場所:スラムの救済教会】by ダレカ [場所説明] [Reload]
Ω冒険者 4人 : ◆ライル ◆アマゼロト ◆ジンタ ◆ダレカ
◆スラム > ダレカの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Fri 26 Sep 2003 23:49:03]
ダレカ > (――ひゅるり。後をかき消すように、風が黒い生臭さを持ち去って行った。) [Fri 26 Sep 2003 23:49:00]
ダレカ > (うしないたくありません。後を追おうとした時、まず真っ先に浮かんだのは貴方の笑顔なのです。思い留まったのです。貴方の笑顔がまた見たくて、俺は生を選んだのです。うしないたくありません、だいじなひと。――肩の傷より何より、皆に掛けられた言葉が沁み込んだ背が痛んだ。) [Fri 26 Sep 2003 23:48:05]
ライル > ……ッ、……(駄目、だ。言葉が、届かない。思うも、諦めるつもりは無かった。青年の、死人のような冷たさは未だ覚えてる。暖かさも。)………ダレカッ!(消えた背、追うべく駆けだすも。黒い姿、紛れるのは早く。立ち尽くす。)……… [Fri 26 Sep 2003 23:47:47]
ジンタ > (腕組みをしたままで視線はダレカに注いでいる。教会の壊れかけの長椅子にぶっきらぼうに座った。アマゼロトとダレカをかわるがわる見ている) [Fri 26 Sep 2003 23:45:21]
ダレカ > (今日は、貴方に抱きつくことなど出来ません。今日は、貴方に逢えなかった間の事を話せません。) …………、 (男は言葉を紡がぬ侭、ただ唇だけが薄く動いて。それも背を向けた彼らには見えもしないだろう。――扉から、血痕だけが続いていた。男の姿はもう何処にも無く。) [Fri 26 Sep 2003 23:45:03]
アマゼロト > (闇を知る鴉に、ゆっくりとかぶりを振った。心喪った様な、悲しげな表情で。親友を、強い眼差しで見つめた)戻って、来てください。私は貴方を(抱く、シスターの首は……悲しいほどに冷たかった)――喪いたくありません。(夜に、囁いた) [Fri 26 Sep 2003 23:44:10]
ダレカ > (最悪だ、最悪だ。誰がッて、己がだ。何故、よりにもよって。だいじなひと達を哀しませて、己は在るのか。あたたかさをくれる、――自分をいきたひとにしてくれる、だいじなひと達をこンな気分にさせて、何故己が在るのだ。全く、男は勝手であった。そうして、限りなく愚かであった。骸に己の体温を捧げてしまった身。) [Fri 26 Sep 2003 23:40:32]
アマゼロト > ――ダレカさん。貴方の行く道は血に塗られた道ですか。それは、優しい貴方が血に塗れて進む価値のある道ですか。私たちを、置いて行く価値のある道なのですか。(黒々とした夜に歩み行く背に、問いかけた。静かな問いを) [Fri 26 Sep 2003 23:39:26]
ジンタ > (そのまま闇に溶けそうな、ダレカの背中を刺すように見つめ、振り向かずアマゼロトに)・・・・・悪いね、ちょっと口が悪かった。あいつにゃオレが何か言うより、アンタのほうが向いてるみたいだ。(もごもごと口ごもると、彼は傍観の姿勢に入った。) [Fri 26 Sep 2003 23:36:12]
ダレカ > (そうして、身軽になった男は、また、歩き出すのだ、外へと向かい。タ、と片足踏み出せば夜はもうすぐ目の前。歩み寄る優しい褐色には、もう、振り返らなかった。姿はフラリ、新月の夜に溶け。) ……俺が今生きていられるのは貴方達が居てくれるからなのに、 (抑揚付かぬ言葉は、一度だけ己の死を思った自分にだけ聞こえるような呟きで。) [Fri 26 Sep 2003 23:34:10]
ライル > ………(目の前の、友人が。別人みたいで。追っていた足を止める。落ちる身体を見た。物言わぬ屍。)……違う、…ダレカ、違う。(物じゃ、無い。止めた足、再び友人に向け。)…………(ここに、来た時のようだ。友人の頬、手を伸ばす。きっと、また、冷たいから。また、分け様と。暖かさを。) [Fri 26 Sep 2003 23:33:56]
アマゼロト > いいえ。(言って、屈み込む。そっと……優しく、シスターの物言わぬ首に手を伸ばし)いいえ。物では、ありません(抱き上げた。首を。心を。魂を。胸に……抱いた)ものでは。ありません(眼を閉じて、頬を寄せた。冷たくなった、頬に) [Fri 26 Sep 2003 23:32:29]
ジンタ > 言うね。ダレの字さ、お前ってそこまでバカヤロウだっけ・・・・・・?(いつもニコニコとしているジンタの目が、剣呑なまでに細まった。かなり癇に障ったようだ) [Fri 26 Sep 2003 23:31:03]
アマゼロト > (青年は、歩む。教会の中央、血だまりの道の中を。黒衣の背に、近づいて行く)貴方は、優しい。だから、心倦み疲れ、悲しみが心を向こうに運ぶこともあるでしょう。(親友の、悲しみに満ちた背に、魂に、近づいて行く)ですが、罪に。悲しみに。身を心を砕かれる前に。私たちが居ることを――思い出してください。貴方の助けになりたいと、願う者達のことを。 [Fri 26 Sep 2003 23:29:58]
ダレカ > (……ゴト。男が振り向く前に、床に落ちるは、咥えていたシスターの首。) ――物だよ、 (一言。三人を見つめ返す黒双眸はいつもと変らぬ光を、――否、いつもどおり、今宵の空のように、底無しの黒のまま。ドサ、ドサ。連続して床に落ちるのは、シスターとナイトの身体。) [Fri 26 Sep 2003 23:29:07]
ジンタ > と・・ま、オレの言いたいことはこっちのお兄さんが全部言っちまった。そう言うことだ、墓にくらい入れてやろうぜ。ん?>ダレカ [Fri 26 Sep 2003 23:25:58]
