場所:スラムの救済教会】by  [場所説明] [Reload]
Ω冒険者 1人 : ◆女
◆スラム > パレットの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Tue 29 Jul 2003 03:16:38]
パレット > (二人して女湯に行ったらもう間違いなくエメラルドの少年も引きずりこまれるであろうこと。…それこそ女装させてでも。) [Tue 29 Jul 2003 03:16:35]
◆スラム > ライルの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Tue 29 Jul 2003 03:16:02]
ライル > (にっこりと浮かべておった笑顔、女性の言葉に凍りついた。)………(遠慮させて下さい、と、小声。振られる手に笑んで。)毒舌やないと分かってくれへんやーん。(悪戯ッ子のような笑みと声音、友人へ。己も扉の外へ。晴れ夜の月灯りは明るかった。) [Tue 29 Jul 2003 03:15:50]
◆スラム > の後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Tue 29 Jul 2003 03:14:16]
> (風呂に着いてから、性別云々ゆえの選択を迫られる事になろうとは、女は未だに気付かぬのである。――やはり、女湯?) [Tue 29 Jul 2003 03:14:15]
パレット > (握った手を引っ張って。また膨れた頬。)なぁんだよー、最近ツッコミが毒舌っぽくなってねぇー?(だが、声は嬉しそうで。友人の手を引いて、扉のほう。)おう、一緒一緒ー♪(自分は、まぁたぶん一緒でも大丈夫だろうが。問題はどっちに入るか、だ…―。) [Tue 29 Jul 2003 03:12:56]
> よぉし、 (にか、と笑う顔は少しだが性別を取り戻した顔。髪を掻き揚げ、出口を見遣る。) 一緒に入ろーねー♪ (るんるん、と歩き出しながら。) [Tue 29 Jul 2003 03:09:59]
ライル > (頷きにニッコリ、笑み向けて。己もゆぅくり立ちあがろうかと思えば。差し出された手。躊躇う事なく握って、立ちあがる。泣きはらした顔、一度小突いて。)せやね、行こか。ンな酷い顔でおられたら一緒におるオレが恥ずい。(けらけらと、戯言を。) [Tue 29 Jul 2003 03:08:11]
パレット > (倣って立ち上がれば、タン、とサンダルが小気味よく響く。外は晴れ。故に風も心地よく通り。僅かな隙間から呼ぶそれに、ふわりと黒髪揺らして。ぱ、と友人へ手を差出。)俺らも行こうぜ、風呂!泣いたらひっでぇ顔ンなっちゃった!(な、と。) [Tue 29 Jul 2003 03:05:55]
> ――ン、 (振り返り、少年に頷くのを見せる。目を伏せ、ふぅ、と息一つ。) ……でも、その前に、お風呂。 (ムン、と両手は腰へ。寝汗が、と呟いて。) [Tue 29 Jul 2003 03:02:17]
パレット > (泣きっ面をワンピースの袖で拭って。すん、と鼻鳴らす。立ち上がる女性、見上げて、友人の言葉の同じ意の眼を向け。) [Tue 29 Jul 2003 03:00:58]
ライル > (己のエメラルドを掻き上げて、女性が立ちあがるのを目で追った。己も少し、身を起こして。)帰るん?(問うた。) [Tue 29 Jul 2003 02:59:15]
> (耳の付け根に、ちゅ、と小さく唇落とす。さら、と青年の艶やかな黒髪を梳いてから、そろりと離れた。温もりが腕に残る。立ちあがって、ぐ、と腰伸ばし。) [Tue 29 Jul 2003 02:53:42]
パレット > (ぐす、と鼻鳴らして。ぅ、と頷く。腕の中は何時もと違って柔らかくて。母を思い出すから余計泣ける。ソプラノの声も、それに重なって錯覚した。いつまでたってもガキくさい所以であるが。) [Tue 29 Jul 2003 02:51:29]
ライル > (目を閉じれば、耳を打つのは友人の嗚咽。仕方ない奴、とか、泣き虫、とか、いつもはからかって怒らせて泣き止まそうとするのだが、今は何もいわずに。その必要が無い故に。ただ、微笑んで。友人達を見る。嬉しくなるくらい優しい二人だから、自然な笑みが零れた。女性の胸中を知らずに。) [Tue 29 Jul 2003 02:50:23]
> (少女風貌の青年を、愛しそうに、ぎゅう、と抱きしめ。大事な人達にこうする度、己の宝がなんであるかを実感する。今朝も、親友に会ってそうしたばかり。) ……、泣かないで、ね? (折角の笑顔が。クス、と微笑んで、耳元で囁く。――心配なのは後一つ。背後の少年のトラウマ。) [Tue 29 Jul 2003 02:46:54]
パレット > (救いようのない自分でも救ってくれる。自分だけでなく、大事な友人も救ってくれた。ありがとう、は幾度繰り返した言葉か。まだ足りないくらいで。)ぅー…、(自分は浅はかです。未だに何も返せていません。それでも、滑稽であろうとも、優しい腕にはすがり付いて泣く。言葉に出来ない分、心の中で、何度もありがとうを言った。) [Tue 29 Jul 2003 02:43:13]
ライル > (泣きじゃくる友人に、苦笑、と、いっても幸せそうな其れ向けて。抱き締めるのは己の役目ではない故に、見守るように。しておれば、女性が彼に腕を差し伸べるから。)………(良かった、と、本当に思えた。友人の顔色は近いうちに戻るか。安堵に息を吐いた。床の上、座ったままに。己の後ろへ両手を付いて。二人を見る。牙を形作ったペンダント。揺れる其れみれば今更ながらに皮肉のようだと思った。己の牙は嫌いなもの故に。) [Tue 29 Jul 2003 02:40:49]
> (弾んだ礼の声が濡れる。ふ、と目を細めて、うん、うん、と頷いた。言葉にならぬ分は涙で補う青年。そうして女は席を立つ。正座する青年の傍にしゃがむ。無言で腕を差し伸べるのは、どうしても、泣いている姿を見ると抱きしめたくなってしまうから。もはや癖だった。) [Tue 29 Jul 2003 02:33:34]
パレット > (へらへらと、阿呆だから阿呆のように笑っている。)ありがとっ!(良かったね、に感謝の意を込めて。出来うる限りに笑えば、けれど、じわ、と赤が滲む。)ありが、と、ありがとぉ…っ(こんな風に生きれるようになれたのは。友人と喧嘩して、でも、今此処に戻ってこれたのは。全部。思えば、言葉で括れない分が何故か涙になって溢れる。) [Tue 29 Jul 2003 02:30:44]
