァンテミエール > (荷物から、器用に小さく畳まれた其れは灰色の外套だった。多少埃っぽいけれど無いよりはマシだろうと、ミスティへ無造作に放り投げ)無駄なお世辞は言わない主義よ。それ、店に着くまで着てなさい。薬屋が風邪ひいたら洒落にもならないわ。(少女へと軽く頷いて、そう言った。店主の様子を横目で一瞥して、素知らぬ顔で彼女へ目配せする)そうね。早く出ていった方が良さそうだわ。 [Sat 4 Oct 2003 16:49:17]
ミスティ > イイ女。…アリガト、お世辞でも嬉しいわ。(早々に着替えないと、本格的に風邪を引きそうだった。夜は大分冷えるようになって来た―)大物って言うか。ちょっと、状況の把握に苦労して…。(呆気に取られていただけ、であったのだけど。でも、そう言う事にしておこう。)そろそろ店に戻らない?…マスターが、嫌そうな顔してるし。(肩を狭めた。と、荷から出てくる何か。見。) [Sat 4 Oct 2003 16:44:07]
ヴァンテミエール > 水も滴るいい女・・って言うものね。(肩を竦めて見せた。おいおい誰のせいですか。微かに聞こえた硬貨の音、砕けた硝子の向こうに男が落としていったのは、少女の財布、だったらしく。本当に。何だったのだろうか。しかし確かに素早い男であった)けど、貴女って慌てない人ねぇ。大物。(口の端を持ち上げて笑う。荷物を持ち上げ、そこから丸めた何かを引っ張り出しながら) [Sat 4 Oct 2003 16:39:37]
ミスティ > 匂わないわね。…スラムの酒は、水で薄めてるって聞いたし。ええ。大した事ないみたい。(しかし、そろそろ日も暮れるかと言う頃。ひゅるり、舞い込んだ風は冷たい。)ックシュ。少し、冷えるだけで。 [Sat 4 Oct 2003 16:34:54]
ミスティ > (しかし、去り際に男は…何か一つ、落し物をして行ったようだった。…手に取ればチャリ、硬貨の音。)私の、サイフだわ。(結局なんだったんだろう、あの男は。何か言いたげなヴァンテミエールも気になったが、とりあえず金が手元へ戻ってよかった。…今度は懐へ、しっかり仕舞いこみ。)平気、平気。…ああでもしないと、あの男は止まらなかったでしょうよ。(匂うかしら、と袖口を鼻に近づけ…匂いを嗅いだ。) [Sat 4 Oct 2003 16:33:05]
ヴァンテミエール > 嗚呼もう。(踏み出そうと思った足は、重くて予想外に動いてくれなかった。そう言えば散々歩いたあとだったんだわ。そうこうしてる間に、男の姿は酒場より消えていく。不思議そうに瞬くミスティの瞳に何事か考えるように僅かに押し黙った。けれど、出て来かかったものは飲み込んで)大丈夫よ。――悪かったわね、濡らして。臭わない? [Sat 4 Oct 2003 16:27:25]
ミスティ > ………。(椅子を蹴って、こかそうかと思ったが。足の速い男には到底間に合わなかった…。)大丈夫?(元は、自分の不注意が呼んだ結果だ。…仕方がない、諦めよう。咳き込むヴァンテミエールの様子を見ては、尋ね。問うように投げかけられた視線にはパチリ。瞳を瞬かせた。) [Sat 4 Oct 2003 16:22:56]
◆スラム > の後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Sat 4 Oct 2003 16:20:57]
> (しかし財布らしき物を一つ落とし……消えてゆく……) [Sat 4 Oct 2003 16:20:51]
> 男は酒場から姿を消してゆく……(男は馬鹿だが逃げ足だけは速い) [Sat 4 Oct 2003 16:19:19]
ヴァンテミエール > (不愉快そうに自由になった襟元に手をやって、小さく咳き込んだ。素直に返すとも思っていなかったが、男は即座に出口へと走り出す始末。追うより先にミスティへ問うような視線を投げた。一瞬) [Sat 4 Oct 2003 16:18:34]
> ケッ……!誰が返すかよ馬鹿!……じゃあな・・・(そういうと男は出口へと走りだす) [Sat 4 Oct 2003 16:14:01]
ミスティ > 大漁…?(そして、続くヴァンテミエールの置いて行きなさい、との言葉。ああ、そうか―)ああ、迂闊だったんだわ、私。(ココはスラム。何時、盗まれるやもわからないサイフ…油断が過ぎていたようだ。首を振り、椅子へ腰掛けたまま。そこでは、ただピタピタと流れ落ちる酒の音が響いていた。) [Sat 4 Oct 2003 16:13:17]
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TeaChat 1.6.3
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