アマゼロト > 貴方が今手にし、持って行くのは。骸ではありません。物ではありません。貴方の、私の、その方を知る全ての方々の心です。貴方はそれを地べたに引き摺って辱め、悲しみの尾を長く引こうとしています。貴方は自分の心のために。多くの者の心を殺そうとしているのです。お止めなさい。(夜のように深みある、声を大きく張り上げた。この胸満たす悲しみほどに、大きく) [Fri 26 Sep 2003 23:24:56]
ダレカ > (あれほどに優しい親友の言葉は、いつでもジンと胸に届いたのに。抱える死体よりも、男の身体は冷たかったかもしれん。どちらが、死人なのだ。) …………、 (初めて、こンなに。己は愚行を犯すものだと、知った。男は扉の前で、夜に溶ける前に、フと、足を止めた。) [Fri 26 Sep 2003 23:23:35]
ライル > ダレカッ……!(止まらぬ歩み、傍らに付いて追い。青年の声音と、言葉に。友人達の顔、交互に見た。)……、ッ……(言葉が、出ない。友人の黒衣、掴まんと手を伸ばす。行かせてはいかん気がする。引き止めんと。) [Fri 26 Sep 2003 23:21:43]
ジンタ > (何気ない、しかし良く通る中音域の声が響いた。アマゼロトの声の末からひょろりと漂う煙のように)死んだオレのじいちゃんがいってたんだが・・・・死人にも払う礼儀があるぜ。死人は口を開きゃあしねえ、こっちがピシッとしてやるもんだろ。・・・・・筋くらい守れ、スカタン。(あえて間抜けなしゃべりで誰かの耳をこじ開けようと)>ダレカ [Fri 26 Sep 2003 23:20:42]
ダレカ > (先ほど、衝動のように溢れた涙は、なンだったのだ。全く、泣く事忘れたように。) …………、 (背を、袈裟懸けに斬られたような、錯覚。だって、もう、物だよ、身体なンて。死んでしまっては、ただの、身体なンだよ。心を亡くした身体に、なンの価値が在るの。もう、物だよ、肉体なンて。男の歩みは止まらぬ。) [Fri 26 Sep 2003 23:20:16]
アマゼロト > 貴方の罪を、埋めてしまおうと言うのですか。私の悲しみを、地に引き摺って行くのですか。人の心を、物のように扱うのですか。(凛と、夜を裂く声が響く) [Fri 26 Sep 2003 23:18:18]
アマゼロト > 貴方が何をなさろうとしているのかは知りません。埋葬して下さるお心やも知れません。しかし、シスターのお身体をそのように扱うのは許しません。お止めなさい(立ち上がった青年は、夜気を斬るような声で言った。黒衣の背に) [Fri 26 Sep 2003 23:16:35]
ダレカ > (親友の制止に従える筈が無かった。頭を支配するのは、――何処に、埋めよう。) …………、 (ずる、ずる。カツン、コツ、ず、カツ、る、ずる。一定の速度止まらぬ侭に。) [Fri 26 Sep 2003 23:16:34]
ライル > ………(瞬きも忘れ、友人の動きを目で追う。遺体を抱える姿、見。暫し、呆然とするも、は、っとして。)ちょ、ダレカッ……!!(待って、と、追い掛ける。埋葬する気だろうか。だったら。)…手伝う、から……(両手に、遺体を抱える友人は。怪我人であるから。) [Fri 26 Sep 2003 23:14:56]
ダレカ > (黒服に赤が沁みてより闇色に染まる。今宵は月さえも出ぬ。その夜のなンと暗い事。肩の傷はそこそこに深かった、筈、だったが。今やそれを感じる事もないほどに、男は死体を抱えて外へと向かわんと、していた。両脇に、女の死体をそれぞれに抱え。) [Fri 26 Sep 2003 23:13:52]
ジンタ > (オレにはなんにもできやしねえ。心の奥歯をかみ締めて、眉間の皺を深くして、ダレカの行く先を見据えた。) [Fri 26 Sep 2003 23:13:35]
アマゼロト > (……死んでいる。ライルの言葉が、「鴉」の台詞が、胸を穿つ。何かが、胸から零れ落ちてゆく。涙は、流れない)……そうですね。この方も、お墓まで運んであげねばなりません。お手伝いして下さいますか?(巨きな女性の、死者を見ながら。そう言った時、シスターの身体を引き摺り行かんとするダレカを見て、驚きの声を上げた)……ダレカさん。何の真似ですか。お止め下さい。 [Fri 26 Sep 2003 23:12:23]
ダレカ > (何を思ってか、コツリ、コツリ、ブーツの足音はシスターの首の方へ。身体を折り曲げれば、口で、赤に塗れた首の、彼女の髪を咥え。その侭に祭壇裏に横たわる首無しの骸を右脇に、抱え。) …………、 (ずるり、カツン。シスターの足を引き摺って、次は巨躯の骸の元へ。これは、左脇に、抱え。――カツン。ずる、ずるり。カツン。音は、三人を通りぬけて、扉へと向かって行く。) [Fri 26 Sep 2003 23:09:37]
ジンタ > ・・・・・・参ったね、そういわれちゃ、オレの間抜けだ・・・・間が悪かったぜ、気張りな。(そうとだけ言うと、ひらひらと手を振った。ダレカは本気だった。門外漢のオレのどうこう言えるモンじゃあねぇ。)>ダレカ<(うつむいて目を見せず、声だけ軽くアマゼロトに言う)誰のせいでもないってことは、誰かのせいじゃああるってことさ。・・・・・・が、「全部終わった」みたいだぜ。(ライルの言葉を聞いてそう告げた)>アマ [Fri 26 Sep 2003 23:07:44]
ライル > (無理に動かした右腕。鈍く、痛むけれど。心よりマシだ。新たに現れた人物、青年二人は知っておるようだけれど。倒れる人、救おうとするのに目を向け。)……もう、…死んでる。(今、ここで人の形を保ち倒れておるのは対峙しておった女だけか。死の言葉。口にすると重く。アマゼロトの手、包みながらに苦笑を向け。) [Fri 26 Sep 2003 23:05:01]
アマゼロト > 貴方のせいではありません。誰のせいでも、ありません。それでも、ありがとうございます。(ジンタに微笑んで、頭を下げた。人を守る者に。感謝を込めて) [Fri 26 Sep 2003 23:04:43]