ライル > (黒髪を、ゆぅくり離して。友人に、苦笑。)……そっか。(良かった、と、告げる反面、耳が痛いが。美味いと言える彼が少し羨ましかった。女性の声に己も便乗して頷く。良かった。) [Tue 29 Jul 2003 02:28:32]
> それなら、良いけど、 (は、と一息。背凭れに身体預け。それでもまだ血色の悪い頬が少し気にはなったが。上手くおるようだ。) ……良かったね、 (内面から輝く笑顔には、笑顔で返す。) [Tue 29 Jul 2003 02:23:08]
パレット > だなー。おもしろくねーのっ。(友人の言葉に少し拗ねる。性別という概念が薄いから出来ることかも知れん。と、二人の言葉には、癖のような瞬き。して、いひ、と笑う。)ん!ちゃんと話したらみんな飲んでいーよって言ってくれンだ!ミリィちゃんはちょっと胸ちっちゃいけど血は美味いンだぜっ!(味の説明とか、始めやがる。みんな、とは主に娼婦のお姉さん方のことであったが。心底嬉しそうに。) [Tue 29 Jul 2003 02:20:22]
ライル > パレは飲んでも変わらんのかもなぁ。(薬。それとも完全に女性になるか、男性になったりとか。するのだろうか。ふわりとした髪、触れたままに。其れを持つ彼女が紡ぐ声。友人を見直した。)あ。(本当だ、と。)……ちゃんと、飲んでる?(己が問うのは滑稽かも知れんが。小首傾げて。) [Tue 29 Jul 2003 02:16:19]
> (触れてみればやはり、ふわりとした髪。ニコ、と笑み掛けて。それは女にしてみればいつもの事。二人が楽しそうにしているのを見るのが好き。) ……ところで、さ、 (ちら、と正座する青年を見。) パレット君、顔色悪くなったね……? (それは確認。ちゃんと食事をしているかどうかの。それは確認。青年へと問い掛けつつ、少年にも。) [Tue 29 Jul 2003 02:13:21]
パレット > しっかしB.Bっておもしれぇもん持ってンのなぁ。(怒られたから胡坐はやめて正座。体型は下からどっちつかず故に変わりようのない己の身を思えばちょっと残念。年下の友人に子ども扱いされるのだが、それは膨れ面がご機嫌になる道のりであって。)おう、おそろいおそろい!(にへ、と嬉しそうに。) [Tue 29 Jul 2003 02:10:40]
ライル > (睨む赤に睨み返す赤。しかし一瞬後には己の其れに笑み宿し。その頭、わしわしと。膨れっ面に、ガキ、と、冗談混じりな声音。)オレのオカンも直毛やったで。(外ハネの己の髪、見遣りながら。似なかった髪質。苦笑して。その黒髪に手を伸ばす。触れようと。)似ぃひんかったからパレとお揃いんなったんねぇ…(己もクスクスと。黒いウェーブが己挟んだ二人に。普段ではありえん事故、不思議な心境。) [Tue 29 Jul 2003 02:07:53]
> 俺も驚いた、 (髪。ずっと、伸ばす事は無いと思っていたそれ。くるり、とカールしたのを一房、指先に絡めて遊びつつ。クスクス、と肩揺らす。) 伸びたらこうなるんだねぇ……、 (何処かしみじみと。母親は直毛だったゆえに。意外、とかひっそり呟いた。) [Tue 29 Jul 2003 02:02:19]
パレット > (美女が笑めば、はぅ、と呆けたように見惚れる。基本は結構女好きなのだ。友人からの突っ込みの言葉と拳には、プゥ、と風船みたく膨れてちょっと睨んだ。) [Tue 29 Jul 2003 01:59:53]
ライル > (どついた手はジンジンと。教会に入ってからの色々なツッコミをこめた一発だった。)阿呆。(きぱ、と、言い放って。女性に向き直る。)ンでも髪まで長くなるなんて……スゴイなぁ…(大分落ちついた頭は観察するように。しげしげと、彼女を見た。) [Tue 29 Jul 2003 01:58:02]
> (美人、と褒められれば、ありがとう、と笑んで返す。褒められる事に慣れて居らぬから、照れた笑い。頬は僅か朱が差し。首傾げた時にまた髪が垂れ、掻き揚げながら。) [Tue 29 Jul 2003 01:55:36]
パレット > 明日で戻っちゃうのかー、ふーん。勿体ねーなぁ、美人なのになぁ(男だと確認すれば伸ばす手はまた胸。本物の女性であれば許可を取るのだが(取ればいい、という話でもないはずだが)何せ明日にはなくなるらしいから。と、伸ばした手がたどり着く前にどつかれて。危うく舌噛みそうになる。) [Tue 29 Jul 2003 01:52:43]
ライル > 嫌に決まっとるやろう……そもそもB.Bがここにおらんし……(薬が無い。良かった、と、安堵して。暫く彼を警戒しそうだった。友人の頭を帽子越しにどつきつつ、胡座をかくなと。)明日、か。良かったなぁッ!(にこ、と、満面の笑み。心の底から良かったと思った。明日の今ごろ、きっともらい泣き。) [Tue 29 Jul 2003 01:50:34]
> 三日。 (びし、と三本指を立て、少年へと突き出す。) ――って云っても、呑まされたのは二日前だから、明日には元に戻れるはずなんだケド。 (筈。予定、である。つまり、未定なのである。しかし女は、すっかり義兄の言葉を信じていたのだ。三日。明日の今頃泣いているのは必至。運命の女神はニヤリと笑んだ。神像に少し宿って。) ……そう。ホントのホントに、男だよ。 (青年へと。微笑み。) [Tue 29 Jul 2003 01:47:25]
パレット > よぉーするに。(ぱん、と胡坐組んだ膝を叩く。…ワンピースだが、胡坐。)ホントのホントのホンットーのところ、ダレカは男なんだな?(いろいろと遅いことを確認して。)おもしろいなー、ライもやってみねぇ?(勧める。何を理解したところで阿呆は阿呆なのだ。) [Tue 29 Jul 2003 01:44:49]
ライル > (女装が嫌だと。己も吐いたことのある言葉でこのように美人と化した友人。彼女の義兄へ、一瞬恐怖を覚えた。)で、え、っと…ソレ、効果…いつまでなん…?(今現在。男が、己だけ。思えば浮かんだ疑問だった。力なく問う。一生、とか、言われたら倒れそうだ。) [Tue 29 Jul 2003 01:43:28]
> (かの依頼は必ず(見た目が)男女ペアである事。女装が嫌だと云ったらこうされた、と少年に肩竦めてみせる。ホント何でも持ってるよね、と笑って。漸く会話の違和感を察してくれた青年には、もう一度、かくかくしかじか。話した。) [Tue 29 Jul 2003 01:39:39]
パレット > (阿呆脳内計画。以前に無理矢理取り決めた、獣人少女を誘ってのお出かけ。貴族街でウィンドウショッピングして、とか、着々と。)性別?(そこで。聞こえた単語に、やっとのこと、漸くのこと、阿呆にも核心が迫る疑問。) [Tue 29 Jul 2003 01:38:15]
ライル > なッ!?(友人の声に更に林檎顔。元が白い故に良く目立つ。)ち、違うッ!!(必死で言い返せば、女性に振り返り。返事を聞けば思いっきり顔が間抜け顔。)は……性別、を?(何でまた、そんなものを。思うも、一瞬の事。彼なら持ってても可笑しく無いかと、思う己に泣き笑い。) [Tue 29 Jul 2003 01:35:49]
> うン、性別変える薬、 (少年の言葉に返して。とす、と長椅子に腰掛ける。得体の知れん薬。だが、義兄は大抵持っているのだ、そンなブツを。思い出して、少し笑い。便利と云うか、……否、在る意味では確かに便利だが。) [Tue 29 Jul 2003 01:32:00]
パレット > へぇー!便利な薬があるもんだな!ん?便利か?(果たして。胸が小さくなる薬は便利なのだろうか。一人で独走。そして迷走。友人のほう、見れば。)ははっ!ライってば女の人にぎゅってされたもんだから照れてやがんのー!(男はみんなマザコンだ、とか昔どっかで聞いた。) [Tue 29 Jul 2003 01:29:23]
ライル > (大人しく振りまわされる側、慣れれば畜生、結構楽しい。阿呆はお互い様やも知れん。放されれば、謝罪にコクコク頷いて。何故頷いたのか。己でわからん。思えば次は首を横へ振る。混乱しておった。)や、うん、え?あ、薬!?(先ほど聞こえた単語を。あわあわ言葉、探せば其れしか出なかった。間抜けである。) [Tue 29 Jul 2003 01:28:44]
> ……そう、 (頷いた。「ちっさい」。身長の事だと、思った。否、変わっては居ないのだが、丸みの在る身体は少し小さく錯覚するゆえ。――と、腕の中でもがく少年。ぱ、と離し。) あッ、ご、ゴメンねッ?! (慌てて謝罪するのだ。顔が赤いのは、泣いていたからだと思った。) [Tue 29 Jul 2003 01:24:42]
ライル > (友人の声。その、あまりにも普段通りの其れ。ツッコミ上手の船長さんを、改めて尊敬。しておれば、抱き締められて。柔らかい腕。と、胸が。撫でる手も、別人のよう。女性のもの。)ぅ、うわッ……!(もがいた。涙やら何やら一気に引いて。顔が赤いのは気のせいです、と、色々誰かに言い訳を。) [Tue 29 Jul 2003 01:21:39]
パレット > (振り回す側と振り回される側。世の中のコンビは大抵そういうふうに出来ており。振り回す側の阿呆は幸せものである。南無。)え、薬の所為でちっさいの?(じゃあキャメル姉さんと同じくらいなのだろうか。本当は。思う。触りました。) [Tue 29 Jul 2003 01:21:17]
> (胸。えぇ本物でス。ミリィちゃんと同じくらい。誰。ミリィちゃん。――思ったが、青年の事、娼婦の友達かな、と理解して。……触ったのか。次にはそう思っていた。少年を抱きつつ、) 薬の所為なんだよ、 (八の字眉。) [Tue 29 Jul 2003 01:18:20]
> (少年が俯いたのを、受け入れ肯定の頷きと判断した。ふわりと抱き付いて、よしよし、とエメラルドを撫で。シャツに涙が染みる。大変だねぇ、君も。いつもの事ながら。ぎゅう、と抱きしめ。) [Tue 29 Jul 2003 01:15:14]
パレット > (こてん、と、頭を横に倒す。赤は、何言ってンの、と問う。)まぁたまたっ!もーだまされないからな!胸も本物だろ!ミリィちゃんと同じくらいだったな!(娼館通りで仲良くなった娼婦の女の子である。) [Tue 29 Jul 2003 01:14:30]
ライル > お、おそろい、かぁッ……(そうやねぇ、なんて、泣き笑いの声。器用な事をしておる己に。状況に。友人に。つか、もう、全てに泣きそうだった。広げられた腕、鼻啜りながら見遣って。普段なら、甘えさせてもらうのだが。)………(俯いて、再び手は額に。視界にあったシャツの胸元がふくよか。現実が痛かった。) [Tue 29 Jul 2003 01:12:11]
> (胸元に垂れた黒髪を背の方に払い、少年の方に小さく手を広げた。俺の胸でお泣きよ。中身は変わって居らぬからそンな行動。苦労人の少年。) ……パレット君、 (おそろい、は確かにそうだけれど。顔を青年に向け。) 俺は、ちゃんと男だってば、 (ソプラノで云われても説得力は皆無だが。) [Tue 29 Jul 2003 01:07:50]
パレット > (にこにこと、性別を半分けしている阿呆はもうダレカの姿は目の前の美女が本当であると確信してしまった。友人が泣きそうな顔をしていることに、こんなときは都合よく気づかない。)な!な!おそろい!(自分と同じ黒髪のウェーブ。ひょい、と摘んでにっこり) [Tue 29 Jul 2003 01:06:06]
ライル > (何より、そう。ドレス姿、見たかったな、とか、一瞬過ぎった己の思考に。複雑な心境だった。) [Tue 29 Jul 2003 01:05:07]
ライル > (騙されてた。嗚呼、そうか、騙されてたのか。解決しようとした己の思考を蹴り飛ばす。有り得ない。同意出来るわけもなく。)………(新たなツッコミを入れる気力さえ、無かった。肩にかかった手、角張った男の手ではなく。女の、しなやかな。長い其れ。)……B.B…(ひたすら呻くばかりだ。取り合えず、手を付いて身を起こす。至近の距離。黒髪がふわり。)……(泣いて良いですか。誰かに問うた。) [Tue 29 Jul 2003 01:01:31]
> ギルドの、ダンスホールの警護依頼、受けて来たんだって。 (そのパートナー役として、こンな事になった、と。泣き崩れてしまった少年の肩に手を置きながら、苦笑。) ……全く、久しぶりに会ったってのに、さ、 (ドレス着せられて貴族街だよ、と零す文句。けれど、心からのもので無く。……少年に説明を終えて。さて。青年にはどう云おうかと。悩んだ。) [Tue 29 Jul 2003 00:57:14]
パレット > B.Bか!!すっげぇなー!B.Bの奴、こんな可愛い女の子を男みたいに見せること出来るんだー!(感嘆の声を漏らす。尊敬の念を改めた。阿呆だから。)ぃやーすっかりだまされてたぜ!なっ!(いろいろと崩壊している友人に同意を求める声。呻く台詞は聞き慣れすぎて普通に脳をスルーしていった。) [Tue 29 Jul 2003 00:54:27]
ライル > (友人の言葉に、もう、伏せた。崩れた、と、言った方が正しい。泣いてた。そうして。)……あ……阿呆ッ…(呻いた。混乱、困惑、狼狽。三つそろって渦を巻く。酷い有り様。兄貴、との、声に其れは更に深まって。一つに。つまり、混沌。=カオス。彼か。彼の仕業か。酷く納得した己に涙。)な、何、…で、またッ…!(よりにもよって、性転換。言葉が続かなかった。) [Tue 29 Jul 2003 00:52:49]