ダレカ > (弛む包帯。立ちあがればスルリと抜けて、しまいそうな。しかし、赤に濡れて肌に張り付いて。治療施してくれる親友の手が、あたたかかった。――ずるり、立ちあがる。涙は、瞬きで払った。) [Fri 26 Sep 2003 23:04:03]
アマゼロト > (涙は、流れない。涙は……流れない。悲しみに顔を歪め、心が引き裂かれようとも。この、魔性の身は。涙を流すことを赦さない)……泣いて、下さって。ありがとうございます。(ダレカとライルに、微笑んで。友に巻く包帯の手に重なる温かな想いを、包むように。巻きつける。傷を、包み込むように) [Fri 26 Sep 2003 23:02:41]
ダレカ > (親友の震える手を。滲んだ視界で見た。初めてだった。彼がこンな状態であるのを見たのは。初めてだった、彼かこンな言葉少なで在るのは。) ――いい、 (ジンタの言葉に、一言。遠慮、では無く。) [Fri 26 Sep 2003 23:01:35]
ジンタ > ったく、オレがしゃんとしていりゃあ、人死になんておこさしゃしねえのに・・・・・・お、いつかの。元気そうだなぁ・・・・・しかし、何があったんだか、動け動け!(と一行に割って入ると倒れている人を救おうと)>アマゼオト [Fri 26 Sep 2003 23:00:59]
ジンタ > おっと。間違えた。教会だ。(頭をかきながら)・・・・ダレの字、グジグジないてやがんじゃあねえよ、さっさと運ぶトコ運べ!(活を入れた男)悪いね、ちょっと肩貸すよ>誰か [Fri 26 Sep 2003 22:59:14]
ライル > ………ッ、…(傷から、逸らした目に青年の手を映した。震える其れ、両手で包まんと手を伸ばし。踏んだ血が濡れた音を。視界が、潤む。) [Fri 26 Sep 2003 22:58:15]
ダレカ > (そうして聞こえた男性の声にも、嗚呼、と思うのだ。今すぐここから、立ち去りたかった。またひとの時間止めた己が在るのを、見られたくなかった。視線落としたところにあるチェスの駒が眩しく映った。) [Fri 26 Sep 2003 22:57:34]
アマゼロト > (振り向いた。そこに居る人影は、前に一度見た者であったが、混乱した頭にはわからなかった。何も。だが)……こんばんは。(そう言って。――微笑んだ) [Fri 26 Sep 2003 22:56:21]
ダレカ > (静寂の時が、刻、刻、と細いナイフの如く、胸に、刺さる感覚。) ……、……、 (ひ、く、と呑み込む嗚咽。本当に、久しぶりの。親友との邂逅だ。――笑顔で逢いたかった笑顔で逢いたかった笑顔で逢いたかった。肩から滲む血と同じく双眸からは涙。何へのかは、知らぬ。) [Fri 26 Sep 2003 22:54:47]
アマゼロト > (歩むたび、身動ぎするたび、ぴちゃり。血が、鳴った。今はもう動くことの無い、生きていた者達の血が。もう二度と、動くことも、笑うことも、自分を叱り、励まし、子供を撫で、賛美歌を歌う豊かなアルト、素朴な料理、嗚呼。それらはすべて。もはや――無いのだ。治療の手が震え、包帯が緩む) [Fri 26 Sep 2003 22:54:05]
ライル > (踏み出そうとした一歩を、青年の声に止める。ゆぅくり、振り返り。ぎこちなく笑んでみせた。)……左腕しか、役に立たへんよ…?(情けなく紡ぎ。聞こえた友人の声に、足を戻す。青年の傍らへ、立ち。)………(傷を、血を、直視出来ん。目をそらせば、頬を掻いて。)……ごめん。(本当に役立たずだ。新たな声に扉、振り返り。) [Fri 26 Sep 2003 22:52:13]
◆スラム > (街の寂れた場所にジンタの人影が訪れる…) 『血の臭いだぜ・・・・・・あぁ。これじゃあ明日の協会は大騒ぎだ(つらそうな顔で入ってきた遊び人)ぉ?なんだ?怪我かよ・・・・』 [Fri 26 Sep 2003 22:51:22]
アマゼロト > (血に塗れた友を支えるように、伸ばした腕。ゆっくりと座らせ。治療具は、血を浴びた祭壇の上に並べられた。読み込まれ、汚れた聖書を乗せた台の上に)……(無言のままの、治療。深い傷。心も、また。それは、果たして。癒せるだろうか――) [Fri 26 Sep 2003 22:49:30]
ダレカ > (二人、でなくなった以上、少年を行かせる理由は無くなった。お願いココに居て。ズ、と鼻啜る男の口は知らず紡いでいた。) [Fri 26 Sep 2003 22:48:42]
アマゼロト > ライルさん。手伝って、下さいませんか(鎮魂の謝罪を紡ぐ、哀しみ背負うた者に。そう言った後、気付くのだ。少年の腕が、とても不自由なことに) [Fri 26 Sep 2003 22:46:18]
ダレカ > (夜の静寂をより際立たせる親友の声。酷く耳に痛い。) ……ッ、 (氷のような体温。怪我の所為では、無く。また、下がって来た、のか。――がくがく、膝が崩れ落ち。うッ、との嗚咽の後似、溢れたのは、涙。提げた剣が床に寝そべって、カチャ、と鳴いた。) [Fri 26 Sep 2003 22:45:28]
ライル > …………(一瞬、肩に触れた手の暖かさ。その優しさに眉を垂らした。やさしい、ひとだと。)…ごめん…(助けられなかった。シスターを。青年と同じく、優しい彼女を。誰に向けてかの、謝罪。紡ぎ、思い出す友人の傷。神殿に、行かねばと。踵を返し。) [Fri 26 Sep 2003 22:43:15]
アマゼロト > (黒人の、巨躯が横たわっている。羅刹のような形相で、命無き身体が横たわっている。チェスの駒と共に。ナイトは倒れていた。その傍に居る、祭壇にもたれる様な友に向かい)傷を……見せてください。(腰の鞄から、治療具を出しながら。囁いた声は酷く――静か。朱に染まった神の御膝に、跪いた) [Fri 26 Sep 2003 22:42:19]