> ――えぇっと、 (量の多い髪を、がし、と掻いて。長椅子に、いつものように座りなおす。苦笑しながらの所作。それは青年の言葉に対してな訳で。足を開いた坐り方は、今では妙に不自然に見えた。) 解りやすく云うと、兄貴にやられた。 (端折ったら、つまりはそう云う事だった。こんな短期間で髪は伸びませんよ、とか、突っ込みたかったが。取り敢えず、少年の方の混乱だけでも解かねば、と。) [Tue 29 Jul 2003 00:49:48]
パレット > いや、えっと…(行き場のない手は鷲掴みの形のままである。ちら、とそれを見やってから。すぐに視線、美女へ戻し。)ダレカって女の子だったのか!!(合点がいったらしい。)うわー、じゃあシャツひっぺがしたりとかしてごめんなっ!(ぱん、と顔の前で両手合わせた。シャツ剥いだ時は胸はなかったとか、もうそんな矛盾も阿呆にかかればこの通りだ。) [Tue 29 Jul 2003 00:46:05]
ライル > (落ちつこう、まず。頭の隅、冷静な部分が告げる。こく、と其れに頷いて。其れでも伝う汗が滝の様に。手は未だ、額。むしろ眉間。眩暈やら頭痛やら。)えー、っと……一体、何…(が、あったのかと。力無い声音で問う。見当も付かんが故に。座り込んだ床の木が、何故か冷たく感じた。夏なのに。) [Tue 29 Jul 2003 00:45:13]
> ……あー…びっくりしたぁ……、 (かぁ、と勝手に染まる頬。胸元に両手。肩竦める様にして俯いた。青年の謝罪には、いや、いや、と首振ったけれど。……やがて、すぅ、と顔上げれば、) ……ゴメン、 (ちょっとビックリしただけだから、と。へな、と笑う。顔の前に掛かる髪を除けながら。) [Tue 29 Jul 2003 00:41:32]
パレット > おわっ!?ごっ、ごめんっ(むにゅ、と柔らかいマシュマロみたいな―(以下略。)作り物にしてはやたらと本物に近い感触だ、と、鷲掴みにした観想は其れだけであったが。驚いて手を引っ込めたのは、悲鳴がソプラノの嬌声であったから。思わず謝る。掌に感触が残っている。阿呆は呆然と。間。) [Tue 29 Jul 2003 00:38:05]
ライル > (友人の反応が、普通。彼は強かった。色んな意味で。荒れ狂う状況をもろともせん。と、いうか。阿呆なのか。思えば泣き笑い。其れが親友。はしゃぐ友人とは裏腹に、硬直。引き攣った笑顔を顔に張りつけたような表情。有り得ない。女装のレベルじゃ、無い。)え、っと……(ひたすらに困惑。響いたソプラノに、彼…だった、彼女の反応に、くら、と、眩暈。手は額。神像が、尚も笑っておる錯覚。) [Tue 29 Jul 2003 00:35:25]
> (突然の友の行動に、声も出なかった。肌に触れられた時の感覚が前と違うことに驚いた、と云うのも在る。ビク、と固まる身体。目を見開いて。) [Tue 29 Jul 2003 00:34:28]
> ……あ、…はは、 (はふぅ、と小さく欠伸一つ。溢れる涙少しを指先で掬いながら、眉下げて笑う。驚くのも無理はない、か。――青年の、見なれたワンピース姿に目を細め。その台詞に、だって、と説明し掛けたところ。元の姿の時でさえ余裕のあったTシャツの下の痩躯、今はその胸に、僅かな膨らみ。そこに、彼の手。) ――ッひ、ぁ、……ッッ!? (大きさは、青年の手にすっぽりと収まるくらいだろうか。小ぶり。) [Tue 29 Jul 2003 00:32:55]
パレット > あ、オハヨウ(思わず普通に返した。返したが、返している場合ではなさそうだ。)って!ダレカ!?やっぱダレカなん!?すっげー、前女装したときよりずっと女の子じゃん!(おぉ、と拍手しながら起きれば。ひょい、と伸ばす手は巧妙に作られた(と思っている、)胸。) [Tue 29 Jul 2003 00:29:01]
ライル > (混乱が手に取るようだ。熱くない。暑いのだと、神像が笑った。揺れた自然光の悪戯。) [Tue 29 Jul 2003 00:28:41]
ライル > (しゃがんだままだが、先程とは違い。驚きに片膝立てた態勢。手は己の斜め後ろに付いて。)え、あ、何、え?ええ!?(混乱、狼狽。似たような意味ではあるが、両方使う。其れぐらいに思考がこんがらがった。友人の赤見て、美女を見てを繰り返す。同じ反応。)お、おは、おは、よう……(言葉が拙い。頬を汗が伝う。熱いから、だけが原因では無いと断言できる己に泣きたかった。ソプラノが教会内に良く響く。聖歌が似合う女声。) [Tue 29 Jul 2003 00:27:33]
> (細い右手がぐいぐい、と目を擦る。二度寝の誘惑が打ち寄せたが、耐えた。ずる、と髪が(まるでコールタールの滴る様)後に続く。長椅子の上、身を起こし。寝惚け眼にはぼんやりと二人。しかし脳に届く声は間違い無く、) ……あぁ、…ライル君にパレット君……、オハヨウ。 (眠たげに、ソプラノが答えた。二人の驚愕を何ともしない。) [Tue 29 Jul 2003 00:24:21]
パレット > うわ、わ!起きた!(人形ではないのだから、起きるのは当然で。わ、と慌てたように仰け反れば、どん、と尻餅ついた。ぱち、ぱち、と瞬き。エメラルドの友人と、美女の間を行き来する赤。)え?え?え?ダレカ??嘘っ!マジ!!?(わ、と驚いた顔で。ペタ、と足の間の床に両手置いて身を乗り出し、改めてまじまじと見た。) [Tue 29 Jul 2003 00:21:13]
ライル > (多くの色宿す影を散りばめ乍、ペンダントが揺れる。友人の女装には(不本意ではあるが)慣れた。彼と同じく、女性の顔を見ておった己の目はしかし、瞼に視線を集中させていて。故に、薄く覗いた黒曜石。思わせる双眸。)………(ひく、と、顔。引き攣った。寝起きの声音、口調。肝心な個所以外が、全て彼だから。「呼んだ」、と、答えたから。)うっそ……ッ、ダレカァ!?(次の瞬間には、叫んでた。蝋燭の炎が揺れる。) [Tue 29 Jul 2003 00:18:02]
> (真っ暗な夢の中に、草原が浮かんだ。そこに在るのは、大地と、青空。そして、風。ザァア、と涼しげな緑が通りぬけて行く。それはエメラルド。流れる小川もあった。それはサファイヤ。) …………、 (白い雲が空を過って行く。まるでそれは、友人がよく着ているワンピースが揺れる様で。) ……――ん……? ……呼ン、だ……? (寝起きのボケた声。薄く目が開く。覗くのは黒だった。) [Tue 29 Jul 2003 00:14:26]
パレット > (屈んで、膝に肘を付きその手に頭を乗せて。じぃ、と見ている赤の相貌。宝石ではなく、ビー玉のような。イチゴ味の飴玉のような。其の、窓辺で広大な大地への冒険を夢見るお転婆少女のような風貌で。褐色の美女から漏れる溜息に、ぽ、と頬に熱が灯った。当人知らず。) [Tue 29 Jul 2003 00:10:26]
ライル > う、うん、女の子やね……(友人が繰り返すから、己も繰り返し、と、いうわけでは無いのだが。呆然としておるが故に、言の葉が枯れ果てて。引っ張られる服もそのままに、友人に倣うように彼女の顔を覗き込んだ。似てる、どころではなかった。ダレカだ。)…オレも、聞いた事あらへん…(首を捻った。何かが可笑しい。何だ。わからん。起こすわけにはいかんのだが。)…ダレカ?(小声で、呼んでみた。) [Tue 29 Jul 2003 00:09:45]
> (しっとりと額に汗が浮かんでいるのは、暑いからだ。髪が。はふ、と時折溜息のようなのを付き、聞こえる声に、ピク、と眉が瞼が動くけれど。夢の淵よりはいまだ這い出ず。) …………、 (顔を覗き込まれても、薄く開いた口が寝息を繰り返すだけ。) [Tue 29 Jul 2003 00:05:16]
パレット > うわ、うわ、女の子だ!(報告を繰り返した。かく言う自分の姿も今は女の子な訳だが。)うわー、ダレカに似てる!(な、な、と友人の服の裾。引っ張って。)あ、やっぱそー思う?居るンかなぁ、俺聞いたことないけど!(阿呆は阿呆故に不躾なまでに寝顔覗き込んで。) [Tue 29 Jul 2003 00:02:36]
ライル > 女の子、つか、女の人…やねぇ…(己も一瞬彼かと思った、と、付け加え。白いシャツが蝋燭の灯りに夕焼け色。格好まで同じだ。)………(高いソプラノが鼓膜を揺るがす。見下ろす女性、頭の中では彼だと思うが。違う。とにかく、自然に有り得ない。)……ダレカ、って…姉ちゃんか妹、おった…?(友人へ。混乱色宿した目を向けた。) [Tue 29 Jul 2003 00:00:24]
> (そう、ダレカである。ただ、少年の思う通り、肝心なところが食い違っていた。無論、性別である。髪の質も肌も同じ。違うのは、華奢だが角の無い身体。それと、) ……ン、…ぅ……、 (寝返りを打ち、仰向けになった時に零れた声がソプラノである事。) [Mon 28 Jul 2003 23:57:10]
パレット > なぁに言ってンだよ、ダレカだろ?(大体はあそこに居る。後姿も黒髪故に至極当然のように言ったが。ひょい、と覗き込めば、似ても似つかん…否、似ているから阿呆の頭に疑問符が飛んだ。瞬き。)女の子だ。(見たまんまを、友人に報告。友人も見ているので意味がないが。) [Mon 28 Jul 2003 23:54:21]
ライル > (蝋燭の灯りに遊ばれる色彩、持つペンダントが胸元で揺れれば虹色を生み。掛けられた声に振りかえれば、其れは一層深みを増した。)否……人が、寝てんねん…けど…(何処かで、見た。何処だと聞かれれば分からないのだが。黒い艶やかな髪、健康的な褐色肌。寝息も、良く知ったもの。同じもの持つ友人がいる。彼か、と、一瞬、思うもしかし、だ。一番肝心な所が一致せん。眉はひたすら訝しげに寄って。)……あれ?(首を傾げた) [Mon 28 Jul 2003 23:51:46]
> (髪の毛が。ぞろぞろと伸びた髪の毛が、暑い。枕代わりと云わんばかりに広がっている黒。少し、うぅん、と身動ぎ。) …・………、 (すかーすこー、とか、間抜けな寝息。およそ女性の寝方ではない。長椅子の背凭れとは逆の方向に身体を向けて。) [Mon 28 Jul 2003 23:49:21]
パレット > (今日も矢張り抱えたのはお菓子袋である。教会で食い散らかすと怒られるのでスナック菓子は持ってきていない。良い子だった。)♪(鼻歌交じり軽やかに。通る風にワンピースが揺れた。友人の後に続いて。)ン?どーかした? [Mon 28 Jul 2003 23:47:52]
ライル > (重苦しい音を立てて、扉を開く。慣れたスラムの其処、一歩踏み入れば向かうは祭壇前の長椅子。お気に入りの場所へと、足は迷う事なく。ひょい、と、覗き込んで。みれば。)ありゃ……?(先客。赤い双眸を瞬かせた。) [Mon 28 Jul 2003 23:46:20]
◆スラム > (街の寂れた場所にパレットの人影が訪れる…) [Mon 28 Jul 2003 23:45:43]
◆スラム > (街の寂れた場所にライルの人影が訪れる…) [Mon 28 Jul 2003 23:44:06]
> (今日はイイ天気だった。しかし暑かった。それだけで体力は倍使う。) ……――、…、……――……、 (祭壇の前。入り口からすれば最奥の場所。長椅子を一つ占領して、女はぐっすりと眠っていた。) [Mon 28 Jul 2003 23:38:42]
> 【 女 は スラムの救済教会 へと場所を移動した… 】:移動 [Mon 28 Jul 2003 23:36:08]
◆スラム > (街の寂れた場所にの人影が訪れる…) [Mon 28 Jul 2003 23:35:59]
◆スラム > 商店の後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Mon 28 Jul 2003 23:30:31]
商店 > そいつは、楽しみだ。(がたん、もう一度、引き戸が引かれ―店内からの光は、途絶えた。) [Mon 28 Jul 2003 23:30:30]
◆スラム > チコリの後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Mon 28 Jul 2003 23:30:02]
チコリ > 死んでなかったらまた…会いたいな…。(店主の科白に笑い、諦めを背負った顔で振り帰る。)あたしも指輪…してみたいもん(夢は夢。)大金持ちになったらそのオウム買ってやるもんね!(閉じられる引き戸、薄硝子に滲む店主の影。声を張り上げた、…低くて汚いダミ声。) [Mon 28 Jul 2003 23:29:44]
商店 > 死ぬ死なないは、あんたの自由だがね。(店主はまた、鼻を鳴らした。こんな少女に仕事を頼む輩がいるとは…随分と、奇特な奴だお。そんな台詞は喉の奥に仕舞った。極彩色のオウムの入った鳥篭に、手を伸ばす。) どうせ、冒険者なんて腐るほどいる。 (店主の言葉は、すでに独り言に近い。また、引き戸を引いた。) [Mon 28 Jul 2003 23:26:35]
チコリ > おじさん、ありがとう…。(首、がくりと落とすような礼。…大切な地図抱え踵返した。) [Mon 28 Jul 2003 23:25:40]