ダレカ > (己らが何をする間もなく、助けを求める最期の言葉を紡いで散ったシスターの首。これが人のしなのだろうかと、余りのあっけなさに声も出なかった。血の馨りが脳を蕩かす。視界を滲ませる。清純なる白纏う親友にまで、赤に汚れて欲しく無かった。けれど。彼はそれを許さぬだろう。近寄る気配に、顔を上げ。氷に刻んだような、表情が、見詰めた。) [Fri 26 Sep 2003 22:39:30]
アマゼロト > (ライルの言葉に頷いて。優しく肩に触れた後、無言の友の元へ向う。歩みは教会の中へ。血の、中へ。軋む床。血に湿った音。シスターは、物言わぬ骸となりこちらを見つめていた。首だけで。こちらを。嗚呼――教会の、中。孤児達を逃がし、逆方向へと。彼女は駆けたのだ。自らの命を、懸けたのだ) [Fri 26 Sep 2003 22:36:04]
ライル > ……オレは…(無い、と、首を振る。己に怪我は無かった。血の臭いに振りかえる。赤が目に痛い。)…オレより、ダレカ……(右肩を、と。結構、深いであろう事も告げて。) [Fri 26 Sep 2003 22:34:44]
ダレカ > …………、 (見られたくない、人に。見られた。赤い教会。夜の挨拶も忘れた侭に。少年を神殿に向かわせてから、独り、死体を処理するつもりだったが。) …………、 (女の骸の傍らに落ちている白いチェス駒に視線落として。無言。) [Fri 26 Sep 2003 22:32:20]
アマゼロト > ……(少しばかりの時。言葉を失った逡巡は、むせ返るような血臭の中、新たに流れ行く血に)……お二人とも。お怪我は、ありませんか。(静かな言葉となって終わった) [Fri 26 Sep 2003 22:31:12]
ライル > (背後、友人の呼ぶ名に色の悪い顔を上げた。ぶつかった青年を見上げる。知った顔が赤に映り。)……あ…(アマさん、と、小さな呟きは鍋の泣き声に掻き消されるか。) [Fri 26 Sep 2003 22:28:53]
アマゼロト > ライルさん。――ダレカさん。(……そして。血だまりに中に倒れる、人の影。ああ。死がそこに在った) [Fri 26 Sep 2003 22:28:34]
ダレカ > (祭壇の前の黒尽くめ。右肩を押えて佇んでおる。扉からは見えるだろうか、男の傍に、2mほどの黒人女性の骸。少し離れたところには憐れなシスターの首。切り離された胴体は、祭壇の後ろに隠れて居るが。床は、神の視線の下は、赤だった。) [Fri 26 Sep 2003 22:27:17]
アマゼロト > (手には鍋。空になった、衛兵の元へと運んだ差し入れの鍋。勢いよく現れた少年に、鍋が落ちて鳴った)あ……ごめんなさい……?(知り合いの姿に、血の臭いに。眼を瞬いた) [Fri 26 Sep 2003 22:26:29]
ダレカ > (赤で汚された教会。穢された教会。キリ、と俯いて下唇を噛んだ。それも、直ぐだ。) ……ごめんね、 (神殿へと向かう少年の背を見送――ったところに居た、のは。親友の姿。) ……アマさん……、 (いつもは抱き付かんと駆け寄るのが、出来ぬ。) [Fri 26 Sep 2003 22:24:47]
ライル > (シスターの首から流れる赤が、離れない。ひっかかれるトラウマが痛くて。目を閉じて、首を振る。故に、青年には気付けなかった。どん、と、ぶつかって。)ごめんなさッ……(慌てて謝罪。) [Fri 26 Sep 2003 22:24:29]
◆スラム > (街の寂れた場所にアマゼロトの人影が訪れる…) 『(教会の扉が、開いた。青年が、少年の前に居た)』 [Fri 26 Sep 2003 22:22:52]
ライル > (白から、赤へ。その早さに眉を歪めた。唇結べば、踵を返し。早足は扉へ。)……ありがと。(己が狙いであったのに、己が無傷なのは彼のお陰だ。使いなんぞ、傷よりも命よりも軽い。ぽつり、礼を紡げば。扉の外、神殿へと駆出す足音。) [Fri 26 Sep 2003 22:21:25]
ダレカ > (彼が診療所を嫌って居るのは知っている。そうして、己が彼に使いをさせるなどと云う思い上がった行為。ゴメン、と胸中、謝りながら。それでも了解してくれる少年に心よりの感謝を。) ありがとう、 (ガーゼを受けとって、早速、傷口に当てれば。白は赤に染まる。) ――じゃ、あ、…よろしく、 (へこ。首垂れ。) [Fri 26 Sep 2003 22:17:54]
ライル > (う、と、肩撥ねさせ。神殿。包帯等、とは、つまり。診療所。出来れば、近寄りたくは無い。けど。)………うん。(分かった、と、腰を上げ。つまらん我侭よりも青年の怪我の方が心配だ。手持ちのガーゼ、ポーチから出し。手渡さんと。)もらって来るまで、それで…(止血を、と。) [Fri 26 Sep 2003 22:15:25]
ダレカ > なら、良かった、 (少年に怪我が無いと知るや、へら、と弛む顔。額にはじわり、汗が滲み出ていたが。少し深めに斬られたか。生温かい右に、ふぅ、と溜息付いて。己は、生きて居るから。大丈夫、だ。少年の視線に、なんとかなるから、と笑んで。) ……あの、さ。…こっそり神殿に行って、包帯とか、もらって来てくれる、かな? (少し、落とした声音。) [Fri 26 Sep 2003 22:11:18]
ライル > ……ん…(怪我を問う青年に。へたり込んだまま、無い、と、首を振る。己より、彼だ。大丈夫、と、返答聞いたけれど。大丈夫には思えななかった。右肩、見つめ。) [Fri 26 Sep 2003 22:07:44]
ダレカ > (するりと腰に仕舞うダガー。ほんの小さな切り傷、頬のそれを拳で拭って。振り返る。右肩にべっとりと赫を広げて。) 大丈夫。 (怪我は? 少年に問う声は努めて穏やかに。) [Fri 26 Sep 2003 22:05:05]
ライル > ──…(落ちた白と、堕ちた黒。呆然と、赤い目に映し。立ち竦んでおった阿呆は膝をつく。はぁ、と、震える息吐いて。チェスのルールも何も知らん。知らん、けど。)……(人が死んだ。血の匂いに目を一度伏せ、開けば青年を見。)………だいじょうぶ? [Fri 26 Sep 2003 22:02:32]