チコリ > うん…、…無いよりマシだね。銀貨3枚の仕事だから、絶対におとせないの。(くるくると地図を巻きしまいつつに…睨みつけられて肩を小さくした。)…仲間、いなくたってやってみせるもん…。 [Mon 28 Jul 2003 23:23:26]
商店 > 道が分かるだけ、マシだろう? 迷いはしないさ、後は自分の腕次第さ。 (地図を奪い取られ、店主は代わりに、少女の手の中の銀貨をひったくった。それをまた、ポケットにしまいこみ。じろりと、少女を見下ろす。) 誰か仲間でも見つけて行くのが、得策だと思うがね。 [Mon 28 Jul 2003 23:19:59]
チコリ > 骸骨の間っていうところまでいくの。(泳ぐ視線はオーロラ色のオウムに留まり、ゆうるり…憮然とした店主に。その手から、魔法のように地図が捲れ開けば奪い取って、バッ!)…ちぇっ、銀でもこんなの…?(瞳は行き来する、入口からの一本線を辿り、辿り、…、辿りつけば店主の深い緑の眼差しに) [Mon 28 Jul 2003 23:17:26]
商店 > …地図、ね。(少女の手の中にあった銀貨は、確かに本物のようだった。店主は成り行きを、すぐさま悟る。そして、次の瞬間には、店内を見渡していた。) …まぁ、銀貨一枚の地図なら、あまり期待せんほうがいいがな。 (店主は店の奥まで入り込むと、棚の一つから一枚の地図を抜き出した。ひらり、とそれを少女の目の前に翻す。淡白な、あまりにも淡白な、道だけ描かれた地図。出る魔物も部屋の罠も、何一つ描かれていない。) [Mon 28 Jul 2003 23:13:45]
チコリ > まって、まだ閉めないで!(動いた引き戸を片手で押さえつけて。店主を仰ぎ見た…、…咽て、息整えて)稼いだよ、あたしが身を、ぎせい、にして稼いだんだ。これで地図買えるでしょ?(掌に銀貨。瞳は薄暗い店の中、もう早地図を探し) [Mon 28 Jul 2003 23:08:15]
商店 > …。 (おじさん。呼びかけられた声は、おそらく店主を指したものなのだろう。店主は、ゆらるち振り向いた。) 何だい。 (短く、そう問う。) [Mon 28 Jul 2003 23:06:35]
商店 > (落ちた、銀。店主の視界には、それは映っていなかった。ただ、金属音だけが耳に残る。ガタン、引き戸が動いた。夜の闇に差し込んでいたランプの光が、少しだけ減る。) [Mon 28 Jul 2003 23:05:41]
チコリ > …やっ…(やった、言い終わる前に銀を砂ごと掴んでいた。男の通り過ぎた足跡のすぐ横に、小さな爪の跡が残る。かけだしていた、店を閉められてしまう前にと。痛みはどこ吹く風)おじさん! [Mon 28 Jul 2003 23:05:38]
チコリ > (挑戦的に、反抗的に、苦痛与えられてなおも刃向かうよう嘲笑を睥睨する。)…、…?!(それから…落ちた銀に、訝しげに眉寄せた。去り往かんとする、消え靡く細い旋律に振向いて) [Mon 28 Jul 2003 23:02:20]
◆スラム > の後姿だけが、ただスラム街に残る…) [Mon 28 Jul 2003 23:00:25]
> いい感じだったぞ。野良(止めた足。見下ろす顔には痛みを忘れた笑み、それとポケットから一枚。銀貨)それなら夢が叶うかもしれないな(地面に落とした銀貨は少女の目の前。言った後、何をするでもなく歩き出した。下手くそで愉快気な鼻歌、足を引き摺り) [Mon 28 Jul 2003 23:00:17]
商店 > (去り行く男の姿を、目で追う。それから、少女に視線を落とした。目が合う。ただ、それだけの事。) せめて、多少なりとも稼いでから、夢は見な…。 (店主はゆらり、と立ち上がった。そして、少女に背を向ける。ケチがついた―もう、店は終わりにしようと。) [Mon 28 Jul 2003 22:59:38]
チコリ > (鳩尾に嵌り込んだそれ、苦しみを齎す一撃。地に蹲り背を丸まらせ…、両腕で腹を庇ったけれど。吐気は暫し止む事無く、背を襲っていた)ゲェッ…っ。ゴホ……ッ…。(額、地面に擦りつけて…前髪の隙間から、瞳だけを男に。店主に疾らせた。) [Mon 28 Jul 2003 22:56:02]
> こちらも残念(抑えた笑いで少女へと歩む。楽しげで、子供が新しい玩具を買ってもらったような。そんな色だ。パンツの裾にはナイフが走った跡、赤い血液と白い足が裂けた場所から歩く度に覗いた) [Mon 28 Jul 2003 22:54:19]
商店 > そいつは残念。(店主は去ろうとする男に、そうとだけ言った。きらりと閃く短剣の光。それを目で追いながら、店主はただ、黙って少女の動きを見つめる。)>男・チコリ [Mon 28 Jul 2003 22:50:15]
チコリ > (ドス…ッ、…その鈍い衝撃は腹に。簡単に食らい込んだ蹴りに、容易く身体は放り飛ばされた。丸めた毛絲の如く宙に浮いて、地に跳ねる。)…っ。(背が落ちたと同時に…、…砂が視界覆った。) [Mon 28 Jul 2003 22:50:09]
> 時間切れだ。惜しいことに(指輪を弱弱しいランプに近づけて見れば思いついたように。暢気な声を上げて歩き出そうとした瞬間、冷たい輝きと少女の火。無造作に、狙われた足を軸にもう一方の蹴り。リーチは明らかに男の足に分があった) [Mon 28 Jul 2003 22:47:32]
チコリ > (しゅらり、オーバーオールのポケットから抜き出したのは。)…馬鹿にするな…っ!(抜身の短剣であった。チラリ、とのその、視線が合った瞬時の事。身体ごと襲い掛ける様に…ナイフは、男の太腿!無謀、とも言う其の一瞬。)>男 [Mon 28 Jul 2003 22:44:00]
商店 > なら、叶えるがいいさ。(睨みつけてくる少女の瞳。野良犬よりは、覇気があった。だが、店主は眉一つ動かさない。俺は協力する気は無いがな、と言外に告げ、店主は言い捨てた。)>チコリ [Mon 28 Jul 2003 22:41:46]
> 潰れてください。神様、僕に笑いをくださ・・・冗談だよ(くつり、咳のような笑いが漏れて。罪の欠片も感じぬ笑み。指先の指輪を人差し指に通す)ああ、地図があれば如何にでもなるんだろうなぁ・・・僕も欲しいなぁ。そんな地図(肩を竦めた店主を横目に。細い目を閉じて息を吐いてはちらりと少女の様子を見やり) [Mon 28 Jul 2003 22:40:47]
チコリ > できるんだから…っ。(ざ、り。勢いに乗り出した身、片足が砂を散らせた。一歩、店主に近付く…、…キッ…と瞳、炎の様。) [Mon 28 Jul 2003 22:39:07]
チコリ > …(息を大きく吸った…、自分を失わない為だ。睨みつけるような視線で、まだこれしきでは引下らない強情さを垣間見せた。唇を強く噛む、甘んじて2者の言葉を受け入れるものの…。顎先は上がる)あたしは夢を夢だけで終わらせない。ぜったい叶えてみせるんだ。…おじさんと、お兄さんが叶えられなかった夢とか希望とか…っ。まぼろし、で、終わっちゃったこととか…っ。地図があれば、あたし、…っ>店主、男 [Mon 28 Jul 2003 22:37:34]
商店 > さてね。もう少し依頼が早けりゃ、手に入ったかもしれんがな。(野良犬の姿も、それを追いかけていった浮浪者たちの姿も、すでに見えない。上手く行けば捕まえられるだろうが、下手をすればその逆だ。頼むよ、の言葉には、肩をすくめるだけで応えた。)>男 [Mon 28 Jul 2003 22:37:18]
> ああ、そうだ。其れともう一つ・・・さっきの犬を拾ってこなきゃ払えないぜ?俺のおつむとおめめはしっかりと記憶してるんだから(銀貨を渡した手の人差し指をそのまま瞳の方へと向けて「頼むよ?」とおどけて首をかしげた)良いだろう?指輪が買えて。でもお前の夢の方がずっと良いなぁ(少女の言葉。技とらしいほど深く頷いて。明らかに馬鹿にしているというのは見て取れた) [Mon 28 Jul 2003 22:34:30]
◆スラム > (街の寂れた場所にチコリの人影が訪れる…) [Mon 28 Jul 2003 22:33:42]
商店 > …。(こちらにも回された話題。店主は一度、瞬きをした。) …さてね。あんたぐらいの時には、夢も描いたが…その背格好で全てが上手くいくとは思わない程度に、理性はあったね。(ふん、と店主は鼻を鳴らした。そして、続ける。) 地図なんて簡単に手に入らないことも、知ってたさ。>チコリ [Mon 28 Jul 2003 22:32:06]
チコリ > おじさんだってそうでしょ?(ぐ、と握った両手がぴんと下がる。身を乗り出す様に語り掛け)>店主 [Mon 28 Jul 2003 22:27:59]
商店 > 毎度。(受け取る店主の表情には、感謝の意はほとんど感じとれない。受け取った銀貨をポケットに仕舞い、店主も少女の顔を見た。) …。 (別の商談、別の取引―自分に被害が及ばぬならば、自由にすればいい。それでこちらの売り上げが増えれば、文句の言い様も無いのだ。) …店が潰れたら行くさ。(そう呟き、目の前の二人の会話を、聞く。) [Mon 28 Jul 2003 22:26:53]
チコリ > (ぐう、の音も出ない、店主の言の葉に。長き黒髪は胸元で揺れた…俯く度にさやさやと、薄汚れた風に)地図…、…遺跡の地図、探してるの。お兄さんだってあたしくらいの時、夢…描いたでしょ?遺跡で、いっぱい金貨とか銀貨とか見つけて大金持ちになってやるって。>店主、男 [Mon 28 Jul 2003 22:26:10]
> なんだい野良?地図だとか言ってたが・・・今の野良は利口になったもんだな(ポケットを探る手には銀貨と金貨。少女の意を悟ったか、嫌悪とからかいの混じる言葉と視線向けて)あんたが其れで行くのを期待してたんだがな。全く残念だよ(少女を見たまま押し殺した笑いに肩が揺れた。見ずに店主へと向ける手には銀貨、一枚) [Mon 28 Jul 2003 22:22:43]
チコリ > (店主が浮浪者と銀の契約を交わしている、その数分…)おじ…、…お兄さん…。今日は稼いだんだね、指輪…買えるなんてさ。(渇いた喉、乾いた唇から洩れる濁声。)>男 [Mon 28 Jul 2003 22:20:37]
商店 > あんたも…地図が欲しくて金が無いんだったら、犬でも捕まえに行きな。(そして、店主は最後に、少女に向かいそう言った。少女の視線の先、分からぬではない―防ぐ意志も、あった訳ではない。ただ、浮浪者と同格と扱った、それだけのことだ。) …そいつは、銀貨一枚だね。 (そして、再び視線は、男のもとに戻される。) [Mon 28 Jul 2003 22:20:08]
商店 > (店主は、ふん、と鼻を鳴らした。) 女に溺れるタチかい…幸せな、性質だ。 (店主は短くそう言い、男の承諾の意を聞いた。そして、近くの浮浪者たちに呼びかける―「今から、さっきここらに来ていた犬を捕まえて来い。報酬は、銀貨一枚だ」。浮浪者の幾人かは、それを聞いて、のそりと立ち上がった…そして、駆け出していく。) [Mon 28 Jul 2003 22:18:33]
チコリ > (視線は左右を彷徨う。左に男のシャツの柄、右に地べた照らす茫洋とした灯火。緊張に握り締める手は、じっとりと汗ばんでいた。何せ一人で何かを求めに来た事はこれが初めてであったのだから。)…。(余裕と、したたかさを併せ持つ男の声は、どこか遠い世界の話しの如く。笑む気配悟れば、チラリ…パンツのポケットへ瞳、視線。即座に) [Mon 28 Jul 2003 22:16:05]
> 愛しい女にみやげ物をやりたくてね。掘り出し物狙いって奴だ(指で弄ぶ指輪。別にどれだって構わない、たまたま目に入ったコレは嘘を織り交ぜて話せば馬鹿みたいに喜ぶだろう。店主の言葉に考えを途中で切り口の端笑みを深くして)いいね。金貨一枚で買おう、俺が此処に居るまでに捕まえてくれれば。それにコレも(華奢な白い指で挟んだ指輪を差し出してポケットの中探った) [Mon 28 Jul 2003 22:13:17]
商店 > さて、客の要望には応えんといかんな…俺があの犬を捕まえてこれば、金貨一枚で買うかい? (店主は表情を変えることは無い。無表情とも呼べ、真顔とも呼べるだろう。店主は男にそう言いながら、少しばかり、視線を動かした。見るは、少女―今度は、視線を動かさない。) [Mon 28 Jul 2003 22:08:26]
チコリ > (変わり、口をついて出たのは返答だった。嘲る、感情の篭らぬ眼差しの店主へ。瞳合わせぬ侭で)地図…。(ぽつり。) [Mon 28 Jul 2003 22:07:35]
チコリ > (男が手に取る指輪、見上げる娘は些か、口唇…呆けた様に開いた侭。価値などわからないけれど、その華麗な装飾に夢を描く。)…。(「綺麗」言おうとしてやめた。唇を引き結ぶ…男の喋りを聞いていた。) [Mon 28 Jul 2003 22:06:02]
商店 > (俯く少女の姿が、視界の端には絶えず、映っていた。内容は分からなかったが、何か呟く声が聞こえる。) …何か、入用かい? (だが、店主の意識は、どちらかといえば男のほうに集中していた。古ぼけた指輪をいじる男に、そう問いかける。幼子など、どうせすぐに去るだろう―萬屋に、用などあるまい。否、あったとして、金の無い客には、こちらの用が無い。) [Mon 28 Jul 2003 22:05:03]