ダレカ > (確か女は、ナイト、と名乗った。しかして女の手より、夜空から降る雪の如く、ナイトの駒が、落ちて。男の視線はしかし、女を凝視していた。) …………、 (チェスはクイーンを屠ってこそ勝利。「ゲーム」に勝った気など、しなかった。凍えた無表情。赫に濡れたダガー、その刀身に舌を這わせて舐め取りながら。倒れ行く黒を、見下ろした。) [Fri 26 Sep 2003 22:00:12]
◆スラム > アウトの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Fri 26 Sep 2003 21:57:21]
アウト >  .... ( ずるぅと身体、倒れて―――…… ) [Fri 26 Sep 2003 21:57:19]
アウト >  ... みごと、だ。( ニィと哂う ) こっ ( ダレカの前に差し出された手より堕ちるのは、白いナイト。チェスの駒 ) [Fri 26 Sep 2003 21:56:31]
ライル > (溢れた雫に構えかけた銃を下ろす。女はもう戦えんと踏んで、青年の方、駆け寄ろうかと数歩進んだ。が。彼に伸ばされた手に足を止める。不安に眉を寄せて、女の指先見つめ。) [Fri 26 Sep 2003 21:54:50]
ダレカ > (無言のままに。く、と呑み込むように止めた呼吸。――ずる、と刃物引き抜かんと。しながら。向けられた手に、口元引き結んだ侭、眼を見開く。) [Fri 26 Sep 2003 21:52:09]
アウト > ( だが ... )  ぎしぃ ( 其れでも、踏み出す一歩 ... 亡者のよに差し出した手、ダレカに向けて ) [Fri 26 Sep 2003 21:51:01]
アウト >      とすんッ ( 吸込まれるよに生えたナイフ、胸、其れは ) こぽり ... ( 口の端から零れる雫。心の臓 ) [Fri 26 Sep 2003 21:49:55]
ライル > (二人から距離を置いたまま。拙い指先は銃に弾を込める。じゃき、と、銃が鳴き。舞う影を見る。青年のダガーの先を見。銃握る手に力を込めた。) [Fri 26 Sep 2003 21:49:43]
ダレカ > (女を見据えた黒双眸は瞬きもせず。迫る銀を避け様ともしない。今の彼女に、鋭い銀は描けぬと本能的に察知して。) ――シイィッ! (細く息を吐きながら。また深く、先ほど肩口に受けたのが抉られたけれど。踏み込む。右腕の先のダガーが狙うは女の黒い肌、脈打つ胸。) [Fri 26 Sep 2003 21:46:36]
アウト > が、がががが、が、ガァァァァァァアァッ !!!! ( 絶叫、血走った目、駆け来る漆黒に ) ひうぅッ ( 首狙い放つ銀光、だが、甘すぎた狙い ) [Fri 26 Sep 2003 21:43:42]
ライル > (腕に走る反動が重い。左右違うだけなのに、と、舌打ち。青年と女を見遣った。己は再び弾の装填をせねば何も出来ん。動かん右腕がいっそ憎かった。青年の傷に唇噛み。) [Fri 26 Sep 2003 21:42:58]
ダレカ > (椅子を蹴り飛ばした後の体勢は不安定。ヒュウ、と銀色の一閃が胸から軌道逸れ、ピッ、と右肩口に赫を描いて行った。痛みに顔顰めるところに、耳に残る銃声。) ――……ッハ、ァ! (一息、付いて。もう一度駆ける。女の方へ。少年の弾に絶叫上げて居る間に。) [Fri 26 Sep 2003 21:40:15]
アウト >  ( が ... ) 吐ッ ( いっそ軽い音とたてて、飛び散る朱...左腕より ) ―――……ッ !!!!! ( 絶叫、怒号の濁流が室内に響く。放たれた戦輪は、あらぬ方へと跳んでいって ... ) [Fri 26 Sep 2003 21:37:40]
アウト > 弾ッ ( と、祭壇側へと跳ぶッ !! 避けようと.. ) ひぅぅ ( 同時に、左より放たれる銀光、ダレカの胸の高さで ... ) [Fri 26 Sep 2003 21:35:43]
ライル > (ざり。靴底が床を擦る。椅子蹴り上げた直後の隙、突かんと左手に持った銃口を女の巨躯へ向け。引き鉄を、引く!距離ある故に、狙うは巨躯の腹辺り。耳に痛い銃声、教会に響かせた。狙いに、不安。左手は利き腕ではないから。) [Fri 26 Sep 2003 21:35:30]
ダレカ > な! (女の長い脚が、長椅子を盾と為す。体捻り、ガッ、と左肘で突いて衝突交わしつつ。チラと少年の方一瞥すれば充填の最中か。彼が遠くから一発、上手く撃ってくれれば。己はそれまでの眼晦まし、時間稼ぎ。) ッハ! (立ち上がった長椅子、蹴り返す!) [Fri 26 Sep 2003 21:32:32]
アウト > ( ライルの動向には気付けずに ,, ) [Fri 26 Sep 2003 21:29:58]
アウト > ( 駆け来る黒い疾風に ... ) 怒ッ ( 蹴り上げるイスッ !  ) [Fri 26 Sep 2003 21:29:34]
ライル > (ジャキ、と、音を立てる己の銃。片手故に手早い作業が出来ん事に舌打を。零しながら、込める弾丸。何時でも撃てるようにして。女の方へ駆ける青年とは裏腹に、己は一歩、下がった。接近戦には向かん武器であるし、何より青年の邪魔になるが故。女の構えに警戒。影が踊る。) [Fri 26 Sep 2003 21:28:13]
ダレカ > (まず、リーチは明らかに短い己。なれば。) ッ、 (――タタン。床板が軽く叫んだ。ひゅう、と風一陣。引き連れ。逆手に持ったダガーと共に。駆けるは巨躯の女の方。懐に飛び込まんと。) [Fri 26 Sep 2003 21:25:44]
アウト > ひぃぅ ( すすり泣くよな音と云う皹、薄暗い闇を裂きて指へと戻り ) ひぅひぅひぅひぅ... (  再び、回しだす。スゥィとイスの間に入りて構えれば .. ) [Fri 26 Sep 2003 21:23:25]
ライル > (答えは、得れんまま。戦輪の切っ先、蝋燭の炎が煌かせ。故に、見えた、刃の軌道。)ッ!(だん、と、床に手を付き屈む。頭上を過ぎる銀光に冷や汗が頬を伝い。)…うん。(青年に、頷きを。動く左手、武器のありポーチへ伸ばし。) [Fri 26 Sep 2003 21:21:14]
ダレカ > (拙い。マズイ。少年は片手が不自由な状況に在る。なれば云われずも己が守らねば。) ――ライル君、なるべく、避けて。 (そうして、出来るなら動くほうの手で攻撃をと。取り敢えず彼には、幾つも並ぶ長椅子を盾にしてもらおうと。) くッ、 (タ、と体勢低くし、髪の先を僅か散らされる紙一重。) [Fri 26 Sep 2003 21:18:52]
アウト > ひぅひぅひぅひぅひぅ... ( 両人差し指で回される戦輪はフタァツ ) ... サァ、ゲェムをはじめようか ? ( ライルの問いにニィィと三日月のよに哂いて ) ジャッ ( 胸の前、クロスさせる両腕 ... ) まずは、われのバンだッ !! ( 放つ銀光フタツ。二人の首めがけて ... ) [Fri 26 Sep 2003 21:14:49]
ライル > 「ナイト」……?(チェス?と、知らん阿呆は疑問符浮かべながらに、飛ぶ影を目で追った。狙いは己の是か。ぎゅ、と、眉間に皺を寄せれば目を細め。)渡せば……(良いのかと。退いてくれるのかと。問うて。見えた赤。)……それ、まさか……(先ほどの、シスターの。嫌な予想に目を丸く。) [Fri 26 Sep 2003 21:12:08]
ダレカ > (厄介な得物を使う。く、と細めた眼。頬の傷より音も無く血が滲むのを構わず。) ……誰が、 (やるか、と。否、己のものでは無いが、相手は少年の首を掻き切ってペンダントを持ち去ってしまいそうだったから。赤。赫。――ゆっくりと、色彩に溺れる感覚。ダガー構えなおし。) [Fri 26 Sep 2003 21:08:54]
アウト > ひぅ.. ( 赤子の泣声のよな音、たてて左人差し指に戻る戦輪 ) ...やるねェ。りっぱな「ナイト」だ。 ( チロリ、上唇舐める舌だけが赤く ) ダンッ ( 間合いを開けるよに背後へ飛ぶっ !! ) われはチェスのナイトっ!貴様のそのかざり、いただきにまいるっ ! ( 其の首に、揺れる紅く濡れた十字架。紅く...この、教会の物の ... ) [Fri 26 Sep 2003 21:05:55]
ライル > ……え?(ぞく、と、背筋に嫌なものが。一瞬、何の事かわからんかった。飾り。いつだったか、商人に貰った己のペンダント、握れば。弧を描く女の唇。不気味に見えたのは、蝋燭の明かりの角度か、それとも。)──…ダレカ!!(煌く刃の軌道に叫ぶ。金属音、聞こえた其れに安堵の息を。)何すんのッ…!(女に、抗議の声。邪魔はしてないはずだ、と。) [Fri 26 Sep 2003 21:04:42]
ダレカ > (――ギィン! 刹那響くは金属音。するり抜いたダガーが輪の方向変えるも。ピシリと頬に、細く小さく赤い線。チッ。舌打が漏れた。) [Fri 26 Sep 2003 21:02:09]
ダレカ > (嫌な予感。既にその躯の大きさにより威圧感与える女に視線くれた侭。聞こえた言葉に、ぴく、と片眉が上がる。右手はそろり、腰へと伸ばしながら。) …………、 (黙った、侭、だが。) [Fri 26 Sep 2003 21:00:25]
アウト > ( 次の瞬間 ) ひぅ.. ( 薙ぐ様に放たれる戦輪、銀の閃光はダレカの首の高さ ... ) [Fri 26 Sep 2003 21:00:10]
アウト > ぎしぃ ( 踏み出す足に重い悲鳴、しかし続く一歩は出ず ) ... ( 視線、止まるは ) ...きれいな、かざりだなァ? ( 僅かに見えた、ライルの首飾り。にぃぃと吊り上がる唇 ) [Fri 26 Sep 2003 20:58:18]
ライル > (見下ろす目、青年の肩越しに見上げ。邪魔をするな、と、言う事と取る。青年の動きに合わせて脇へ。今は見えないシスターの首。女は退けば、体の方が転がっているのだろうか。眉顰め。) [Fri 26 Sep 2003 20:57:44]
ダレカ > (少年に死体を見せる事は、したく無かったのに。通行の邪魔であれば斬ると云うのか。ならば今は大人しく、大人しく、居ようではないか。女の軌道より、脇に退くように。無論少年を背に隠すようにしつつ。) [Fri 26 Sep 2003 20:55:27]
アウト >  ... 邪魔、だ。( 硝子玉のよな双眸が、二人を見下ろす ... ) [Fri 26 Sep 2003 20:52:41]
ライル > (流れる血に体が強張る。首から流れる其れが、痛い。前に出てくれた青年が後退るまま、己も下がって。ゆぅくり、女。見上げた。)……な…(その大きさに目を見開き。) [Fri 26 Sep 2003 20:51:30]
ダレカ > (死体に、見なれたような感覚は吐き気がするほど嫌だったが。) …………、 (後じさった少年を庇うような位置にて。己も同じく退く足取り。シスターの首、途中邪魔だったからボールの如く蹴った。罰当たりとか、云っていられない。見上げるほどの女。ギリ、と奥歯が軋む。) [Fri 26 Sep 2003 20:48:31]
> こつ ... ( 其の床にぶちまけた紅、踏むよにぬぅと現れしは )  ... ( 女。全身が黒い2m程も在る。両手にはひぅひぅと赤子が泣く様に回る戦輪(チャクラム)が ... ) [Fri 26 Sep 2003 20:45:37]
ライル >  え (何が、あった。今。飛び出してきたシスターから、飛びのく暇もなく。足元に、何か。落ちた。)………?(瞬かせた赤い目に映るのは、首。足元。)──…ッ…!!(咄嗟、出掛けた悲鳴を口を覆って堪え。目を、逸らした。)な、何ッ…!?(何があった。わからんまま、兎に角。後退って。) [Fri 26 Sep 2003 20:44:29]