> そりゃ一興。あんたが今すぐ捕まえにいってくれるんならこの店ごと俺が貰うんだが(指輪には劣化したひび割れ、親指の腹でゴシリと擦れば美しい装飾と鈍い銀色。片方の手に其れを移せば親指をシャツに擦りつけて。食べ物のシミの付いたシャツにもう一つ掠れた土色、視線だけ店主に動かせば)どうだい。犬は捕まえにいってくれるかい?(可笑しそうに瞳細めて、冗談気に聞いて) [Mon 28 Jul 2003 22:04:12]
チコリ > (ざり、…音は砂の。)…、頭踏まれた…。(その文句は呟きと同等。漆黒の後ろ髪押さえ、笑う髭男の後ろに。…逸らされた視線の意味は言わずとも知れる。うつむいた) [Mon 28 Jul 2003 21:58:14]
商店 > (視界に映ったのは、一人の少女の姿だった。金持ちのご令嬢のようには、到底見えない。金を持っていない客は、店主にとって、野良犬と同じだった。) …。 (一瞬だけ、視線が合う。だが、店主は一言すら発さずに、視線を逸らした。代わりに、店先に立つ男を見上げる。) …あんたが買いたいって言うんなら、捕まえてくるんだがね。(抑えられた笑いに動じることなく、店主はそう言った。) [Mon 28 Jul 2003 21:57:01]
> ああ、いらっしゃいました・・・アレは商品じゃなかったのかい?(野良犬の消えていった先、一瞥して紡ぎだしたのは男の性根を表すような軽薄な口調。口の端吊り上げて)最近の野良は人間みたいな声で鳴くんだなぁ(クックッと笑い抑えて口元押えて店を潜れば直ぐの古ぼけた指輪を手に取り) [Mon 28 Jul 2003 21:55:00]
チコリ > (へたりと地面に這いつくばりながら、巨躯のずっしりとした足音を聞いていた。うれいしおれる裏商店の路地、その隙間で、…キロリと動いた獣の様な瞳。店主と見交わす) [Mon 28 Jul 2003 21:52:02]
商店 > (店主の伏せた視界には、ただ、地面が映る。その隅で、また、ちらり、と影が揺らめいた。野良犬だろうか―そうであろうとなかろうと、店主には関係の無いことだった。) …いらっしゃい。(地面に、人影が映る。何とか聞き取れるような声で、店主はそう言った。遠くない場所から、悲鳴が聞こえる。店主は伏せた眼球を、ようやくその声の方向に動かした。) [Mon 28 Jul 2003 21:50:31]
チコリ > …ぅあっッ(ぎゅムり、野良犬が踏んだは己の頭。逃げ間際の攻撃、避ける事出来ず小さく声。野良犬は振向きもせずに路地の向こうへ) [Mon 28 Jul 2003 21:48:21]
> (前方には負け犬の叫びと佇む巨躯の姿。別に気に留めることも無かった、暇を潰すという嗜好で無ければ。湿気に足を取られるように思える歩調で両の手ポケットに突っ込んで店先に) [Mon 28 Jul 2003 21:48:14]
商店 > (痩せ細った野良犬は非常に軽く、キャインと悲鳴をあげ、あっさりと吹き飛んでいった。店主はその姿をしばらく見つめ、再び目を伏せる。) …。 (何処からだろう。視線を、感じた。だが、どうせ浮浪者に違いあるまい。店主はただ、目を伏せる。ぱたぱた、と足音が聞こえた。野良犬が、逃げていったのだろう。) [Mon 28 Jul 2003 21:46:20]
チコリ > (崩れた城壁の。崩された城壁の小さな抜け穴、窮屈なそこ潜り抜ける様な動き。陰は揺らめく、薄暗いランプの明かりに。) [Mon 28 Jul 2003 21:46:08]
◆スラム > (街の寂れた場所にチコリの人影が訪れる…) [Mon 28 Jul 2003 21:44:05]
◆スラム > (街の寂れた場所にの人影が訪れる…) 『(路地裏に蹲る浮浪児がこちらを見ていた。鮮色の無い生気の抜けた瞳が唯動く人影を追う。其れの一つ歩む男は絡みつくような蒸し暑さと埃っぽい臭いに目を細めて首筋を服の裾で拭った)』 [Mon 28 Jul 2003 21:43:33]
商店 > (ぬかるんだ地面を歩いてきたせいか、野良犬の腹は、べったりと泥で汚れていた。否、薄暗くて分かり難いだけで、それは血なのかもしれない。毒にも薬にもならないことを考える。) …。 (野良犬は店主の右足―棒状の義足の手前まで来ると、フンフンとまた、鼻を鳴らした。そして、訝しげな表情で、店主を見上げる。その表情を見てから、店主は野良犬を、軽く蹴り飛ばした。) [Mon 28 Jul 2003 21:31:55]
商店 > (店主は店先まで歩を進め、放置してあった木箱に腰掛けた。いつもの如く、木箱は悲鳴をあげる。そろそろ変えねばならない。そう思いつつも、幾度もその機会を逃し、木箱は今でも耐えている。根性がある、などと、店主は木箱には似合わぬ評価を下した。) …。 (野良犬が、店主のほうへと近寄ってきた。店主は眉一つ顰めることはしなかったが、歓迎していないのは明らかである。野良犬は、フン、と鼻を鳴らした。) [Mon 28 Jul 2003 21:13:26]
商店 > (ランプの光の先、路地の奥のほうに、一匹の野良犬が見えた。ワン、と鳴く気力も消えうせたような表情で、恨みがましく店主を見てくる。昨日まで店の近くに寝転がっていた浮浪者と、よく似た表情をしていた。) …。 (店主は無言で視線を伏せ、引き戸を完全に開いた。ガラクタばかりの店内が、明らかになる。今のところ、それを見るものは、野良犬一匹しかいないのだが。) [Mon 28 Jul 2003 21:08:04]
商店 > (ガタン、と引き戸が鳴った。少しばかり、引き戸が動いたのだ。店主は一瞬遅れて、音の鳴った方向へ視線を送った。そして、もう一度、力を込める―引き戸を、さらに動かすべく。)…。(辺りは暗い。店内に吊るされたランプの光が、じわりと路地に広がった。明るい、とは決して言えない。むしろ、どんよりとしたその光は、一層辺りの暗さを強調した。落ち窪んだ店主の瞳も、ランプの作る陰影のせいで、一層暗く淀んで見える。) [Mon 28 Jul 2003 21:02:59]
商店 > …。(眼球すらほとんど動かさずに、店主はその影を見送っていた。口の中だけで言葉を紡いだが、こもったその声は、唸り声ぐらいにしか聞こえない。店の外では、極彩色のオウムの入った鳥篭が、ゆらりと風に揺られていた。まさか、風鈴のような軽やかな音も鳴るはずがない。オウムの近くでは、腹を空かせた蚊が、ブゥンと音を立てて飛んでいた。店主に倣うかのように、オウムも瞳一つ動かさない。) [Mon 28 Jul 2003 20:54:44]
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TeaChat 1.6.3
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