ダレカ > ――ッ!? (眼を、見開いた。突然に現れたシスターはマネキンでは無いかと錯覚した。けれど。転がった軌道は真っ赤に彩られていたから。なんて、こと。) [Fri 26 Sep 2003 20:42:46]
> 助けて――――……ッ ! ( 二人の前へ飛び出る影、シスター の ) 斬ッ ( 首が、落ちた ... 円形を描く様に転がり、ライルの足元へ ) [Fri 26 Sep 2003 20:40:21]
ライル > (祭壇の、裏。何事、と、其方を見遣る。青年から離す手は右腕同様に、だらり、垂らして。胸元で揺れるペンダントの影が色彩を生む。祭壇の傍ら。) [Fri 26 Sep 2003 20:40:14]
ダレカ > (する、り。一歩、後退。少年の手を離れ。すぅ、と落ち行く体温。感じながら。何事。すぐ傍の祭壇の方に視線を遣り。こく、と息を呑む。厚いブーツの底が踏んだ板が、キィ、と鳴いた。) [Fri 26 Sep 2003 20:37:28]
ダレカ > () [Fri 26 Sep 2003 20:35:55]
> ( 祭壇の裏 ... ) やめてッ ! ( 悲鳴、足音、近づいて来て ... ) [Fri 26 Sep 2003 20:34:55]
ライル > (骨折なんぞした事の無い阿呆は。青年の心配に気付くことなく、指先に戻る体温に目を瞬かせた。)え、…あれ?(どうした事。青年の頬、触れたまま混乱、しておれば。音。)?(どこからだ。きょろり、辺り見まわして。) [Fri 26 Sep 2003 20:34:40]
ダレカ > (神像が静かに見下ろす祭壇前。佇むのは少年と男。音は何処からか。) …………、 (ヒク。褐色の耳が僅か動いて。) [Fri 26 Sep 2003 20:34:32]
◆スラム > (街の寂れた場所にの人影が訪れる…) 『( ガタンッ )』 [Fri 26 Sep 2003 20:32:05]
ダレカ > (彼は未だ若いから。治りも早いだろう、が。一度折れたとなれば、またいつその箇所がポキリと行くやもしれぬのだ。それが、心配で。ぞく、と、腹の傷に風が沁みた。) …………、 (して、眼を軽く閉じ、少年の指先からその熱を奪うかの様だった頬の温度は人並に戻り、ふらと、眼を開く。) ――ん? 何でもないよ? (どうしたの、と訊かれれば。きょとん。返す。) [Fri 26 Sep 2003 20:31:13]
ライル > (こくり、頷けば苦笑。宛て木。最初の数日はしておったのだが、もう。邪魔だった。故にとっぱらった、などと言えず。誤魔化すみたいに頬に触れれ、ば。)………(冷たい、なんてものでは無い。きょと、と、赤い目を瞬かせ。え、だの何だの疑問符浮かべた。)……どうしたん…?(青年の暖かさが、馴染んだ其れが指先になくて。目を、丸く。) [Fri 26 Sep 2003 20:27:37]
ダレカ > (神殿での事件の後、二人でこっそり、手当てをし合ったのだった。……と云っても、少年の両腕はそのような事になっていたがゆえに、実際は己の拙い応急処置のみであったのだが。少年の右腕、骨は曲がって繋がっておらぬだろうか。) 宛て木、ちゃんとしてなよ? (そうして、出来れば腕は吊っていた方が良い、と付け加え。頬撫でられるに、任せ。冷たい頬に、確かに少年の手の温かな感触。) [Fri 26 Sep 2003 20:21:56]
ライル > (んー、と。言葉でなく声零し。青年の言葉に頷いた。)すっごい音したかんねぇ。(折れてて当然か、と、苦笑。分かっていて手当てをマトモにせん阿呆。溜息吐けば苦笑を笑みに変え。)でも、ホラ!左手は動くんよ?(ほれ、と、実証。青年の頬に触れようと手を伸ばし。) [Fri 26 Sep 2003 20:17:43]
ダレカ > (抱き、寄せたかった。けれど。彼はよりにもよって、両腕を負傷してしまって居るから。機械を器用に組み立てる彼のしなやかな、腕が。己も腕は大切ゆえに、彼の愚痴には頷いて。よく、解る、と。) ……やっぱ、骨までイッてたンだろうね、 (少年の傍ら、立ちつつ。) [Fri 26 Sep 2003 20:10:59]
ライル > (スタスタと。足を進めておれば、声。夜の挨拶、紡ぐ声は鼓膜に心地よい其れ。友人の。)ダレカ!(名を叫べば、駆け寄るように。久しぶり、と、挨拶返しながら笑み向けた。問いには、苦笑。左腕は平気なのだが。)右腕が、まだアカン。(機械がいぢれない、と、愚痴吐いて。肩を竦めた。) [Fri 26 Sep 2003 20:07:32]
ダレカ > (歩み寄る足音は、聞きなれたもの。すぐさま、挨拶をせんと振り返る。すればやはり、輝くエメラルド。) こんばんは、 (席を立ち、向き合うように。迎えるように。両腕の調子を尋ねながら。) [Fri 26 Sep 2003 20:02:51]
ライル > (ふぅ、と、息を吐いたのと。扉が閉まる音とが重なった。扉の前、浮浪者達数人から「静かに出来んのか」と冷たい視線浴び。たはは、と、苦笑を零した。足は何時も通り、祭壇前の長椅子へと向き。床板の悲鳴。) [Fri 26 Sep 2003 20:00:31]
ダレカ > (馬鹿な事を考えてしまうから。それが堂々巡りを始めるから。その前に眠ってしまおうと、眼を閉じる、――閉じようとした、ところ。重い音が響く。嗚呼また誰か、やって来たのだろうと耳を澄ませた。) [Fri 26 Sep 2003 19:56:55]
◆スラム > (街の寂れた場所にライルの人影が訪れる…) 『(重苦しい音は教会の扉から。体全体で押すようにして開けた隙間から、教会内に身を滑らし。)』 [Fri 26 Sep 2003 19:54:28]
ダレカ > (氷と勝負して、果たしてどちらが冷たいのだろうとか、そんなつまらぬ事を考える。今隅に蹲っては、まるで石のような浮浪者達も、まさに石像である神の姿も、きっと、触れれば暖かいのだ。はふ、溜息付いた。いつからだろうか、こんな妙な体質に気付いてしまったのは。) [Fri 26 Sep 2003 19:53:06]
ダレカ > (季節の移り変わるを見るは好きなのだけれども。……冬。モノクロに支配される季節。ひとの熱が閉じ込められてしまう季節。好きだけれども、寒いのは苦手だと。思う。――否、苦手、なので無く、怖い、のか。ひとに触れる事で生者の体温得る己が身は屍人のそれの如し。袖からチラと覗く指先は、矢張り、冷たかった。) [Fri 26 Sep 2003 19:46:23]
ダレカ > (あぁ、未だ片足は夢の世界にツッ込んでおるようだ。――兎も角。) ……ふ、くぁ…、 (間抜けな欠伸が漏れた。長袖にした黒が、ひらひら、と口元で踊る。目尻に涙滲んだ顔は、ぐるり、周りを見遣る。涼しくなった風がヒュルリ、入り込んで来ていた。もう、冬になってゆくのだなぁと。思いながら。) [Fri 26 Sep 2003 19:40:28]
ダレカ > (晴れ。た空。……で在るのは、差し込んだ夕日にて知れたのだった。赤と金に輝く陽光が斜めに差し込んで、眠りこけて居た己の瞼を射たから。何となく目覚めて。それからずっと、この調子。) …………、 (ボケェ。ケゲェ。効果音はそれ。祭壇の前の長椅子に、ゆったりよっ掛かっている。) [Fri 26 Sep 2003 19:34:21]
ダレカ > 【 ダレカ は スラムの救済教会 へと場所を移動した… 】:移動 [Fri 26 Sep 2003 19:29:36]
◆スラム > (街の寂れた場所にダレカの人影が訪れる…) [Fri 26 Sep 2003 19:29:14]
◆スラム > ベイラスの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Fri 26 Sep 2003 01:55:18]
◆スラム > 娼婦の後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Fri 26 Sep 2003 01:54:08]
娼婦 > まぁまぁ。人の厚意は、素直に受け取っておいた方がイイよ?…私の気が変わらないうちにね。(娼館に足を踏み入れて。奥の部屋、借りるよと。受付に言葉投げる。常とは違う、少々変わった客を先導して。廊下の、向こうへと――) [Fri 26 Sep 2003 01:54:05]
ベイラス > 気を遣うな。(笑い、続く。娼婦には知る由も無いが、この女がこの種の笑みを浮かべる事など殆ど無いのだ。) [Fri 26 Sep 2003 01:51:51]
娼婦 > なぉうん。…なんて、ね。(猫の鳴き真似してみせて。くすくす笑いは消えない。娼館へと、一歩、足を踏み出して)…ま、リーズナブルなお値段にしとくから。(幾ら何でも。お喋りだけなのに、其れほど高額な金額を払わせるのは。気が咎めた為) [Fri 26 Sep 2003 01:47:59]
ベイラス > (スラム街の娼婦の値段は、例えば街の娼館のそれと比べれば安い。それでもそこそこ高額であることに間違いは無い。それを猫話に費やす事に、女は全く違和感を覚えていないようだった。)ああ。(笑う。わずかに柔和な印象。) [Fri 26 Sep 2003 01:44:20]
娼婦 > そ。気に入って頂けて光栄ですわ?(芝居がかった口調。ワンピースの裾を摘んでふぅわり会釈)……其れじゃ、部屋でゆっくり猫について語りましょうか。(くすくすと笑んで。冗談めかした口調) [Fri 26 Sep 2003 01:42:42]
ベイラス > 好きだ。(力強く言い切る。)私は闘争以外では猫に最も親しみを覚える。いや、親しみではないな。好意に近い。(饒舌に。)…矢張りな。気に入った。(猫好き同士。ということだろうか。血腥い印象の抜けぬ大女とスラムの娼婦の共通点。) [Fri 26 Sep 2003 01:38:53]
娼婦 > うん、好きだけど。(猫。途端流暢になる相手の言葉。口元緩めて)……お姉さん、本当に猫が好きなのね。(と。単純に判断した。学も語彙も少ない、娼婦) [Fri 26 Sep 2003 01:35:35]
ベイラス > 当然だ。……ああ、猫だ。お前は猫の扱いが上手い。猫は好きか。(会話に突然、猫という単語が増えた。)私は猫が好きだ。媚びていながら誇り高く、親しげでありながら孤高。神出鬼没の割に姿をよく見掛ける。一種の悪魔だな。 [Fri 26 Sep 2003 01:32:43]
娼婦 > …猫?(其れは己の要素なのだろうか。きょとりと瞬いて。つきあえ、には。笑む)ん、別に良いよ。どうせ暇だしね。…あ、でもお代はちゃんと払って貰うから。(ね、と。首傾げ) [Fri 26 Sep 2003 01:31:26]
ベイラス > そうか。(頷いた。)しかし私はお前の顔と猫が気に入った。(顔と猫。きっぱり言い切る。)寝なくても良い。つきあえ。(それは娼婦の仕事ではない。無茶を言う。) [Fri 26 Sep 2003 01:27:50]
娼婦 > ん、ゴメンねー?お姉さんの相手は出来ないの。教わってないし。(顔の前で手を合わせて。ぺこん、と頭を下げる。再び頭上げると、眉顰め)…誇り?…そんな大層な物無いわよ。…ていうか、自分の仕事に誇りを持ってる人間なんて、一握りぐらいしか居ないんじゃない?(少なくとも、此処には…とか。付け加え) [Fri 26 Sep 2003 01:26:34]
ベイラス > お前だ。それとも女の相手はしないクチか。(傲然と娼婦を見下ろす。)それから聞いておく。相手に性的快楽を与える事に誇りは在るか。(面妖な問い。) [Fri 26 Sep 2003 01:22:12]
娼婦 > そ。いらっしゃいませー?(遅れた挨拶を。其れから)…ん?部屋は空いてるけど。(椅子から立ち上がり、ワンピースの埃を払う。髪の毛かき上げて)其れとも、私? [Fri 26 Sep 2003 01:18:05]
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